と言う事で、翌朝~。 12月9日(日)、WEX最終戦です。
エントリーしてない人達はのんびりと・・、エントリーしている自分達は一足先に勝沼に向かって準備を進めるのでした。
・・で、オータさんとGTO君は、前日車検を受けてないので、バタバタと忙しかった訳ですが、みっちーは前日に車検と受付を済ませていた為、朝は比較的余裕な感じ。
・・と言う事で、少しだけコースの下見に行ってみる事に致しました。
朝一なんで、コースはどこもカチンカチンに凍ってる感じ。
冬場に、こんなに朝早く勝沼に走りに来ないので、これで走るとどうなるのか?、ここから路面はどんな感じに変わって行くのか?、想像でしか分からない訳であります。
・・で、とりあえず大坂の所を歩いていたら、丁度一本向こうの道を歩いている方が一人いて、ご挨拶を致しました。
「勝沼来たの初めてなんで、この場所がどこなのか分からないんですけど・・。」 って。
コース図を見ながら、「今、この辺りで、ここの大坂の迂回路が左じゃなくて右に作られたみたいです。」 って、知ってる情報を教えてあげる。
・・と言う事で、そこからざ~っと分かる範囲で一緒にコースを歩いてみた訳でありますが、、
色々お話ししていたら、同じ80+minにエントリーされてる選手の方で、特に開幕のデコボコランドでは、丁度前を走っていた方だった・・と判明。
・・で、その後のレースでもイイ線で争っていた様なんですが、微妙に毎回みっちーの方が成績が良いらしくって、自分の方が負け越している・・って。(笑) 乗ってるマシンもCRM80って事で、密かにライバル視されてた様です。
と言う事で、今回はどっちが勝つか!の、直接対決?! ちょっぴり楽しみが増えるのでした。
しかーし、その後も色々話をする中で、「以前、ジムカーナをやってた・・。」 って話したら、「先日、友人の付き添いでJAGE杯を見に行った!」 って。 めちゃめちゃ感動してくれました。
そんな感じで、ざ~っとコースのお散歩をして、トランポの所に戻ったら昨日の残りのおでんが温まってたので、つまみながら支度する~。
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そして、朝のブリーフィング。
それが終わると40minのレースがすぐに始まるのですが・・
「お腹空いたなぁ・・。」 って、ガチでおでんを食べようとしていたGTO君、「食ってる暇なんかねーぞ! 早く支度しろっ!」 って、オータさんに怒られる。
更には、「ヘルメットの頬パッドが無いんですけど、タオルでも詰めておけば大丈夫ですかね?」 って。
何でこの期に及んで、そんな大事な事言うの? 前の日に言っていれば、対処のしようもあったのに。(笑)
・・っつー事で、「大丈夫な訳、ねーだろっ!」 って、怒りながらも、自分のヘルメットを貸してあげる優しいオータさんなのでした。
・・で、「やだなぁ・・、俺、あいつの汗で濡れたヘルメット被るのかよー。」 ってブチブチ言ったら、「大丈夫っすよ。 俺、汗かきませんから。」 って。(笑)
多分、かくと思うよ・・。
いっぱい。(爆)
そんなドタバタ劇を演じながらも、スタートラインに立つGTO君。
何だかんだ言いながらも、可愛い後輩のデビューを見守るオータさん。
そして、レーススタート~!
ゼッケン219番、GTO選手、頑張っています。
坂もちゃんと上って行った!
クラスの中じゃ、ダントツでビリになってるけど(笑)、大丈夫。 大丈夫。 ちゃんと走行できてるよ。
・・で、40minのクラスには、カブとかスクーターとか、はたまたクラッシックなバイクとか・・、そういう車両で走れてしまう、ちょっとしたお遊びクラスがあるんですけど、これがまた、見ていてなかなか楽しいんですよね~。
郵便屋さん?
走ってる姿も楽しそう~。
カブでもちゃんと坂を上って行ってます。
流石にパワーが無さ過ぎて、坂を上れないちっちゃいバイクは、ライダーが押したり担いだりしていましたが・・。(笑)
・・で、順調に始まった様に思われたレースでしたが、案の定、2周目あたりで渋滞が発生し始めて、
更には、そこの渋滞区間の手前にて、GTO君もスタックする。
でもね、優しいオータさんがすぐにスイーパーを買って出て、救出をしてあげるのでした。
しかーし、難所区間では、またしてもハマって動けなくなる・・。
そして、マーシャルさんやスタッフさん達の手を借りながら、何とか脱出! スタッフの皆さんも、本当にご苦労さまです。。
その後は、まあまあ順調に走り続けたGTO君。
あちこちで数え切れないくらい転んでいたそうですが・・、
それでも何とか40分を走り切り・・
無事にゴールとなりました。
クラス順位は7台中7位の成績との事でしたが、総合順位は下から5~6番目だったかな?
