レアル１・予選

９月１２日（土）、「レアル１」関東シリーズ第２戦に行って来ました。
スリックタイヤはＯＫだけど、タイヤウォーマーは使用禁止のレースなので、思いっきり走れるのはこの時期だけ。　・・っつー事で、とっても楽しみにしていたのに、直前になり天気予報が下り坂。。
どうにか持ってくれないかなぁ・・と、祈る思いで会場入りしたみっちーでした。

どこに車を止めようかな～と探していたら、丁度、ｓｉｍさん達の所に１台スペースが有ったので、そこにお邪魔。。
自走スペースのテント横。　車検エリアのすぐ近くなので、何かと便利な場所でした。

・・で、ドレンボルトのワイヤリングをするのを忘れていたので、ワイヤリングをする事に。。
すると・・、アンダーガードの隙間のトコからマイナスドライバー発見！
伊那で走ってて失くしちゃって・・、か～なり探していたんですけど見つからなくて、とってもショックだったんだけど、、こんな所にあったとは。

だいぶ、傷だらけになってたけど、無事見つかって良かったです。
・・で、ふと自走スペースを見てみると、とっても見慣れたＤＲが。
・・って、自走で来ていた選手のバイクなんですけど。
こんな所に三苫選手が居る訳ないわな～（笑）、、な～んて思って、ふと見たら・・
ＤＲの向こう側に、更に見慣れたＤＲが止まっているじゃぁ～ないですかっ。

いらしていました。　三苫選手。
ＲＹＵＴＡ選手がイタリアに行ってて居ないので、お手伝いを兼ねて今日は走るとの事で・・、思わずわくわく♪する、みっちーでありました。
朝のブリーフィングの後は、１５分ずつの練習走行～。
「はじめてクラス」のレクチャーでは、三苫選手がそのＤＲで引っ張りをしておりました。

前日までの天気予報は、開いた傘でいっぱいでしたが、どんどん予報は良くなっていて、曇り予報一色に♪

もしかしたら、一日ドライで走れるかも。
そんな期待を寄せていた、Ａグループでの走行時間。
皆さん、乾いた路面の中で走り回っていた訳ですが、、

ポツリポツリ・・と来た？かと思ったら、あっと言う間にウェットに。
練習走行は一時赤旗中断となり、ダートはキャンセル。　雨用コースにて仕切り直しとなるのでした。

みっちーの走行グループは、Ｃグループ。
これからＡグループが再開となり、Ｂが走って、Ｃグループになるまでには、約２０分の時間がある。
「２０分あれば、大丈夫！」　みっちーは、レインタイヤに履き替えるべく作業に取り掛かるのでした。
そんな折、「お手伝いしますよ！」　って、チーム「ＬＯＶＥ＋ＭＯＴＡ」でご一緒していたＧｉｎさんが、真っ先に来てお手伝いをして下さり、
みっちーも、落ち付いて作業しなくちゃ・・と、自分で自分に言い聞かせながら頑張るのですが、、気持ちが焦っちゃってるもんだから、工具持つ手が微妙に震える。。
フロントホイール外したら、ブレーキパッドを換え忘れてた事に気付いたけど、そんな事をやってる時間は今はないので、とりあえずそのまま～～。
何とかＢグループの走行が終わる前に、ホイール交換も完了して・・、ちょっぴりホッ。。

・・で、最後。　リヤブレーキ戻しておかなきゃ・・と、ペダルをカツカツ押すのですが、、
何故か？、パッドが動かない？？
「あれ？　何で？」
カツカツカツ・・
ピクリともしないブレーキパッド。
・・っつーか、フェードでもして抜けちゃってるみたいな感触で、ブレーキの感覚が伝わって来ない～～。
「何で～？！　何で～～？！！」　走ってないんだから、フェードなんかする訳ないしーー。
カツカツカツ・・
こんなウェット路面の中、リヤブレーキが使えなかったら、まともな走りなんかできないよぉ。。
何で、こんなタイミングで、ブレーキ使えなくなっちゃうのぉ～～？！
カツカツカツ・・
もぉ、泣きそうになる、みっちー。
カツカツカツ・・
カツカツ・・・
「はっ！！」
冷静になって考えたら、ブレーキペダルは逆側な訳で、、
「もしかして、コレ、、シフトペダル？？」
それまで、超～パニクっていたみっちーは、下向いたままそぉ～っと反対側に移動して・・、
「ブレーキペダル」を３～４回、カツカツカツ・・と踏み込んで・・、何事もなかったかの様に走行準備をするのですが、、
そんなみっちーの失態は、周りのみんなにしっかりと目撃されてたのでありました。
でもね、前の晩も頑張ってタイヤ組んでおいたお陰で、こうやってレインタイヤでコースインする事が出来たよ。
頑張っておいて良かったなぁ。。

