けたたましい爆音を立ててる、チビ号のチャンバー。 どう見ても、使える状態じゃない気がする。
代用品を何とかしなくちゃならないけど・・、さっきのsimさんの部品取り車にはチャンバーは付いていなかった。。

でも、もしかして・・と、僅かな期待を抱きながらsimさんに確認をしてみると・・、
「ありますよ!」 って。 外してあったチャンバーを、車の中からすぐに持って来てくれた!
しかも、ノーマルなんかじゃなく、「プロスキル」のチャンバーだったよ~♪

良かった! コレで復活できる! あとはこれを交換するのみ。
そして、戻って来た小室さんを見てみると・・
チビ号は・・、完全にチャンバーが大破している状態でした。

首の皮一枚でどうにか繋がっていた感じだよ。。
とにかく、コレを急いで交換しなくては・・。
一斉に手の空いてるメンバーが集まって来て、交換作業をしてくれる。

せっかくステー作ったのに・・、あっという間に不用品に・・。
そして、新しくチャンバーが取り付けられて行くのですが・・
チビ号に付いてたダウンチャンバーとは違い、プロスキルのはタンクの下を知恵の輪みたいに通さなければならないので、結構取り付けるのが大変。。

殆ど役に立ってないけど、みっちーも一生懸命お手伝い。。

「もしかしたら、何度か周りとぶつかったから・・。」 って、小室さんがちょっと気にして下さいましたが、
ここは元々弱くって、一昨年はここにクラックが入り・・チェッカーフラッグ直前にチャンバーが落ちかけるというアクシデントに見舞われたんです。。 (どうにか完走したけれど・・。)
それを溶接して直して・・迎えた翌年。 ここのステーが割れるくらいの大転倒してたから、多分ここにも歪みは残っていたかもしれない。。

そして先日、山の上の練習会で、みっちーが右に1回転んでいるし・・。 更にその時、ブレーキトラブルでフルードかけまくってるし。。
掃除しながら、微妙にクラックらしき物が入っていた事は、自分の目でも確認してるよ。。
ステーを作って貰った時に、そこの所も見てといて貰えば良かったなぁ。。 まさか、こんなに割れちゃうなんて、思わなかったよ。
そして、無事に取り付けが終わり、桃ちゃんがコースインして行くのでした。
作業時間、12分。

直してくれた、みんなに感謝。。
当然ながら「チームおよめ」は、最下位まで転落しちゃった訳ですが・・、
ゼッケン2番の源野組と、ゼッケン8番のも~むすも、何度かトラブルでピットイン。

その為、運良く?「チームおよめ」は、8位あたりまで浮上して行くのでありました。
~~~~~~~~~~
朝は緊張しまくっていた桃ちゃんも、チャンバートラブルで戦線離脱した事で、ある意味気持ちも楽になり、マイペースで走り続けておりました。

タイムの方も練習の時のベストから、0.4秒落ちくらい。 チャンバー交換した事で、チビ号もパワーダウンしちゃったみたい・・。
まぁ、走れるだけでも恩の字だから、多少の事は仕方ないよね。。
あと10分もしたら交代かな・・。 そう思い、みっちーも走る準備を始めていた時の事でした。
コースの方で何か転倒があったみたい?! 一瞬にして騒然とした空気が流れるのでした。
「みっちーさん! 桃ちゃんが・・!!」
どうやら、桃ちゃんが転んだっぽい?! しかも、赤旗が振られ、コースコーションになっている?!
3コーナーでフロントをすくわれ、転んだらしい。 とりあえず、単独。
しかしながら、後方から来てた牛若丸号が、チビ号を避け切れず乗り上げて転倒。 こちらはすぐにマシンを起こし、走り出して行ったのですが・・
チビ号はハンドルが曲がり、桃ちゃんは左足の向う脛を思いっきり強打。 幸い骨や関節には怪我は負わずに済みましたが、打った脛の痛みで動けなくなっていたのでした。
ピットに戻されたチビ号は、またまたみんなの手によってあっという間に修復作業が行われ・・
桃ちゃんにも、大きな怪我はない・・との事で、ライダー交代したみっちーがコースインを致しました。
~~~~~~~~~~
走り出すと・・、半端なく力が無いぃーーーー!!
あんなにパンチの効いた加速が有ったのに、フヌケになっちゃって全然坂を上って行かない~~。 もぉ、、悲しくなってしまうのでした。
そして、目の前にはゼッケン11番。 半端ない加速を誇る「デト&ゴン」チームの爆音号。
チビ号だって、「名も無きチャンバー」を付けてた頃には、坂で張り合える加速を誇っていた・・っちゅーのに、、
とてもじゃないけど、立ち上がりからガァ~~っと離され、とても横には並べない。。

