JECライツin勝沼レポ

オフロード

タイムリーにアップしようと思いつつ、またしてもあっという間に1週間が経っちゃいましたが、それにしても2週連続で週末は台風の大雨とは・・。 台風一過の晴天で、今日はお洗濯が捗ります。(笑)
・・と言う事で、10月5日(日)、TC85でのデビュー戦となった「JECライツin勝沼」も、朝から冷たい雨に見舞われたのでした。


少し前の天気予報では、降り出しは午後から・・って言われていたので、第1ステージはドライのままで行けるかな?・・なんて思っていたんですけど、期待虚しく、夜中のうちからしっかり降り出しちゃいました。
・・で、「雨の勝沼」・・と言えば、その過酷さは代名詞になっているくらい。。 チュルンチュルンになっちゃって、坂とか上れなくなっちゃうのよ。。
・・で、こーゆーシチュエーションだと、CRF100Fとかのアンダーパワーでトルクの安定したバイクの方が走り易いと言われていて、更に言うなら2スト85はかなり厳しくなる・・そうなんです。
それゆえ、みんなからは、「今日は85は辛そうだねぇ・・。」 とか、「CRF100Fの方が良かったんじゃない?」 とか、事ある度に言われてしまっておりました。
でもね、そこまで言われちゃうと、何か開き直れる・・っつーか(笑)、とりあえずダメでも何でも結果を受け入れる覚悟を持って、挑んでみたのでありました。
朝の受付を済ませ、車検に行く為、エンジンを始動させてみる。
ドキドキのキック・・。 掛からなかったらどうしよう・・と、不安いっぱいでしたが、意外にもサクっと1発で掛かってくれたのでありました。
写真撮り忘れちゃったけど、雨用のエアクリーナーカバーを持って来ていたので、エアクリーナーに被せてみました。
エアクリーナーボックスに雨が入り込んだ時、スポンジに水滴が付いて吹けが悪くなるのを防止する為の物らしいのですが、果たして効果の程は如何に? 試してみる事に致しました。
・・で、車検が終わると、車両はパルクフェルメと言う車両保管スペースに預けられ、その後はレーススタートまでバイクを弄る事は出来ません。

その後、ブリーフィングが行われ、Wクラスの周回数は最初の下見1周+6周との通達がありました。 コースの方も、かなりショートカットされた短いレイアウトになった様です。
ちなみに、今回のWクラスは全部で9人だったかな?

