やたらと毎日時間に追われ、何だかもう10日も過ぎたレポになってしまいましたが、5月11日(日)JNCC第3戦、爺ヶ岳での当日レポです。
5時半くらいに目覚ましの音で起きたみっちーは、ゆっくり朝風呂に入った後、ホテルの朝食バイキングへ。 時間はあまり無かったけど、せっかくのホテル泊を満喫すべく、しっかりとご飯を食べて会場に向かうのでありました。
着いたのは8時くらいだったかな? ソリ号は既にテントから出して頂いていて、みっちーの到着を待ってる状態でありました。
すると、ノモトさんが、「時間ないよ。 急がなくて大丈夫?」 って。
スタート集合は9時くらい・・って思っていたので、1時間くらい余裕がある・・って思っていましたが、「8時○○分には集合だよ?」 ・・って?!
それはちょっと急がないとヤバいかなぁ・・と思っていたら、そのタイミングで会場アナウンスが入るのでした。
「Kid’z&Tryクラス、・・・・により再スタートと致します。」
内容は良く聞こえなかったけど、どうやら一部コースにトラブルがあったみたいで、一旦全員が戻った後で仕切り直しをするとの事。
・・っつー事は、その後のFUNクラスのスタートも、当然だけど遅れる見込み?
「余裕じゃん♪」
急ぎかけていた所、ゆったりモードに戻るみっちーなのでした。(笑)
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・・っつー事で、慌てる事なく準備を済ます。
着替えも終わってまったりしていたら、何やら仲間うちのバイクがトラぶってる模様?
何事かなぁ?・・と思ったら、どうやらチェーンがダメになってて交換しようとした所、1コマ足りないとか何とか。
サイズを見たら520。
そう言えば、RKの520ならコマを1つ持っていたかも?・・と思って道具箱を探してみたら、ありましたよ~。 カシメのコマが。
「何でこんな物、持ってるの?」 って、みんなに不思議がられたけど、多分CBR600に乗っていた時の物かな? スプロケのサイズを換える時の為に、用意しておいたけど使わずにそのままになっていた物かと。
・・と言う事で、ひょんな所でひょんな物が役に立つのでありました。
そうそう、ブーツゲイター(ブーツの口から泥とか石が入らない様にするやつ)を、今回自分で作ってみました♪
みっちーも今までは、こういった市販品の物を使ってましたが、(写真は盗撮です↓ 笑)
結構破け易いのと、あと・・ガソリンと反応する繊維があるみたいで、以前、薬品火傷した事があったんで、それからちょっと恐くなって自分で作ろう・・って思ったの。
一番上のバックルまで覆える長さがいいなぁ~と思って、ちょっと長目に作ってみましたが、何か周りからの評判が良くて。(笑) 「買うから量産して!」 ってリクエストがあったので、使い心地を確認してから何枚か作ってみようかな・・って思ってます。
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そして、いよいよFUNクラス、100分レースの始まりです~♪
スタート前はドキドキして毎回お腹が痛くなってしまうのですが、今回は朝ご飯食べ過ぎたせいか、めちゃめちゃ吐きそうになりました。
やっぱ、あんまり欲張って食べちゃいけないですね。(反省)
そして、スタート30秒前。
・・で、ホシノさんの旗振りで、レーススタート!
緑ゼッケンのAクラスからスタートして行き、続いて黄色ゼッケンのBクラス。
その後、Cクラスがスタートしたのち、Wクラスとなる訳ですが、ピンクゼッケンが今シーズンから参戦のWAクラスになります。
・・で、スタート~。
どうせ、最初から競り合える車両じゃない・・っつー事で、ムキにもならない訳ですが、足付きが良いんで走り出しの一瞬だけは、そんなに遅れも取らない感じ。
しかーし、1コーナーに行く頃には、先頭からは大きく離され・・
更には、立ち上がる頃には、ペケから数えてみた方が早いくらいのポジションになる。(笑)
しかーし、2コーナーに突っ込んで行く先頭グループでは転倒なんかもあったりして・・
やはり常勝の#901カオリさんと、#902カヨさんが、後続を大きく引き離して行く訳ですよ。
ん~、やっぱ、開けっぷりが違うわなぁ。
みっちーが、ゲレンデ斜面を上る頃には、先頭の後ろ姿は遥か彼方に見えなくなってしまうのでした。
勿論、WBクラスやWDクラスの選手にもバンバン抜かれてしまう訳で、この時ばかりは毎回毎回、CRF100Fじゃ太刀打ちできない・・と、痛感させられちゃいますねぇ。
・・で、ガレクライムの分岐点。
1周目なんで当然ガレは混雑している事だろうから、みっちーは迷わず迂回路に行ったのですが、目の前を走っていたWクラスの選手の方は、迷う事なくガレの方に行ったんですよね。
果たして、この運命の分かれ道は、結果的にどうなるのか? 合流地点にどっちが先に現れるのかを、密かに検証してみる事に致しました。
・・で、迂回路。
難所は無いと思ってたのですが、新設ルートの右に上がって行く所で、何やら渋滞している模様?