つなぎもね、また洗おう～って思っていたから、濡れても全然惜しくないんでカッパも着ないし。（笑）
・・で、練習走行のコースイン。
なにぶん、初めてのレインタイヤでの走行だから、何処まで走れるタイヤなのか？、全然分からない訳でして、、
ましてや、練習走行で転んでしまっては、一日のレースを棒に振ってしまうから・・、慎重に。。　慎重に。。

でも・・、全く滑る気配がなくて、普通にアクセル開けて行ける・・？
徐々にタイヤが温まると、その感覚は更に明確になって来て、レインタイヤの素晴らしさに感動をするみっちーでした。
しかも、他の人が殆ど普通のタイヤだし～。　アドバンテージありまくり～～。（笑）
もぉ～ね、めちゃくちゃ楽しくて、「このまま一日土砂降りになっちゃえ～♪
その後、予選のタイムアタックの時間までには１時間くらい有ったので、みっちーは、換えて無かったブレーキパッドの交換に着手～。
外してみたら、やっぱりかなり減ってました。（笑）

・・で、パッドを交換するのですが、、キャリパーのピストンが全然戻ってくれなくて・・
でも、マスターの蓋を外せばきっとピストンも戻るはず・・と、蓋を外そうとするのですが、、
誰が締め込んだんだよぉ～～っつーくらい（自分だけど。。）、固く締まっちゃっていて、全然ピクリとも動かない。。
結局は緩めて頂いた訳ですが、、自分一人じゃ絶対無理な感じなので、緩める為の専用工具は買っておこう～と、思うみっちーでありました。

・・で、ｓｉｍさんにもお手伝いをして頂いて、無事にブレーキパッド交換～♪

これで当分、心配しなくていいんだわっ。
・・っつー事で、予選タイムアタックの為の準備は整った訳ですが、、既に雨は止んでいて、微妙に空も明るくなって来たんですよねぇ。。

結構、風も吹いていたから、もしかしたら走り出すまでに乾いて来ちゃうんじゃないか？・・って。
空と路面を眺めながら、みんな判断に迷っている・・って感じでした。
みっちー的には、思いの外「レインタイヤで行ける！」　って言う気がしたから、出来る事なら雨がいい。。
加えて言うなら、ハードレイン用のタイヤみたいなんで、土砂降りとかが一番いい。。（おい）
そこで～・・
空に向かって雨乞いをする♪
すると～・・
ホントに降って来たよ～♪

ジムカーナ界じゃ～、天気を自在に操るオンナとして、みっちーはちっと有名だったんだからぁ～。（ホントか？）
・・っつー事で、みっちーにとってはかなり有利な、「強めの雨」が降るのでした。（笑）
そして、予選のタイムアタック～。
真っ先ににコースインして、クリアーラップが取れるうちにタイムアタックしてしまおう～って思ったのに、、
ぶっちゃけ同じクラスの人とは５秒～１５秒くらい差が有ったので、３周するかしないかでクリアーラップが無くなっちゃった。

・・で、いつもだったら前車との車間調整でクリアーラップを作るのですが、今回はとてもそれでは無理。。
１５分のタイムアタック時間内に、どうかもう一度クリアラップが取れます様に・・。　と、祈る思いで前へ前へと走り続けるみっちーでした。
４コーナーのパッチの所は、練習の時は避けてたけど、レースになったら乗らない訳には行かないので、タイムアタックでも乗って、滑り具合の様子を見る。。
でもね、若干ラインを変えて立ち上がりながら抜けていけば、そんなに滑りはしなかったし、、
そもそも今までジムカーナじゃ～、雨でも普通のタイヤで走っていた訳だし、、
ちなみに今年の「おやきツー」は、二日間とも雨だったし、、
とにかく何か、雨にむちゃくちゃ慣れてた上、タイヤも良くて滑る気配すらなくて・・、ただただ「楽しい♪」の一言で、走り回っておりました。
その後、エキサイトクラスでは、ＲＹＵＴＡ選手のＳＸＶ４５０に乗った三苫選手が、ぶっちぎりのペースで走っていた訳ですが・・

予選タイムアタックの総合順位が発表になると・・、
何と！　みっちー、三苫選手に続いて２番目にいるじゃ～ないですか～。

思わず、ビックリ！
しかも、練習走行の時が５０秒３だったんで、出来る事なら４９秒台に入れたい・・って思ったら、ギリギリ４９秒９に入っていたし♪
スタートグリッドは、Ａ組最前列の２番目。

１桁ゼッケンに囲まれた、「５４番」がみっちーなのです。
お昼ご飯が美味しかった事。（笑）
午後からは決勝レースな訳ですが、、もぉね、今日は、この結果だけで満足で・・、このポジションでレースをスタート出来る事が、嬉しくて仕方ないのでありました。
つづく。