2009年、第9回中井ミニバイク耐久レース。
毎年色んなドラマが起きて、忘れられない思い出が刻まれて行く訳ですが・・、今年も本当に色々あって、思い出深い耐久レースとなりました。
雨で順延になった為、参加予定のメンバーが来れなくなり、急遽助っ人をお願いする事になった、「チームおよめ」。
1人は、「TEAMあぶLEMON」から、simさんを・・。
元々みっちーが、耐久に引っ張り込んだ様なものだし。 あぶLEMONのT中君も、「3人で大丈夫。」 って言っていたので・・。(ごめんよ、ラムちゃん。。)
そして驚きのもう1人は・・、
そう。 With Me の「丸山浩さん」。
みっちー、正装の?トナカイにて、お出迎え~♪)
世界の舞台を走り回る国際A級ライダー様が、みっちーごときが主催するお遊びレースに足を運んで下さるなんて・・、それだけだって有り難いのに、、
「チームおよめ」の助っ人として、一緒に走って下さる事になりました。
マシン、ちゃんと整備しておいて良かったぁ~~。 中途半端な状態だったら、恥ずかしくて乗って頂けないもんね。。
そんな訳で、急遽3人で作戦会議が始まるのですが・・、丸山さんが夕方から雑誌の取材が入っている為、居られるのは15時頃まで・・と。
なので、第1ライダーを丸山さんに務めてもらい、10時~11時と、13時~14時の2回走って頂き、第2ライダーのみっちーが途中の2回を受け持って、第3ライダーのsimさんに、12時からと最後のトリをお願いする事に致しました。
朝のブリーフィングでは、スタッフぅ~のべっちさんが作って下さった、「耐久のしおり」が大活躍♪
みっちーがバタバタ忙しかった間、印刷物関係み~んな引き受けて下さって準備頂き、本当に感謝・感謝なのであります。。
しおりを見ながら競技規定の読み合わせ。 トロフィーの返還。 スタッフぅ~紹介。
丸山さんにも、一言ご挨拶を頂きました。
そして、みんなで記念撮影~♪
毎年撮ろうと思っていて、実は1回も撮った事が無かったのよね。
中井耐久の横断幕も、なかなか良い感じです。
レース開始前には、45分の練習走行の時間があります。
組み替えて来たクラッチの感触は良好。 タイヤも良好。 やっぱ新品は違うわぁ~。
みっちーは自分のKSRだし、中井のコースは散々走り込んでるので・・、練習時間はsimさんと丸山さんにメインで走って頂きました。
そしていよいよ、耐久スタート!
スタート方法は、ルマン式。
グリッド順は、くじ引きです。
うちのチーム(ゼッケン7)は、後ろから4番目。
ちなみに有利にならない為に、うちのチームは最後に余ったくじを引いて・・この場所です。
ポールポジションを引き当てたのは・・、チームメタボのつっきーさん。 大喜びでバイクを並べておりましたが・・
この後、スタートライダーに驚愕の事実が伝えられるのでした。(笑)
「えっと、、ライダーのスタート、坂下なんですよ。 バイクの所まで駆け上がって来て下さいね。」
いきなりみんなストレッチ始めて、自分が走る準備を整え・・
そして、ライダースタンバイ。
ホントはさ、もっと下まで行こうと思ってたんだけど、みんながブーブー言うもんだから、この辺りで止めといたのよ~。
そして本日一番の花形♪ ネクちゃんの登場です。
レースクイーン登場で一斉に歓声が上がる中、ライダーの皆さんと、ギャラリーの皆さんに「30秒前」のボードを出して頂いて・・
そして、スタート!!
13人のライダーが、一斉に坂を駆け上がって来る~~。
笑えるバトルだったわぁ~。
ポールポジションゲットして喜んでいたつっきーさんは、当然ながら一番遠くまで走る事になった訳で、、
メタボな体には、過酷な試練だったかも。(笑)
スタート直後の1周は、追い抜き禁止にしておいたから、大きなトラブルも起きる事なく・・
ギャラリーが大笑いで見守る中、華やかにレーススタートとなったのでした。
「いやぁ~、良かった。 無事にレーススタート出来て♪」
ホッと一息つくみっちーは、その後、ネクちゃんと一緒にポージングして写真撮ったり、(ちゃんとクイーンポーズの指導して貰ったもんね♪)、ちょっぴり息抜きするのでした。
レースが無事にスタートした・・と思われていた、10分後。
みっちーが、順位表示を見に行って・・、
ようやくその異変に気が付いたのでした。
「何かコレ、おかしくない?」
ゼッケン66番の「team火炎馬」が、2位に16周差をつけてのぶっちぎり。 始まってまだ10分しか経ってないのに・・。 しかも、1回転んでいるのに・・。
有り得ない・・?!