デコボコランドの時もそうでしたが、JECライツは結構女性のエントリーが多いんですよね。
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そして、90分クラス(C/Wクラス)の第1ステージがスタート~。
下見走行でコースインする時間は、それぞれ最初に決められていて、4人くらいが1グループでスタートが切られる訳ですが、下見走行はタイム計測はされないので、急いで走る必要はないのです。
しかーし、この下見走行から波乱の展開?
先にスタートした人達が、あっちこっちでスタックしちゃっていたのでした。
1コーナーからジャンプを越えて、その後、通常の右コーナーを手前の所でカットして右に上って行くのですが、まずそこが最初の難所になっていました。
ベストラインかと思われたラインに1台止まっていたので、ちょっと難しそうだったけど、右側の草寄りのラインを上ったら・・、意外にもあっさり上がる事が出来た?!
その後も、スタックしている人達をかわしながら、そんなに苦戦する事なく、1周回って来れたのでした。
タイヤが新品だった事が良かったのか? もしくは、同じマディでも、結構降りが激しかった事で泥が洗い流されるゆえ、霜だの雪だのの過酷さよりかはマシだったのかもしれない?
とにかく、もっと過酷な勝沼を味わっている身としては、「そこまで大変じゃないかも?」 ・・って言うのが、最初の印象なのでした。
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・・で、全員がコースから戻って来てからいよいよタイムアタックの1周目が始まる訳ですが、早目に戻って来れてたので、そのまま早目にタイムアタックの準備をしていたら、何か、一番先頭になっちゃって、1周目は誰もコースに入ってないベストな状態でアタックする事が出来たのでした。
しかーし、そんな好条件の1周目だったのですが、先程スタックしている人が居た最初のスタックポイントで、今度は自分が罠に嵌ってしまったのでした。
ベストラインかと思われたラインの方が、スタックし易かったみたい・・。
せっかくクリアーで走行できたチャンスの1周目だったのに、思いっきりスタックしちゃったよ~~。 とりあえず、すぐリカバリーは出来たのですが、初っ端から大きなタイムロスを食らってしまいました。
・・と言う事で、1周目のタイムは、1分35秒81。 ダメダメなスタートになっちゃいました。
・・で、気を取り直して頑張ろうと思ったものの、その後は常にコースのどこかに誰かが止まっている状況に・・。
2周目には、後半の狭いウッズで2人連なって止まっていて、完全にラインを塞がれてしまっていたので、その横からちょっと強引に前に出た・・って感じになってしまいました。
そんな訳でタイムの方は、1周目より更に遅い1分39秒17。
3周目は、序盤のスタックポイントでラインを塞いでいる人がいて、その周囲にマーシャルさん達が見守りながら立ってたのですが、マーシャルさんの立っていたラインから上がって行きたかったみっちーは、「そこ、走りたいです!」 と一言叫んでラインを開けて頂いて、前に出るのでありました。
以前は、「上れる!」 って自信がなかったから、そういうチャレンジは出来なかったんですけど、大分自分で出来る事が読める様になって来たんで、「あ、ここからだったら上れるかも。」 って、思える様になったんですよね。
そんな感じで、3周目のタイムは、1分21秒63。
しかーし、4周目は、同じくそこのスタックポイントに、今度は2台スタックしていたので、ちょっと難しいと思われた左ラインにチャレンジ~。 すると、もうちょっとで上り切れる・・って言う所で、スタックしかけちゃったんです。
必死にアクセル開けながら、何とか乗り切ろうと、もがくみっちー。 すると、マーシャルさんがタイミング良く救いの手を差し伸べて下さって、何とかそこで上り切る事が出来たのでした。
そんな訳で、4周目にはまたしてもタイムを落としてしまい、1分28秒66に。
その後、5周目になると、どこのラインが自分にとってベストなのかも分かり出し、コースに居る人を避けながらも極端にタイムロスをする事なく回って来る事が出来ました。
・・と言う事で、タイムの方も一気に上がって、1分18秒82に。
そして、ラストの6周目。
最後のタイムアタックだ・・って思いもあって、少し頑張ってみた訳です。
幸い、序盤のスタックポイントでは自分のベストラインを走れ、大きなロスもしないまま周回出来ていたのですが、、最後ウッズの出口の所で前の人に追い付いて・・、でも、一瞬追い付いた・・って程度でそのまま広いラインに出た時、インから前に出られたので極端なタイムロスはしなかった感じ?
そのままゴールに向かってアクセルを開けて、タイムの方は1分16秒34に。 他の選手がミスをしていた事もあり、最後の最後でこの周回のクラスベストタイムをマークする事が出来たのでした。
・・と言う事で、第1ステージのタイムアタックは、持ち時間半分くらい残した状態で無事終了~。

この6回のタイムアタックのトータルタイムで、とりあえずの順位が決まるのですが、いつもは表示されていたタイム掲示板も無かったし(それゆえ、走っている間は自分のタイムも分からずな感じ)、他の人がどれくらいのタイムだったのかも分からず・・で、自分の順位は全く予想が付かない状態なのでした。
ただ、結構スタックしている人達をサクサク抜いて走っていた・・って印象が、周囲の人にはあった様で、「良かったよ。」 とか、「早かったよ。」 とか、お褒めの言葉は頂けたのですが、、人を抜きながら走ってる時点でタイムアタックのベストは出せてない訳だから、結果の方はどうかなぁ・・と、個人的には思っていました。
でもね、過酷と言われた雨の勝沼で、普通に走行出来た事、多分CRF100Fで走っていたとしてもタイムはそんなに変わらなかったんじゃないかな?・・って思えた事、そしてこのコンディションでTC85がトラブル起こさず走った事が、自分的には大きな収穫になりました。
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第1ステージの終了時間までは、第2ステージに向けてのバイクの整備が出来たので、とりあえず、付いてる泥を落とすべく、ノモトさんに洗車機をお借りしてバイクの洗車をしておきました。

ちなみに、第2ステージとして、「ファイナルクロス」と称されたスプリントレースがあるのですが、それが開催されるのはA/Bクラスの第1ステージが終わってからになるので、この時間から5時間くらい後になるんですよね。
その間、バイクは再びパルクフェルメに保管されてしまうので、バイクの整備は出来なくて、更にはこの雨の中、走って濡れたウエアーのまま・・5時間待つの。。
初めてJECライツに参加した、川西の時と同じシチュエーションになったのでした。
JECライツ、基本的にはタイムアタックは好きなんだけど、この待ち時間がどうもねぇ。。 デコボコランドの時みたいに天気が良ければいいんだけど、雨の中とか最悪なのよ。。
せめて、第1ステージと第2ステージをクラス毎にまとめてくれれば、もっと時間を有効に使える様になるんだけど。 それは、無理なのかしらねぇ。

