2019 JEC福岡レポ

オフロード

7月ですね~。 早いもんで、2020年もあっという間に半分終わってしまいました。
そんな中、まだまだ去年のレポですが(笑)、2019年11月29日(金)~12月1日(日)に行って来たJECの最終戦、福岡の恋の浦でのレースレポを、アップしたいと思います。


この年は、開幕戦の広島以外、JECにフル参戦をしました。
その最終が、福岡だった訳ですが、1000キロ以上もの道のりをトランポ走らせて向かうのは、時間的にもキツかったので、この時はチームトラックでバイクと荷物を運んで貰い、自分達は飛行機で福岡に向かう事にしました。
飛行機でレースに行くのは、初めての経験だったので、かなりワクワク♪

羽田発、福岡行き、TOKYO2020モデル。
この時は、オリンピックが延期になってしまうなど、夢にも思ってませんでしたねぇ。
そんな訳で、あっという間に福岡に到着。
チームメイトのワシズさん、スズキさんと3人で、レンタカーで会場に向かうと、一足先に到着していた社長達が既にパドックを設置しておいてくれました。

コース図を頂いて、コースの下見へ。

「恋の浦オフロードコース」と言うここの場所は、モータースポーツパークの様な場所でして、オフロードコースの他に、ダートラやドリフトやジムカーナが出来るコースがありました。

海に面した場所だったので、エンデューロで使うルートはアップダウンが結構あって、崖の隣を抜けて行く場所もあちこちに。

でも、歩いているとコースの先に見える海が、と~っても綺麗で、めちゃめちゃロケーションの良い場所でした。
下見と準備を終わらせたら、早目に宿へ。 夕飯は、宿の近くの地鶏屋さんへ行きました。

福岡には何度か来た事があるんだけど、いつも時間に追われていて、まともに地元の美味しい物を食べた事が無いんですよね。
なので、今回の遠征の目的は、ズバリ!「美味しい物を食べまくる♪」

初日は、鶏料理をお腹一杯頂きました。 九州の地鶏、めちゃめちゃ美味しかったです♪
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11月30日(土)、レース1日目。

まずは、朝の車検を受けて、パルクフェルメにバイクを入れます。

朝のうちはちょっと雲が多かったけど、天気は一日持ちそうな感じ。 なので、タイム設定はAとなった訳ですが、、気掛かりなのは、その内容。
みっちーは、承認クラスだったので、スタートは全体の一番最後だったのですが、同じコースを5周も6周もする事で、2周目以降は、自分の後ろは赤ゼッケンのトップ‥って状態になるんですよね。
つまり、自分がスタートした数分後に赤ゼッケンの人達が追い上げて来る‥って言う状態。
まぁ、それでも、最初の3周目くらいまでは辛うじて逃げ切れる?‥って思う設定だったんだけど、途中から変則タイムになるもんだから、自分がスタートした2~3分後にIAがスタート‥になる訳で、どぉー考えても無理でしょ?‥っつー状態。
次のチェックポイントまで20分くらいかかるルートで、それっぽっちのアドバンテージ貰ったって、鬼の様に走って来るトップライダーに抜かれまくるのは、目に見えてる訳で‥、本当に、正直、恐怖でしかありませんでした。
そんな不安を抱えながら、レーススタート。
とりあえず、変則設定になる前の最初の数周は、ギリギリながら何とかオンタイムをキープ。 オンタイムでいるうちは、抜かれずに済む状態でした。

しかーし、案の定、変則タイムになった瞬間、タイムアタックに入った直後、IA選手が追い掛けて来る‥って状態になり、もうね、自分の走りどころじゃない状態。 とにかく、後ろから来る選手の邪魔だけはしない様に‥って、後ろばっかり気にする様になっちゃいました。
‥とは言え、コースはそれなりに難しく、常にラインを気にしなければミスに繋がってしまう状態。
そんな中、ベストラインを走りたいけど、後ろから来るから避けなきゃ‥って思った瞬間、キャンバーからタイヤがズリ落ち、落ちてはならない方向へ落ちでしまうのでありました。
あと1m行ったら崖落ち‥と言う所で、フロントタイヤが木に引っ掛かり、辛うじて止まる事が出来たけど、足場はまるで蟻地獄の様。 このリカバリーの何か一つでも間違えたら、崖落ちしてリタイヤになる状況にありました。
とにかく、慎重に‥。 リヤタイヤがこれ以上ズリ落ちない様、近くにあった木や石を積んで足場を固めてから、木に引っ掛かったフロントタイヤを引っ張って外す‥。 ‥っと、引っ張り切れずに、自分が尻もち。 運悪く、切り株の上に思いっきり尻もちをついてしまうのでした。
そんな感じで必死に格闘している中、見上げた先のコース上をYUKIさんが走って行きました。 目が合ったので、万が一、私がパドックに戻れなくても、ココで落ちてる事は社長に伝わるはず。 そう思いました。
その後、本当に数センチずつ、ゆっくりと慎重にバイクを動かしながら、何とか立てられる所まで動かし、バイクを起こして、慎重に慎重に発進‥した!
やった! 何とか、抜け出した!!
ホント、涙が出そうでした。

