DRZのエンジンOH

バイクの話・DRZ

先週の話になりますが、「Shiro号」はエンジンのOHする為に、アブソリュートに入院させて来ました~。
壊れてないからまだ行けそうな気もしたけど・・(おい)、桶スポでオールスターの選手の方々と色々お話していたら、「普通はシーズン途中で1回くらい開ける。」 とか、「壊れる前に点検する物。」 とか、普段言われている事と同じ様な事を言われたから、やっぱ、そう言う物なのかなぁ・・と。


耐久レースも走り切って、気持ちの踏ん切りも付いた事だし。(笑)
美浜だの琵琶湖だの、せっかく遠くまで行った先でエンジン壊れて走れない~なんて事になっちゃったら、そっちの方が悔まれるし・・ね。
そんな訳で、出来る所までは自分で頑張る・・っつー事で、3月16日(金)、OH作業に取り掛かるのでありました。
「オイル抜いて、冷却水抜いて、外装外して、タンク外して、ラジエーター外して、マフラー外す。」 ・・って、相変わらず一気に指示するふくざーさん。
でもぉ~、DRZなら一気に言われても、もう慣れてるから大丈夫だもんね♪
・・っつー事で、オイルを抜く。

高いオイル。 2時間半くらいしか使ってないんで、ちょっと勿体無い気もするけど。。
・・で、冷却水。 なんか綺麗~♪

しかーし、抜き取る前にキャップを開けたら、上からは見えないくらいに減ってしまっていた訳で、、

抜き取った量を見ても、いつもに比べてとっても少ない・・気がするのよ。
「何か、少ない。。」 って言ったら、「走る前に見なかったのか?」 って。
全くもって見ていないんで、「見なかった。」 って、とっても正直に答えたら、「バカヤロウ。」 って怒られたよ。。
まぁ・・、KSRⅡも冷却水入れずに走ったくらいだから~、そもそもラジエーターをチェックする習慣が無かった・・っつー事よね。
今度からは、ちゃんとチェックする様に致します。。
・・で、耐久走り終わった後のガソリン残量のチェックも兼ねて、タンクのガソリンを抜いてみたら、何と!4L以上も残っておりました。

タンク容量10Lの所、8L入れてレースに臨んで、1時間走って4Lも残っている・・と言う事は、もしかしたら実際の耐久レースになって来ると、満タンで2時間走り切れちゃうのかもしれないなぁ。。
何か、凄く恐いけど、一度試してみたい気もする。。(笑)
そして、コックをオフして、ホース外してタンクを外す。

その後、マフラー外して、エキパイ外して・・、
ふくざーさんがお昼を食べに行ってる間に、言われた所までトラブル無く一人で作業出来ましたよん。

ちなみに、外したマフラーは、先端の部分から若干排気漏れの痕跡が見られたので、グラスウールの交換を兼ねて、フクイレーシングさんの元に修理に出す事に致しました。
・・で、この状態でとりあえず洗車~。

「2番」ゼッケンは剥がしたので、「34番」に戻りました。
・・で、外したパーツも個別に洗う~。 普段、手の入らない所まで、歯ブラシ使って丹念に汚れを取ってあげました。

フィンの潰れも、マイナスドライバーを使って、一つ一つ丁寧に直しておきましたよん。
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・・と言う事で、いよいよエンジンを開けられる所まで来たんですけど、、今日はここで諦め状態かもしれないなぁ。。と。
工場の外で思う、みっちー。

何故なら・・
ふくざーさんが、ラムちゃんのSXVの組み上げ作業をしていたから。
部品が入荷しなくって、開幕見送りかと思われていましたが、何処かの誰かが持ってる在庫を探し出して、エンジン組み上げたんだとか。

・・っつー事で、何とかSXVが開幕戦に間に合う様に・・って、みっちーが「プレミアムモンブラン」を貢いでおいたよ。
ついでに、みっちーの「Shiro号」のエンジンの状態も見たいなぁ・・って気持ちを込めて、パフェアイスも。

・・っつーかさぁ~、自分でやれよなぁ。。>ラムカーナ
最初に貢ぎ物持って行かないから、こんなギリギリになっちゃうんだろうが!
そんな訳で、ラムちゃんのマシンに仕上がりを見守りつつ・・、暇潰しに錆びたボルトのお手入れをする~。

ちょっと、趣味になりつつあるかも。(笑)
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すると・・、その後、SVXの出来あがりに目処が付いてきたらしく、「Shiro号」が工場内に入れられたよん~♪

