そして午後。 お昼ご飯を食べ終わると・・すぐ、スラロームコースの制作です。
何度か開催していれば、これもすぐに決まるのですが、初めてなので路面状況を読みながらアレンジしてコースを制作致しました。
午前中は休みなしで走り回ったスタッフも、午後はこれを交代で引っ張る事になっていました。 ・・なので、多少は余裕が出るかな?・・と、そんな思惑があったのですが・・
しかし、実際に走り出すと、今度は参加者が倒したパイロンを直す作業がここに加わるのでした。
坂の途中で弾かれたパイロンは、コロコロと坂を転がり、スタッフがバイクを止めてそれを直しに行きたくても、なかなか安全にバイクを止める場所がない・・。
結局2人のスタッフが、常にパイロン直し係としてスタンバイする事になりました。
ウェアー着たまま、炎天下の中
結局、走行スタッフの交代要員が居なくなり、走るだけなら滅多に疲れなど見せないスタッフが、流石に引っ張り続ける事にも限界を感じる様になって来ました。 午前中から、殆ど休みなし・・ですから。
このままじゃ、スタッフがみんな倒れちゃうよ。。
「お願いです! どうかパイロンを倒さないで下さい!」
午後のスラローム走行では、希望者にタンデム走行や、後追いのビデオ撮影をしてあげる事になっていました。
タンデム走行は、増田さんが参加者メモを確認しながら、次から次へとこなして行って下さいました。
後追い撮影は、カメラをメットに取り付けて、志賀さんに追って頂く事にしました。
希望者を探し出して後ろに付いて撮影・・。 時間いっぱいまで使って、何とか撮影し終えたのですが・・、いざ見てみると・・
映ってない・・。
結局、暑さでカメラがトラブルを起こしてしまい・・、最初の回は、せっかくの志賀さんの働きが水の泡になっちゃいました。。
映像を期待されてた参加者の皆さんにも、がっかりさせちゃって・・ゴメンなさい。
カメラを調整し直して、次のグループで再チャレンジ! 今度はちゃんと撮れたのですが、撮ってあげようと思うタイミングで希望されていた方が実際に走っていなかったり・・
実際問題としては、撮る事よりも撮影ターゲットを探す事が、一番大変だったのでした。
そして、最後のタイムアタック。
本当は、坂下にもセクションを織り込こもうと思ってましたが、状況から見てそれは厳しそうだったので、とりあえずスタート直後とゴール前にだけ、回転と8の字を取り入れてタイムアタックコースにしました。
タイムアタックの順番も、当初クラス順・・って事にしてたのですが、記録用紙への記入が少しでもスムースに行える様、ゼッケン順に2本続けて走ってもらう事に・・。
しかし、これがちょっと問題を引き起こします。。 クラス毎に止められていた狭い駐車スペースから、ゼッケン順で自分のバイクを出して来るのが実際大変だったのでした。
タイム比の割り出しをすぐに行える様に、A級選手3人に先にアタックしてもらい、トップタイムを最初に出しておきました。
まぁ、皆さんコンマ差で、1ヒート目のトップタイムを誰が抜いたの抜かないの・・という状態でしたが、最終的には、吉野選手の「49秒10」が、この時のトップタイムに。
そして参加者の計測開始。 やはりこの時も、パイロン直しのマーシャル等に人手が奪われ、計測するのに必要な絶対人数が足りなくなってしまいました。
「だめだ、、用紙への記入すら手が回らない。。」
そこで、側にいた参加者にお願い。 サポートをして貰えた事で、パニクッていたみっちーも作業を軌道に乗せる事が出来ました。
「ジムカーナスクール・3」 に、つづく・・
コメント
>ラムカーナさま
暑い中、一日撮影をして頂き、本当にありがとうございました。
ご本人が一番走りたかったのでしょうね・・。
見ているだけ、、って辛いですよね。 今度は走って下さいね。
講習会参加の皆様、そして、超!超!豪華スタッフの皆様、大変お疲れ様でした。
しかし、本当に(気温が)暑い、(心が)熱い、(内容の)厚い一日でした。
後追い撮影でのカメラトラブルでは、一生懸命走っていただいた、参加者の皆様、そして、それを追いかけて走って下さった志賀さんに大変申し訳ない結果になってしまいました。その上、上映していても、皆さんお疲れで、それどころでも無い状態でしたし。。。。
ビデオ部門も、色々と再考察が必要です。
今後ともこの講習会が続いていくことを願っております。