デビュー戦なんで完走すればOKだよ。 楽しそうで良かった。
しかーし、体から湯気が立つ程汗をかいてたヘルメットは、当然ながら内装は完全に湿っていた訳でして・・
「俺、コレ被るのイヤだぁーー!」 って、超ブチブチなオータさん。
更には、借りてたヘルメットなのに、返す時、思いっきり落とすし。(爆)
すると、ハダさんが、「俺、持ってるから貸してやるよ。」 って。
のんびり出発して来ていた、ハダさん、チュータさん、ゆりねーさんが、少し前に到着をしていたのでした。
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そんな訳で、10時半からは、80+minクラスのレースです。
ハダさんに借りた白いヘルメットを被っている、ゼッケン257番の緑のバイクがオータさん。
「大坂はアクセル全開でね。 戻しちゃダメだよ。」 スタート前にアドバイスをくれる、チュータさん。
「うん。 分かった。」
前回参加したJNCC爺ヶ岳戦に比べると、何だかとっても少ない感じに思えちゃうけど、とりあえず80+のクラスは全部で75台くらいだったかな?
レディースクラスはスタートが一番最後なんでね、一番後ろにスタンバイ。
1シーズンレースに出続けていたんで、段々と顔馴染みも増え、待ち時間に他の人達とおしゃべりしたり出来る様になりました。
ウォーリーを探せ状態ですけど、一番真ん中あたりにオータさんが居ますよん。
ちなみに、みっちーは前回のスタートの教訓を生かして、一番イン側にスタンバイを致しました。
そして、上のクラスからスタートが切られて行く~。
・・で、オータさんの居るCクラスも、スタートが切られた・・
はずなんですけど、、
いつものスタートの雰囲気とは、まるで異なるその様子。。
普通は、一気に全員が1コーナーに向かって加速する訳ですが、何やらみんなモソモソと・・動いている様な・・、いない様な・・。
えっと、状況を説明しますと、、雪道でノーマルタイヤを履いた車が、アクセル踏んでもタイヤが滑って、動けないでいるのに近い感じ?
朝は凍っていた路面が、溶けだしてスリッピーになったのでした。
自分のリヤタイヤを確認するも、全く前には進まない。。
・・で、大半の人達はそれでも何とか走り出して行ったんですけど、何名かがその場から身動き取れない状態となって・・
何とか上って行った所で、滑って転ぶ・・と言った悲劇も起きてしまう。
・・で、その中でもオータさんは、ひときわダメな子だった訳で、、
上っては滑り落ち、アクセル開ければその場で回り・・を繰り返し、最後の一人になってしまったのでした。
見かねたスタッフが駆け寄って、強制的にタイヤの空気を抜いてみる。
大丈夫かなぁ・・って、みっちーも一番後ろから見守ったよ。
しかーし、オータさんは結局坂を上がれなくて、
このまま居たら、先頭の人が戻って来ちゃう・・って事になって、結局コース脇に寄せられて・・
時間が押しちゃった事もあり、残りのクラスがまとめて全部スタートさせられるのでした。
いつもは一気に置いて行かれるスタートだけど、こういう路面に弱いマシンは前に進む事が出来なくて、ソリ号珍しく前に出る。
朝一緒にコースを歩いたライバルの選手は、ゼッケン507番の赤いCRM80。
1コーナーでは前に出られちゃったけど・・、止まっているオータさんの横を抜け、
前回のスタート練習の教訓を生かしてインを小さく狙って行ったら・・
ジャンプまでには前に出た♪
・・と言う事で、一緒にスタートした中では3番手くらいのポジションで立ち上がって行ったのでした。
ちなみに、オータさんは・・と言うと、
誰も居なくなったスタート位置で、
チュータさんに助走を付けて貰いながら・・
何とか、走り出して行けた~。
良かったね。 どうにかレースがスタートできて。
・・と言う事で、最後尾からの追い上げとなったのでした。
~~~~~~~~~~
・・で、みっちー。
その先にある大坂の所は、スタックしている人が居たら迷わず右の迂回路に行った方がいい・・って勧められていた訳で、
案の定、そこに到達する頃には、坂の途中に何人も止まっている人がおりまして、
・・で、丁度そこの分岐点にオーナーさんがいらっしゃって、「迂回路に行け!」 って、誘導された訳であります。
しかーし、その迂回路が思いの外、みっちーにとってはハードな道だった訳でして、入ったはいいけどすぐに何かに引っ掛かって動けなくなってしまうのでした。
・・で、更に上を見上げてみたら、迂回路の方も上の方では渋滞しちゃっている模様。