「あそこ、そんなに難しそうな場所だったっけ?」 そう思いながら近付いて行くと、狭くなっているガレ場の所で転倒者が道を塞ぎ、通れるルートがかなり限られていたのでした。
でもその事で、微妙に足止めを食らっていたWAクラスの先頭に追い付いた~。
・・で、将棋倒しになって倒れたバイクのタイヤの隙間を縫って、いち早く渋滞を突破する~♪ こーゆートコ、抜けて行けるのが、CRF100Fの強みなのよね。
その後は、ちょっと心配していたウッズの中も、前日によーく下見しておいた事と、前のクラスの選手が通ったタイヤの跡があった事で、何て事はなく通過。
丸太にぶつかって止まってしまった人達を横目で見ながら、順位を上げて来ている事を少し感じるのでした。
計測ゲートに戻って来ると、ノモト夫妻が手を振って声援を送ってくれました。
掲示板には、「1 913」の表示が?!
「913」はみっちーのゼッケンで、その前にある「1」の数字は、クラス1番と言う意味・・のはず。
「え?? WAクラス、トップで戻って来た?・・って事?」
ちなみに、この日パドックをご一緒していたFUNクラス参戦のメンバーの中でも、トップで戻って来ていたらしく、何だかとっても幸先の良いスタートとなるのでありました。
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2周目。
再び、ガレクライムでは迂回路へ。
多分、またあのスポットで渋滞してるとは思ったけど、でも、あそこの渋滞ポイントが自分にとっての稼ぎ所だ・・って思っていたので、ある意味楽しみにしてたのですが、、
その渋滞ポイントの見える数メートル手前にて、スタッフに「STOP」を掛けられてしまうのでした。
「行きたいのに。」 「行けるのに・・。」 って思ったけど、どうやら通過できない人が多い為、ショートカットになる模様。
・・で、不公平が起きない様に、今スタックしている人達が全員クリアーになってからオープンにするから、待っている様に・・と。
・・で、みっちーがそのポイントに来た時には、みっちーの前には3人くらいしか居なくって、スタッフからは、「来た順にスタートにしますから・・。」 と言われていたから、それを信じておりました。
でも、待ってる間にどんどん人が増えて行って、その中にはWAクラスのピンクゼッケンもチラチラ見えて、「あ~あ、せっかく1周目で作った貯金がこれでパーだわぁ。。」 と、ちょっと思った訳ですが、
それでも、「来た順に・・。」 って言われていたから、その言葉を信じて待っていた訳です。
しかーし、コース解放になった瞬間、そんなのどこ吹く風とやら・・で、後から来た人達が一斉にアクセル全開で出て行った~~。
うそつき。。
でも、まぁ、そーゆー理不尽な事は生きてく上では往々にしてある訳で、そんな事にいちいち文句を言った所で始まらない。
トップを取ったのは1周目だけでした~(ちゃん、ちゃん、)って事で、これも笑い話かな?・・と思った訳でありますが、、何か、またしてもウッズで上手く抜き返せた?