パフェアイス、ここで力を発揮したか?!(笑)
しかーし、リヤフェンダーが跳ね上げられたり・・とか、キャブが取り外されたり・・とか、色々進んで行く中で、衝撃の事実が発覚されて行く訳ですよ。。

「ちょっと、ちょっと、、みっちーさん。」 って、呼ばれたので、ふと見てみたら・・
その昔、何処かで無くして探していた、みっちーの17ミリのソケットが、こ~んな所から発掘されたり・・

何か、ダクトのバンドの所でホース1本噛んでたり・・とか。

「これじゃ、二次エアー吸ってるだろ。」 って言われたけど、、今更しぃ~らない・・っと。
そして、キャブが外される。

ちなみに、余談ですけど・・
エンジンマウントは、フレームに溶接な感じじゃなくて、別パーツだった訳でして、ここにクラックが入るトラブルは、今の所起きた事はないそうです。

そして、カムシャフト君、登場~。

とりあえず、元気な姿でおりましたが、カムシャフトのピンについては、耐久性が無いらしく、時間で管理しておいた方が良いそうなので・・、(みっちーも、以前折れた事があるけど・・)
勿体無いとは思いつつも、とりあえず、新品に交換しておく事にしました。
耐久走った後のプラグ。

ピントが甘くて、いまいちはっきり見えないけど。 とりあえず、問題ナシで。
そして、ピストン登場~。

汚れ具合から、若干オイル上がりが始まって来てるかな?・・って。
・・で、ピストンが外されて、シリンダーが外される。

先日KSRⅡの、超~キズだらけのピストンを目にしたばかりだったから、「めちゃめちゃ綺麗じゃん♪」・・って思った訳ですが、、
ふくざーさん曰く、「そろそろ交換時だよなぁ。。」 って。

何で? こんなに綺麗なのに? ・・って思ったら、縦スジいっぱいでピカピカしていちゃいけないらしい。。
新品状態のシリンダーって、よ~く見ると格子柄が刻まれていて、もっと曇ってる状態なんだって。
格子状になってる事で、オイルがそこに留まって潤滑の役割になるそうですが・・、ピカピカの縦線になっていて、しかも格子の痕跡が全く見えない状態だと、オイルがストンと抜け落ちて来てしまうんだって。
ほう、ほう、ほう。。 言ってる事には、納得。
でもさぁ・・、シリンダーまで交換すると、部品代が結構掛かって来るわよねぇ。。 今年に入ってから、エンジン直すの3機目なんで、財布に渋りが出始めたよ。(笑)
すると・・、
奥の方からゴソゴソと、いくつか中古のシリンダーが出て来た~♪
外見の見た目は「Shiro号」の方が綺麗だけど、明らかに発掘されたシリンダーの方が格子柄も見えていて、内面の程度は良さげな感じ。
・・と言う事で、シリンダーはとりあえず、それを使って凌ぐ事になりました。 リサイクルだわ~。 資源は大事にしなくちゃ・・だし。
~~~~~~~~~~
そんな訳で、とりあえず昨日(3月20日)行ったら、ここまで組まれておりました。

上の所は、こんな感じ。

マフラーも、外している間に修理にだして、排気漏れしていた所の板金修理をして頂いて、グラスウールの交換もして頂きました。
土曜日の夕方持って行って、月曜日の夜には仕上げて貰える・・、相変わらずのスピーディーさ♪ しかも、板金修理代は、またサービスして貰っちゃった。

せっかくなので、取り付ける前にステンマジックでちょっと綺麗にしてあげようかな。
そんな訳で、現在の「Shiro号」の状況でした~。

来週には、慣らしが出来る状態になる・・かな?
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ちなみに、ASIACUPでゲットして来たトロフィーは、アブソリュートのトロフィー棚に一緒に並べておきました。

真ん中の、青くてリボンが新しいやつね。
そのうち、もっとでっかいの貰える様になれるといいな♪

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コメント

  1. みっちー(@^^@) より:

    >テツさん
    一応、レースしてるんだから、年に1回くらいは開けておこうかな・・と。
    トロフィーは「真ん中の青いやつ」です。
    ちなみに、その2つ隣(奥から3つ目)は、一昨年のエビスでゲットしたトロフィーです。
    前を通ったら見て行って下さい。(^^)

  2. テツ より:

    ご無沙汰してます。
    今回のレポは、エンジンをO/Hしない自分にとって勉強になりました。
    トロフィーは『真ん中の青いやつ』ですね?
    通勤途中で拝んで行きますよ!

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