これだったら、どっち行っても変わらないんじゃん? だったら、距離が短い方が断然早いに決まっている。
オーナーさんには、「押してあげるから、そのまま迂回路を上がって行け。」 って言われたけど、みっちーは、「とりあえず、戻って坂を上ってみます。」 と、入った迂回路を戻る選択をしたのでした。
今思えば、よくあの混雑の中を縫って行く勇気があったもんだ・・って思うけど、(笑)
そこは走り慣れた勝沼の大坂。 行ってみてダメだったら、またその時に考えればいい・・って。
助走ナシでのスタートゆえ、かなりきつい感じでしたが、必死にアクセル開けながら空いてるラインを縫って行ったら、何とか最後のひと上りを残す所まで上がれたよ♪
・・で、何人かスタックしている人は周りに居たんですけど、上れそうな気配があればスイーパーが寄って来て手伝って下さる訳でして、坂の上からフロントタイヤを引っ張り上げて下さって、何とか最後のその勾配を上り切る事が出来たのでした。
あのまま迂回路に行かないで良かった。 お陰で、最初の渋滞区間をいち早く抜けられたよ。
しかーし、
大坂を上り終えた更なる上のセクション中で、事件は起きたのでありました。
標高的には一番高い場所になるのかな? 上って行った先で左に直角に曲がって行く急勾配の道があって・・、ちなみにそこは3本ラインがあるんですけど、最初だったんで、どこをどう行けば良いのかがいまいち分からなかったんですよね。
・・で、左に一人と、右に一人、スタックしちゃっている人が居て、その人達をかわしながらゆっくり進んで行ったんですが、この辺りから上れば良いのかな?・・ってな感じで、坂に向かって車体の向きを変えたんです。
普通はね、助走を付けながら走るラインを、ほぼ静止状態で動いたゆえ・・
向きを変えたその瞬間に、車体がズズズ・・って、まるでアリ地獄に引き摺り込まれるかの様に後ろ向きに滑り始め・・、足で踏ん張って止めようにも、滑り出したらどうにも止まらなくなっちゃったの。
悲鳴と共にズリ落ちて行く、みっちー。
最終的にはコーステープをも越えて、コース外へと滑落をしてしまうのでした。
何とか止まった・・と思い、後ろを振り返ってみると、リヤタイヤとフェンダーとマフラーの間に木の枝が挟まって、それで止まってくれたんだけど、
その事で、今度は逆に車体が全く動かせなくなってしまうのでした。
何とかそこから脱出しようと、必死に力を振り絞るものの、みっちー1人の力ではどうにもならない訳でして・・
更には、手前の大坂にて渋滞が起きているもんだから、スイーパーもスタッフもそっちの処理で手一杯で、こっちには誰一人として居ない状態。
もがけばもがく程、状況は悪化してしまう。
もうダメだ・・。 一人じゃここからは脱出できない。。 誰か来るのを待つしかない・・。
とりあえず、それ以上自分とソリ号が落ちない様、必死になって耐えながら、助けが来るのを待ち続けるのでありました。
つづく。
コメント
>えりあさん
Krazy、見ましたよ。
オチがバレちゃいましたね~。(笑)
>ヒデさん
はじめまして。
WEX勝沼、お疲れ様でした。
255番の車両、確かに偶然あちこち写っていますね。
何気にこれから使おうと思ってピックアップしていた写真にも写っていました。
ブログにアップした写真は自由に使って頂いて構いませんよ。
・・って言うか、私もあちこちから頂いたものとかも使っていますし。(^^;
みっちーさん初めまして。
先日のWEX勝沼に80Cで参加していたヒデと申します。
レース状況をアップされてる方のブログを検索していたらこちらにたどり着きました^^
いくつかの写真に偶然私が写っていたので、もし差し支えなければ私のブログで自分が写っているものを拝借させていただけないでしょうか?
誰も写真撮ってくれなかったので^^;
どうも、坂道があると転倒すると怖いからへっぴり腰になっちゃうんですよね(^^;足が着かないものあるし。
Krazyにあのお方がでっかく登場してますよ~!!<必見
>ヘルパー1号さん
一緒に居ればもっと楽しかっただろうに・・。
ちなみに、この後オータさんはもっともっと色んな事をやってくれます。(謎)
>えりあさん
この程度で修羅場だなんて・・、こんなのまだまだ序の口です。
ホントの修羅場はこれからですよ~。(笑)
ちなみに、別に怪我するイメージは無いですよ。
修羅場だ・・・・Orz
怪我しないほうがおかしいって思えるような。。。かんじですね(^^;
オータくん!(○´艸`)フ゜ッ !
出なくてよかった!