パソコンの方の表示誤作動か?・・とも思い、確認をしてみるものの、、どうやら66番以外は計測機のカウントが取れてないみたいなんです。
せっかくスタートしたレース。 止めるなんて苦汁の選択だったけど・・、とりあえず、一度全員ピットに戻して、計測機の作動確認をする事に致しました。
計測機自体が良くないのか?、取り付け位置が良くないのか?、何度も何度も取り付け直し、コースインして作動確認するものの・・
大丈夫かと思いきや、2~3周すると取れてるチームと取れてないチームが出て来るんです。
みんなにも長い時間、待機を強いる事になってしまいました。
スプリントレースだったら自分達でカウントする事も出来るけど、6時間もの長丁場、トップチームは800周以上走る・・って言うのに、とてもそんな事は無理。。
レースがスタート出来ないまま・・
30分が過ぎ・・
1時間が過ぎ・・、
このままレースが成立しないで、第9回は終わってしまうんだろうか・・と、半分不安を抱えながら居ましたが・・、
1時間半を過ぎた辺りで、どうにか全車両無事に確認が取れたのでした。
しかしながら・・、時間は既に11時半過ぎ。
6時間の耐久レースは既にできない状態なので、とりあえず時間を5時間に短縮してのレース再開と致しました。
1時間短縮になった事で、各チーム戦略変更~。
「チームおよめ」につきましては、スタートライダーの丸山さんに既に1時間半も走り回って頂いてたので、ライダーをsimさんに交代し・・
simさん → みっちー → 丸山さん → simさん → みっちー
と言った順序で、5時間を走る事に致しました。
きちんと確認出来るまでとりあえず追い抜き禁止・・で走ってもらい、1周、2周、3周・・と無事に確認が取れたので、ローリングスタートでそのままレース再開~!
どうにか無事に、耐久レースの再スタートが切れたのでした。
丸山さんにも、トラブルの間ずぅ~と走り続けて頂いていましたが、「2時間でも3時間でも大丈夫ですよ。」 って、心強い言葉も頂けて、ホント感謝・感謝でした。
その後も、みんなの走りを熱心に見て下さっていて、「みんな速いなぁ~。」 って、感心をして下さってました。
5時間耐久となりましたが、その後はレースも順調に進み・・
simさんも快調。
事前練習していた時には、23秒中盤くらい・・と言ってましたが、22秒台入りもして、「チームおよめ」も、3位4位辺りのポジションで順調に走り続けておりました。
あと10分でライダー交代。
みっちーもそろそろ準備を始めようか・・という頃に、
その事件は起きたのでした。
simさんが、ピットに飛び込んで来た?!
何事か?!・・と思ったら、派手な転倒をした模様。
マシンのダメージは? 体の方は?
坂下からの一番スピードの乗る所で、前車のタイヤと接触をして弾き飛ばされ、そのままタイヤバリアの方まで飛んだらしい・・。
チビ号に大きなダメージは無い様だけど、フロントタイヤの向きが若干歪んでいるみたい・・。
とりあえず、simさんと丸山さんがマシンを直してくれている間、みっちーは慌てて準備を整えて、直して貰ったチビ号に乗り、そのままコースへと走り出して行くのでした。
つづく。
コメント
>simさん
目撃情報、聞いちゃいました♪(笑)
レース中も楽しいんだけど、レース後これからみんなに会うと、チームそれぞれのドラマが聞けてホント楽しいんですよ~。
仲間うちのレースならでは・・って感じです♪
そうなんです。私を振り落としたチビは一人で走って行き、タイヤバリアーを駆け上がり、リアタイヤを下にして、垂直に立ちました・・・あまりにも恥ずかしいので、すばやく証拠隠滅を図ったのですが、目撃者がいたとは不覚でした(笑)
>りゅーじさん
何か相当な事が起きた雰囲気でピットに戻って来たんですけど・・、逆立ちしていたんですか?>チビ号
それはきっとチビにとっても、初めての体験だったと思います(^^;
よくまぁそれで、無事に完走(っつーか優勝)したもんです。(笑)
開始一時間ぐらいに、坂下のタイヤバリヤーの上で赤いKSRが逆立ちしてたのを見たんですが、
チームおよめのマシンだったんですなぁ(汗)
凄い角度で立ってたのに、
すぐに居なくなったので、
凄いなぁ~っと思ってたんですよ(汗)