1周目よりもラップタイムは1分以上遅かったのに、再びクラス1位にて通過する事が出来たのでした。
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3周目。
この頃になると、WAクラスで2番手を走っていた選手とも、1分以上のタイム差が出来、周回毎に2位との距離が開いている事に、パドックでも安心感を抱き始めていた様でした。
しかーし、これが抱いてはいけなかった油断の始まり。。
迂回路コースがショートカットされた事もあり、3周目からは渋滞も無くなり、流れも良くなって行きました。
転倒もなく、トラブルもなく、ごくごく平和に過ぎて行くレース。
時々、クラッチの遊びの確認もしてみたけれど、何の問題も無い感じ。
そんな感じで3周目には、このレースでのベストラップの14分57秒をマークするのでありました。
順位の方も安定して、WAクラスの1位をキープ。
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4周目。
スタートから大きなミスなく走り続けておりましたが、レースも始まって後半戦へと差し掛かり、コースの方も若干荒れが目立つ様になって来ました。
みんなが通るウッズのラインが段々掘られ始めて来て、今までは引っ掛からなかった木の根っこが剥き出しになって来始める。
同じ所を同じ様に走っていたんじゃいけない・・って言われていたのに、新しいラインに飛び込んでそこでミスをするのが恐くて、ついつい毎回走るルートを通ったら、、
「へ」の字になってる木の根っこにリヤタイヤが引っ掛かり、初めてリカバリーを必要とするミスを起こしてしまうのでした。
バイクから下りてリヤをちょっと持ち上げれば、脱出できたレベルのロス。 タイム的には10秒そこそこだったんじゃないか?と思うんだけど・・
しかしながら、他にもホント些細なレベルのタイムロスが積み重なって、4周目には3周目に出したタイムより45秒もタイムを落としてしまうのでした。
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5周目。
順位は相変わらず、WAクラスで1位をキープ。
序盤でみっちーの後ろに付いていた2番手3番手の選手とは、その差が開いて行く一方で、追われている気配は感じない。
普通だったら仮に1位を走っていても、熾烈なバトルが展開される・・って思うんだけど。 何だか出来過ぎな展開に、みっちーはちょっと拍子抜けしてしまうのでした。
更には、レースも1時間を経過して、誰とも絡まず走り続けている事に、若干飽きて来たりもして・・
「もしかして、このまま1位でゴール出来ちゃうのかなぁ?」
「WAクラスのデビュー戦で、いきなり優勝なんて、ちょっと出来過ぎなんだけど。(笑)」
「優勝するなんて思ってもいなかったら、サイドスタンド持って来てないわ~。」
「・・っつーか、コメント、何言おう。。」
などと、余計な事を考え始めちゃうのでした。
本来なら、集中力が切れてる自分にもっと早くに気が付いて、残り30分、走る事に集中をする努力をしなくちゃいけなかったのに・・、そんなくだらない事を考える事で、退屈して来た気持ちを紛らわせてしまうのでした。
大転倒は、そんな直後に起きました。
何気なく走っていたウッズのライン。 路面が掘れたり、木の根が浮き出してたり、あっちこっちに注意を払わないといけない状況になっていたのに・・。
気が付いた時には足元をすくわれていて、そのまま転がる様に転倒~~。
「あぁ・・、やっちゃった。。」
その時初めて、浮かれていた自分の気持ちを大きく後悔した訳ですが、、時、既に遅し。。
ソリ号を起こして、足場の悪い中、フロントタイヤを蹴って直して、それから必死でキックするも、エンジンが掛ってくれないの。。
泣きそうになりながら、必死でキックしまくって・・
その横を、ピンクゼッケンのバイクが何台も通過して行って・・
「何だ、こんなすぐ後ろに迫って来られていたんだ。。」 って、初めてその時、気付くのでした。
その後、ようやくエンジンも掛かり、再始動できた訳ですが、、自分のミスで大きく順位を落とした事に、かなり落ち込みましたね~。
でもね、もっと冷静に考えて、気が付くべきだったんですよね。 トップ集団が追い上げて来るであろう事を・・。 だってさ、ラップタイムで2分も差がある訳なんだから。