・・と言う事で、第1ステージの結果もいまいち分からないまま、車両保管の時間となり、再びバイクはパルクフェルメに・・。
軽く着替えはしたものの、あっという間に雨で湿って来ちゃうので、延々と寒さとの戦いの時間が始まるのでした。
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その後、A/Bクラスの第1ステージが始まって、最初のクラスより難易度の上がったコースにて、タイムアタックが開始された訳ですが、こちらのクラスにエントリーしていたノモトさんは、「そんなに難しいコースじゃない。」 と。
やはり、普段のレースコースや、霜やら雪やらの時の方が、遥かに過酷だったみたいです。
ただ、こーゆー日は時間と共にどんどんコンディションが悪化するから、早い時間に走ってしまった方が正解だ・・って、殆ど休憩も取らないで周回数を重ねてましたが、やはり、こーゆー判断は、初めて参加したJECライツであっても、経験値が違うな~って感心させられちゃいました。
第2ステージが開催されるものと思っていたので、無駄な体力は使わない様、わりと大人しくトランポの中やテントの下で時間を過ごしてましたが、2時間くらい過ぎた頃にアナウンスが入り、第2ステージのファイナルクロスはコースコンディション悪化の為、中止になる事が告げられたのでした。

思わず、「良かったぁ~♪」 って、叫んじゃいましたよ。(笑)
だってさぁ、この寒さの中濡れながら14時半くらいまで待ち続け、その後集団で走るスプリントレースで泥まみれになって終了なんて、考えただけでウンザリだったし。 ・・っつーか、マジで風邪引く・・って状態だったし。
バイクの洗車も終わっているし、今着ている、濡れたウエアーを着替えられる・・って言うだけで、ホント幸せを感じました。

・・と言う事で、程なくしてパルクフェルメは解放となり、バイクも早々に回収する事が出来たのでした。
その後、余裕が出来たので、コースの方にもちょこっと見学に行ってみました。
カメラを持ってコースに行くのは、かなり危険だったので(いつ何処で自分が転ぶか分からないくらい、路面がツルツルだったので)、スタート付近しか行きませんでしたが、もうね、スタート位置からスタートをして行く事が出来ないくらいになっていました。

前に進めないもんだから、そこでもがいてアクセル開けるんで更に路面が掘れて行く・・。 まるで落とし穴の様な沼が、そこには出来ていたのでした。

その後、あまりに酷い状態になったので、スタートゲートを若干横にずらす対策が取られ、第1ステージのタイムアタックは何とか終えられた感じでしたが、とてもじゃないけど、この状態ではファイナルクロスは無理でしたね。(笑)

参加者の皆さま、雨の中お疲れ様でした。 そしてスタッフの皆さまも、雨の中常にコンディション整備をして下さり、本当にありがとうございました。
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そして、表彰式~。
結果は、Wクラスにて2位。

1位はサイトウマナさんなので、今の自分が勝てる相手じゃない・・って事で、2位は順当な結果かな?・・と。
とりあえず、「CRF100Fに乗っていた自分の結果に負けない事」 を、当面の目標にしているんですが、多分それには届いているんじゃないかな?・・と。 自分なりに、そんな風には思う事が出来ました。
それにしても、エンデューロ界は「タカハシ」率と「ミチヨ」率がめちゃめちゃ高いんですよね~。(笑)

C市販車クラスでは、姫丸さんが2位入賞。

B市販車クラスでは、ノモトさんが優勝をされておりました。

ちなみに、Wクラス2位の入賞賞品は、SHOEIのキャップ、FOXのグローブ、DUNLOPのタオル、Moty’sのTシャツを頂きました。

JNCCだと殆ど景品が無いんですけど(笑)、JECは色々貰えるからイイですよね~。
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ちなみに、景品の良さのナンバーワンと言えば、ここ勝沼で開催されるクロスカップエンデューロですが、最終戦がいよいよ今週末の10月19日(日)に開催されます。
しかも、今回は午前中のクロスカップが開催され、午後にはWomen’sXも同日開催。 そして、みっちーはその両方にダブルエントリーをする予定です。
午前中が2時間で、午後が1時間半の合計3時間半。
果たしてそんな長丁場、走り切る事が出来るんだろか・・って感じですが、クロスカップはシリーズランキングが掛っているから外す訳には行かないのよね。
クラスランキング1位を死守して、ウエアーセットをゲットするのを目標に、頑張りたいと思います。

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