そして、最終コーナーでは、追い付くけれども抜けない・・という、ちょっぴりじれったい展開が暫く続くのでありました。
存在に気付いて貰えれば譲ってくれる・・とは思うんだけど、なにゆえ爆音号は超~爆音だし、、チビ号はめちゃくちゃ静かになっちゃったし、、インを刺せる力はないし。。
どうにかして、この均衡を崩したいなぁ・・と思っていたら、後ろから「miniSRIME」の東さんが近付いて来たのでありました。
「よし! 東さんに抜いて貰おう♪」

坂下で、東さんにラインを譲り、みっちーの前に出て貰う。 モタ子号になら、爆音号のインを刺せる力がある!
思惑通り東さんは、次の周回の最終でnobさんのインを刺し、nobさんひるむ。

そのタイミングを逃さずに、みっちーもnobさんの前に出た!
やったぁ~。 作戦成功~♪
無理してリスクの有る事するより、ヒトを使って行った方が絶対安全で確実なんだわっ。
そして、その後は淡々と東さんの後ろを追う。

もしかして、前に出たら若干速く走れるかも?・・って思いも少し有ったけど、東さんとはいっつも一緒に練習していて、タイムは殆ど変わらない事は分かってる。
同じタイムで走るなら後ろの方が全然楽だし、リスクも消耗も明らかに少ない。

・・っつーか、チビ号パワーダウンして、付いて行くのが精一杯な状態なのよ~。
マシンに力がある時には、気にならなかった僅かな失速も、マシンに力がなくなると物凄~く加速に影響が出るのよねぇ。。
なので、最終コーナーでも坂下ブレーキングでも、なるべく失速させない様にして・・、みっちーの頭の中のイメージは、まさにブーメランなのでした。
上手く説明は出来ないけど、コーナーに飛び込んで弧を描いて行くイメージが、ブーメランとシンクロして行くのでした。
メタボチームが出してたボードに、思わずうなづく。

みんなと走れている事が、楽しくって仕方ない。
その後、東さんがピットイン。
そして、暫く走っていると、最終コーナーで44番のけんめい号に乗った志賀さんがインに並んだ♪
「やった! 志賀さん発見♪」

今のチビ号の状態で、付いて行けるかは分からないけど、とにかく必死でみっちーは志賀さんを追い掛け出すのでありました。
最終コーナーで、今までにないくらい左のステップ擦りまくってる。。 また、壊れるかも。 でも、安定している。 転ぶ気はしない。

坂の加速で離れはするけど、その先でつかえた時には何とか追い付く事ができ・・、とにかく必死で追い掛けた。
その時に出したタイムが、22秒450。

「名も無きチャンバー」のままだったら・・、ベスト更新できてたかも。。 そう思うと、ちょっぴり残念だったけど、本当に楽しくって疲れ知らずの45分間でした。
そして、ライダー交代。
ブレーキレバーの角度がいまいち合わなくて、ずっと走り難かったので、交代の時叩いて調整してみたけど・・、固く締められちゃってたので、殆ど動きませんでした。

トルク管理って大事だね。。
そして、4番手ライダーのたかせさんが、コースインをするのでした。
つづく
コメント
>りゅーじさま
桃ちゃんは轢かれてないから大丈夫ですよ~。
うちのチビ号(KSR)のフロントタイヤに乗り上げちゃったので、マシンのチェックをしておいて下さい・・って、ご本人から連絡を頂きました。
りゅーじさんとこのライダーも、痛い思いをしたみたいで・・、こちらも申し訳なかったな。。と。
お互い大きな怪我がなくて良かったです(^^)
すいません、桃さんが転んだのは知ってたんですが、
ウチのワケェモンが轢いてたのを知ったのはレース後でした、
まったく、色々とやらかしてくれるヤツ連れててすいません。。。