最終的に優勝をした#902のカヨさんも、2位になった#901のカオリさんも、1周目に大幅なタイムロスをしてしまっていて、カヨさんが5分遅れ、カオリさんが10分遅れの展開になっていた訳です。
それを、怒涛の追い上げで追い掛けて来ていたんですよね。
まぁ、そもそも二人の眼中には、みっちーなんかは存在して居なかった訳で、カヨさんとカオリさんがバトルしながら競り合っていただけですが・・。
そんな訳で、目の前にチラついていた優勝は、一瞬にして幻と化してしまうのでした。
しかーし、事件はこれだけじゃ終わらなかった。
この時間帯って、速いクラスのトップ集団がラップして来る時間帯だったんですよね。 それゆえ、レベル差の違う人達がとっても入り混じる混雑タイム。
丁度、ウッズコースからの出口にあたるちょっと狭くなってる所で、みっちーの目の前に居た人が急に止まって、それゆえ、みっちーも止まったんだけど、運悪く足場が悪かった事で右によろけて、右から来た人にぶつかってしまったんです。
先程のキックでかなり体力を消耗してたんで、普段だったら支えられる様な所が、支え切れなかったの。。
・・で、その人にぶつかった事で、みっちーは態勢を立て直す事が出来たんだけど、今度はその人がよろけちゃって、結局バイクから下りてリカバリーする羽目に。。
その事をかなり怒っていたみたいで、すんごい怒鳴られたんだけど、みっちーも悪気があってした事じゃないし、自分も必死だった訳だし、、とりあえず、前の人が進んだんでその場に止まってる訳にも行かず、「ごめんなさいーー!」 とだけ叫んで、走り出して行った訳です。
まぁ、怒る気持ちも分かるけど、相手も転んだ訳じゃないし、レースなんだから仕方ないよね・・って思ったら、、
ウッズから出た所のプチガレ場の所で追い付いて来て、横から思いっきりタックルされた?!
思わずよろけて足を着いたら、みっちーの足の上を相手のリヤタイヤが踏んで行って(これは偶然だろうけど・・)、更には捨て台詞まで吐かれて・・
みっちー、思わずボーゼン。。
「そ、、そこまでする程の事だった??」
よく、上のクラスになると、やられたらやりかえす的な事がある・・とは聞いていたけれど、仮にもCRF100Fに乗るジョシ(いちお・・)相手に、あまりに男らしくないんじゃない??
・・と、個人的に思った訳ですが、、
仕返しはまだ終わらなかった。。
そこからすぐ先のゲレンデ斜面で、またその人が転倒しちゃっていたみたいで、止まってしまっていた訳ですが、「あ・・、あの人だ。。」 って思いながら、また抜いて走って行ったら・・
その人が追い抜きざまに、またしても横に並んで肘で押すのよ。。
広いゲレンデ、フルサイズのマシンとCRF100Fとじゃ、普通に走ってもスピード差があって危ないから、大抵の人は大きくマージンを取って抜いてくれるのに、ギリギリをかすめた上に押す・・って何??
「この人、私が転倒しないと気が済まないの??」
あまりの執拗さに、ちょっと恐くなって来る。
私はこのレースが終わるまで、この人と戦い続けなきゃならないの?? ゾッとする思いにかられるのでした。
ちなみにその後は、その選手とは遭遇せずに済みましたが、1位だった順位は転倒によるタイムロスで、大きく4位まで落ちてしまうのでした。
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6周目。
たった1回の転倒で、これ程までに順位を落とすWAクラスの厳しさを、痛感させられたみっちー。
応援してくれていた人達に申し訳ない・・って思いにかられ、少しでも落とした順位を取り戻そう・・と、頑張って走るのでありました。
横飛びの坂は少しのミスで左の林に飛ばされて行ってしまう訳で、それを回避する為には林から遠い右端ラインを走るのがベストなんですが、うっかり真ん中のラインに行ったら、危なく左に吸い込まれちゃいそうになり、リカバリー。
途中、YZのピンクゼッケンの選手と抜きつ抜かれつの展開になりながら、ベストの走り・・とは言えないけど、とりあえず大きなミスは起こさずに、タイム的には2ndタイムの15分23秒をマークするのでありました。
そして、順位を1つ上げ、何とか3位に食い込んだ?!