その後、無事にチェックポイントに辿り着き、遅着も3分程度で済んで、レースに復帰出来たのですが、この遅着のせいで、次の周からは赤ゼッケンの人達と一緒にスタートする事になっちゃいました。
もう、それからは、自分のテストのタイムなんかどーでもいい‥って状態で、とにかく安全に抜いて貰う事だけに気を配り、抜かれる時には広い場所で止まって待つ‥と言う選択を致しました。 キャンバー落ちは、二度としたくなかったんで。
‥と言う事で、3分の遅着は着いたけど‥、とりあえず、最後まで完走してレース終了~。

チームメイトのスズキさんはノーペナルティで完走しましたが、ワシズさんは残念ながらマシントラブルで帰って来れず‥、タイムオーバーで失格となってしまいました。
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レース終了後は、速攻で会場近くの海岸へ。

玄界灘に沈む夕日を見に行きました。

次の日が雨予報だったんで、今日を逃がしたら見れない‥って思って、必死に走って行ったけど、間に合って良かったです。

ホント、綺麗でしたね~♪
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12月1日(日)、レース2日目。
前日のタイム設定がやはりちょっと問題になり、この日は変則設定ナシ、タイム設定も雨を見越して少し緩めになりました。
‥とは言え、レース中は雨は降らず、お天気も良く、海も綺麗でめちゃ最高~♪

見晴らしの良いルート区間では、海を眺める余裕も生まれておりました。

テスト区間の壁ジャンプも、1日目より多少思い切りが良くなったかも。
とにかく、走っていて楽しかった♪

タイム設定も良い感じ。
何よりも、トップ選手が追い掛けて来るのを気にせずに、自分の走りに集中できた‥って事が、一番良かったと思います。

‥と言う事で、承認クラスはみんなで揃ってゴール出来、お互いに励まし合いながら乗り切った‥オンタイムエンデューロ独特の一体感を味わって、終える事が出来ました。

ちなみに、ここの会場には、箱根彫刻の森とか、美ヶ原高原美術館の様に、敷地のあちこちに銅像が立っているんですよね。

‥で、走っていると、いきなり人影が!‥って思うと、銅像だったりして(笑)、最初のうちは何度かビックリしちゃいました。
あ、あと、ジムカーナ練習場では、二輪ジムカーナの練習をしてました。
移動区間から見える場所でやっていたので、誰か知ってる人いないかな~なんて思ったりしましたが、見に行くほどの余裕はありませんでした。(笑)
レースも終わり、片付けを始める頃にはポツポツと雨が‥。

一応、私もスズキさんもクラス優勝だったんですけど、表彰式まで待っていると時間が押してしまうので、一足先に会場を後にしました。

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レース後、近くの温泉に行くと‥
右のお尻に、恥ずかしいくらいの大きなアザが‥。
切り株に尻もちついた時のやつなんだけど、お風呂上りにお尻に湿布貼っていたら、地元のおばあちゃんに、「そこ、痛いと?」 って、博多弁で話しかけられ、「うわ~、博多弁、めちゃめちゃ可愛い~。」 って、マジで思ってしまいました。
そして、福岡最後のご飯は、回転ずし~♪

やっぱ、最後はお魚でしょ~‥っつー事で、玄界灘の新鮮なお魚を、お腹いっぱい頂きました。

帰りの飛行機は、ARASHIバージョン。

乗ってしまえば、あっという間に羽田に到着。
トランポで行こうと思ったら、結構大変な九州の遠征も、飛行機だとこんなにも楽に行けるんだ~って、改めて思いました。
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そんなJECのシリーズ戦も、今シーズンは開幕戦が行われたのみ。 一般道を利用する群馬のレースも、そして日高2Daysも、新型コロナの影響で軒並み中止になっちゃいました。
まぁ、私的にはJECのシリーズ戦は2019年で一区切りにして、2020年は違う事にチャレンジしたい(セローでイーハトーブ(岩手)に行ってみたい~)って思ってましたが、、やはりこちらもコロナの影響で中止となってしまいました。
少しずつ、日常の生活は戻って来てはおりますが、まだ第二波の心配も‥。 一日も早くコロナが落ち着いてくれます事を、心より祈っております。

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