JECライツin成田

オフロード

10月14日(日)、成田モトクロスパークにて開催されたJECライツに行って来ました。
エントリー時、CクラスにするかBクラスにするかで散々迷い、週間予報の晴れを信じてトレールBクラスに決めたのに、土曜日の夜からまさかの雨。 しかも、結構なザーザー降り。 成田開催のライツ史上、最も過酷と言われるレースになりました。


ちなみに、駐車場は2駆のハイエースだとスタックする様な状況だったので、手前の道路沿いに籾殻を敷き詰めた場所を使い、パルクフェルメもバイクが置けない程のコンディションになった為、車検&パルクフェルメインもナシとなりました。
中日本の選手権や勝沼でご一緒しているクサキさん達のパドックにご一緒させて頂きましたが、セローに履いてたタイヤを見て、「このコンディションで、FIMタイヤはヤバくない?」‥って言われる始末。。 しかも、日高の履き古しだし。
「みっちーさんに付き合って同じタイヤで頑張るよ。」 なんて言ってたKさんも、みっちーがコース下見に行ってる間にサクっとタイヤ換えてました。 裏切者ぉ‥。
レースは、午前中がCクラス、午後がABクラスですが、Cクラスはルートが全部カットとなり、レース形式も簡易オンタイム方式となりました。(制限時間内に7回タイム計測をすればOK)
‥で、午後のABクラスについては、状況を見て11時半に決定する、と。
でも、ルートの一部は使うけど、レース方式は簡易オンタイムっぽい雰囲気で、気分的にはほぼそのつもりになっていたのでありました。
Bクラスのレースは午後からなので、午前中はわりとのんびりしたムード。 勿論、これから始まる悪夢への緊張感はありましたが‥。 JJさんのブロンコの前で、Wアヤコさんと一緒に記念撮影しておりました。

ちなみに今回、トレールBクラスのエントリーは3台のみ。 JJさんと、日高の承認Cクラスにも出場されていたセロー250のヤマオカさん。
‥っつー事で、みっちーは仮にビリになったとしても、完走さえすれば表彰台に上がれるポジションなのでした。(おい)
まぁ、問題は、このコンディションで完走できるかどうか‥ですが。 そのハードルが一番高いかもしれない。。(苦笑)
そして、11時半となり午後のレースのブリーフィングが始まりましたが、ルートも駐車場側以外はほぼ使用、レース形式も簡易ではなくちゃんとしたオンタイムでやります‥との事でした。
つまり、「ルート+テスト」を1周22分で走って来ないといけない‥っつー縛り付きで、更には遅着累計が30分を越えたら失格‥。 そして、それを制限時間内に全部で9周するオーダー。
ドはまりしたら、とても1周22分じゃ戻って来れない気がするし、多分、遅着の累積で途中で失格になりそうだなぁ‥と。 とりあえず、行けるトコまで頑張るしかない。
まぁ、一つだけ救いだったのは、通常のレースではスタッフやギャラリーのヘルプは禁止とされていますが、今回はヘルプあり‥って言う事。 どーしても起こせない時とかは、手伝いOKのルールが認められました。
そして、レーススタート。
1周目は下見走行と言う事で、タイム計測はナシですが、22分の縛りはアリ。 そんな中、ちゅるっちゅるの路面にて成す術もなく転びまくるみっちーなのでありました。

でもね、同じ組でスタートをしたJJさんが、ずっと後ろに付いてくれて、転ぶ度に毎回助けてくれたんです。 入っちゃいけないヤチに入って、セローを引き出せなくなった時にも、必死で引き出すのを手伝ってくれて‥
で、その間に停めておいたブロンコが倒れてしまって。。(多分、この時にレバーが折れた?)
これ以上みっちーに付き合っていたらJJさんにまで遅着のペナルティが付いちゃうから、見捨てていいです‥って促したけど、結局、タイムオーバーしながらも1周付き添ってくれたのでした。

もぅね、みっちーはJJさんの紳士っぷりに感動しまくりでしたよ。(うるうる)
そんな訳で、1周目からみっちーは2分の遅着ペナが付き、ブロンコのレバーが折れたJJさんは修理のピットインを強いられて、結局5分の遅着ペナ。 ホント、申し訳なかったです。。

‥で、休む間もなく2周目に入ったみっちー。
泥と雨とでちゅるちゅるになってる丸太は、乗っただけでチュルンと逝っちゃう様な場所。 とにかく、倒すと地獄を見るので、慎重に慎重に前に進んで行く訳ですが、、既にかなりフラフラになっている為、あっちこっちでバタンバタンと転びまくってしまうのです。

とりあえず、難所と言われる様な場所にはスタッフさんが居てくれたので、転ぶと助けてはくれましたが、その都度体力を消耗し、起き上がってもまた転ぶ。。 ダメなラインに入ってしまってまた転ぶ。 制御できずにまた転ぶ。。
結局、テストのタイムは15分22秒。(速い選手だと3分台)
当然ながら、思いっきり遅着も付いて、全く休む事も出来ずに3周目へと入るのでした。

そんな3周目も苦しい状況に変わりは無かったのですが、少しだけコースにも慣れて来て、ドはまりする事も少なくなって、タヌキ街道の丸太では助けて貰ったりはしたけれど、この周、初めて戻って来たらジャスト22分‥って事で、そのまま4周目に飛び込んで、遅着を免れたのでした。
テストのタイムも6分51秒。 速い選手から見れば倍くらいの時間ですが、自分の中では2分の1に縮めた訳で、もの凄い飛躍です。(笑)

それから後は、テストのタイムも安定して6分台で走れる様になって来ました。 ルートでも極端にハマる事も無くなって、ようやく周回して来た後に少しだけ休む時間が取れる様になって来ました。

遅着の累積で途中失格になるかもしれない‥って思っていたけど、このまま行けば完走できるかもしれない‥って、ちょっと思える様にもなり、、
しかしながら、6周目には、またしてもテストで転倒し、スタッフさんに助けて頂くのでありました。

‥と言う事で、この周のタイムは7分台に逆戻りしてしまいましたが、少しずつコンディションが良くなって来た終盤は、疲れた体にムチ打ちながらタイムを縮める意識を持ち、右肩上がりにタイムを縮めて行くのでした。

7周目は、5分04秒。
8周目は、4分56秒。
そしてラスト9周目は、4分44秒。
毎回何かしらミスをしていたタヌキ街道の丸太の所も、最後3周はミスなく通過出来ました。

‥と言う訳で、セローでマディの成田完走♪


しかも、しかも、終わってみれば、まさかの2位♪

入賞の景品では生落花生とキャベツを頂き、抽選会の景品でジャケット頂いちゃいました。

秋冬物の紺色のジャケット。 サイズもぴったり。 ツーリング用にジャケット欲しいと思っていたので、超~嬉しかったです。
走るまでは怖くて不安で、ただただ怪我無くバイクを壊さず終われればいい‥って思ってましたが、終わってみると沸々と反省点が湧き出て来て、あそこのラインはああすれば良かった‥とか、乗り方がイマイチだ‥とか、もうちょっとタイム上げられたんじゃないか‥とか、ついつい思ってしまいます。(笑)
まぁ、走ってる時は精一杯で、そんな余裕は無かったんですけど。
でも、とりあえず、このコンディションをセローで完走出来た事は、自分の中で大きな自信に繋がりました。
一緒に走って下さった皆さん、助けて下さったスタッフの皆さん、大変なコンディションの中レースを開催して下さった運営の皆さまには心より感謝しています。
本当にありがとうございました。
そうそう、レディースバイクの取材で写真を撮りました。

多分、雑誌に載るのかな?

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