掲示板を思わずガン見しちゃいましたよ。(笑)
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そして、時間的にもファイナルラップの7周目。
ガレ場やギャップなど、足元の悪い所ではスタンディングの方がいい・・と、スクールで教わって来ていたんで、今回は出来るだけスタンディングで乗る様に結構意識していたんです。
でもね、今こうやってレースを終えて、色んな事を振り返って、何かそれはCRF100Fには当て嵌まらないんじゃないか?・・って、そんな風に思える様になったんですよね。
フルサイズのバイクだったら・・、もしくは同じミニサイズでもレーサーの足回りであったなら、それは有効かもしれないけど、CRF100Fの場合、元々とっても低い所に重心があるから、その上で無理にスタンディングをしようとすると、重心の位置が極端に変わって不安定になる気がするの。
だからね、立つ事よりも低い所にある重心の利点を生かして、シートから少しお尻を浮かせたくらいの所で低く乗ってあげる事が、ベストなんじゃないか?・・って、そんな風に思うんです。
まぁ、それは、何度も転んだこのレースから学んだ持論なんだけど。
でも、レース中はそうじゃない。
最終ラップだから・・って、ミスをしない様、忠実に走った訳ですよ。 今までだったら座ってやり過ごしていた所も、ちょっと無理して立ったりして・・。
でもね、迂回路にあったちょっとしたガレを、頑張ってスタンディングで走ったら、足元を掬われる様に大きく転倒。
石にブレーキレバーがガツン!とヒットして、一瞬「ヤバっ。。」って思ったけど、ホルダーが上手く回って力を逃がしてくれた事で、レバーは折れずに済みました。
更には、手でガンガンと叩いたら何とか元の位置に戻る・・と言う、絶妙なトルク管理に、ちょっぴりご満悦なみっちー。
・・って、転んだくせに「ご満悦」なんて、呑気な話なんですが。(笑)
しかーし、その転倒でWAクラスで競っていたYZの選手に抜かれてしまい、再び4位に転落。。
何とか、3位には食い込みたい・・と一生懸命追い掛けて、ウッズで逆転。
しかしながら、ウッズの後半で深くなってる轍に行ったら、先頭の人がスタックしちゃって、足止め食らっている隙に、再び前に出られちゃって・・
でも、今度は、相手が足止め食らってる間に、違うラインから前に出て・・と、ホントにもう何度抜いて何度抜かれたんだろう・・って、思うくらい、激しい攻防を繰り広げた訳でありますが、最終的にはみっちーが先にウッズから出て来るのでありました。
ちなみに、初めてこのウエアーでの写真を見て思った事ですが・・、背中に背負ってるキャメルバックと、シートの黒がウエアーと同化しちゃうから、何かとっても太って見える??
シーズン始まったばかりですが、個人的には、「これはナシでしょ?」 って、感じてしまっております。。
ロックンロールリバーでは、カメラを持って歩いていた楽さんに遭遇しました。
写真を撮って頂いて、ありがとうございます♪
・・っつーか、今回ずっとMCをされていましたが、CRF100Fはエンジン音が静かゆえ、走っていてもMCの声が結構聞こえるんですよね。
何度も名前を呼んで頂いていて、ありがとうございました。
そして、最後のゲレンデ斜面。
パワー差のあるバイクには、ここで追い付かれてしまうから、YZから逃げ切る事が出来るのか?、最後の勝負の場所なのです。
慎重に・・でも、頑張って、走っていた訳でありますが、、時間と共に深まる轍やブレーキングで出来るギャップ。 そのギャップは、まるで洗濯板の様な、ウォッシュボード化する訳です。
フルサイズのタイヤが作ったそのギャップは、ミニのサイズ・・しかもCRF100Fの短い足とはピッチやリズムが合わない訳で・・
更には、先程の転倒で微妙に緩んだホルダーが、その後の振動で更に緩んでしまったみたいで、握ろうと思ったブレーキレバーが完全に下向いてたの。
握ろうとして手首を返したら、ハンドルの抑えが利かなくなった。。
ゴールはもう、目の前まで見えていた。
それなのに・・
それなのに・・
ウォッシュボードの終盤で、前転をしてしまうのでした。(くすん)
遠目に見てたらウォッシュボードがある事なんて、全然分からないもんだから、カメラを構えていた旦那さまは、いきなりコケた事にビックリした・・って。
「写真、撮らなかったの?」 って聞いたら、「撮ってない。」 だって。
ちぇっ。
・・で、話を戻して、転んでしまった訳であります。
「あ~、もうダメだ。 追い付かれる。」
ウォッシュボードで前転する・・って、結構激しい転倒だよ。 起き上がったら体中から泥の塊が落ちてくるし、どこがどうなったのか分からないけど、あっちこっち体も痛い。
もうね、ここから力を振り絞って走り出す事が余りに辛くて、抜かれてもいいや・・って、一瞬全てを諦めそうになったけど・・
「いや、まだレースは終わっていない!」 って、最後の力を振り絞ってバイクを起こし、エンジンが掛っていない状態のまま、ゲレンデ斜面を下り出すのでありました。
キックするのが辛かったから、このまま下まで走り切れたらラッキーかな?・・って思ったけど、やはり傾斜が無くなった所で惰性は無くなってしまう訳で、そこで初めてキックした。
すると・・、掛らないと思っていた物が、1発で掛ってくれたよ♪
ちょっと走ってみた事が、良かったのかもしれない?
そんな訳で、最後の力を振り絞り、何とかゴール。
掲示板を見てみると、そこには「3 913」って。
何とか3位を守り切った訳ですが、、まさか4位になった選手が、その5秒後にゴールしたなんて、みっちーは知る由もありませんでした。
ん~、あの時、1発でエンジンが掛っていなかったら、間違いなく4位だったな。(笑)
僅か5秒差の逃げ切りに、何かドラマを感じてしまうのでした。
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・・と言う事で、WAクラス3位(7人中)。 総合順位は158位(334人中)でした。
転倒やミスが無かったら、総合順位はもう少し上に行けたと思うけど、WAクラスの順位は・・結局3位だったかな。
ラップテーブルを見てみると、ベストラップで走っていても、カヨさんには6周目、カオリさんには7周目にパスされていた気がするし。
後半のミスはちょっと情けなかったけど、それでもスタートから1時間まで1位をキープ出来た事、CRF100Fで、かなり頑張ったんじゃないかな・・って。
次回は最後までミス無く走り切れる様、頑張りたいと思います。
ちなみに、クロスオーバー(車両排気量別)での順位は、8人中2位でした。
CRF100FとCRF150が同じ括りになっちゃうのが、ここのクラスの辛いトコだけど、でもね、いつかこの括りでもトップに立てたら嬉しいな・・って、密かに思ってる所です。
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終わってからは結構ヘロヘロ。 疲れきって、暫くお昼寝しちゃいました。
普段はしない様な大きな転倒を、3回も食らっちゃったから。(笑) 体もかなりバキバキでしたね~。
ちなみにソリ号は、ノモトさんちの洗車機借りて、旦那さまに洗って頂いちゃいました。
P1パドックは、目の前に川が流れているんでイイんですよね♪
たまーに、上流から怪しい物?が流れて来るんで、若干注意も必要ですが。(謎)
ちなみに、転倒がかなり激しかったのか?、アンダーガードの泥除けにいつも入れているスポンジが、1コ無くなって、1コは落ちかかっておりました。
ブレーキレバーは、こんな角度になってたし。
ハンドガードのアームに当たって止まってましたが、アームが無かったら真下まで行っていましたね。(笑)
アームを若干高目に設置しておくのも、レバーの回り防止になって良いのかも。
そうそう、レースが終わってから、AMZOILの磯部さんがわざわざパドックに来て下さいましたが、AMZOILとっても良かったと思います♪
爺ヶ岳だと、レース途中で、「クラッチ滑り出してるかな?」 とか、「ちょっと熱ダレして来てるかな?」 とか、はっきりした原因は分からないけど、何となく不安を感じる事は起きていたんですよね。
でも、今回はそれが全く無かったです。
勿論、クラッチ一式新品に換えて、調節も完璧にやって貰った・・って言うのも大きいかもしれませんが、今後も安心してレースに参戦出来そうなんで、良かったな~って思っています。
あ、あと、片付けをしていたら、ダンロップの営業さんがタイヤ調査に回っていたので、「MX32、とってもイイです♪」 と、お伝えをしておきました。
グリップも良いけど、MX31より持ちもイイ様な気がしますね~。
「このタイヤで、レース4戦目なんですよ。」 って伝えたら、「2戦目くらいかと思いました。」 って。
「まだまだ全然行けますね。」 って仰ったんで、5月25日のピットクルーカップも、このままのタイヤで走っちゃおうと思います。
その後は、COMPクラスのレースが終わるのを待って、(疲れていたので写真もナシで・・)、帰りはいつもの「すずむし荘」にてお風呂に入って帰って来ました。