C2時代の話・・おまけ

ジムカーナ

6友を発足させたのは、実はこの頃の事でした。
当時、600でジムカーナをやっていたのは、チャンプの他に地方に一人いるかいないか・・位で、600に乗るみっちーの苦労を分かってくれる人は、殆どいない状態でした。
しかも、いつも比較されてしまうのは、速いCBRだし・・・。
「トップタイムが出せるマシンなのにねぇ~」とか、常に言われ続けていました。(くすん。)
「みっちーの苦労を分かってくれる仲間が欲しい・・。そして、もっと600を普及させたい・・。」 そんな思いで始めたのが、『600cc友の会』 今現在の「6友」です。


その当時600は、かなりマイナーな車両でしたが、4年もトップを君臨したチャンプの大いなる活躍と、みっちーの地道な努力と活動で(たぶん)、600でジムカーナをやってみようと思う人は、徐々に増えて行きました。
なので、600で頑張ろうと努力しているビギナーさんを見ていると、まるで自分の昔の姿を見ている様で、ついつい応援したくなります。
この頃は、転倒による怪我も増えて来ていたので、装備についても真剣に考える様になりました。 既製品の皮パンツでは、どうしても膝カップの形が合わず、結局それが原因で膝にダメージを受けた為、自分がこれ以上痛い思いをしない為に・・と、セクレテールでオーダーパンツを作りました。
ちょっと値段は張るけれど、セクレテールの皮パンツはお薦めできます。 腰周りには衝撃吸収パットが入っているので、転んだ時の痛みが全然違いますし、膝もすっぽり覆われてるので、カップが当たって怪我をする事もなくなりました。
肘のプロテクターについても、単に腕に通すだけのタイプだと、転ぶとずり上がってしまうので、転んだ時にずれない様に、手首にベルクロの付いてる物を探しました。
肘を縫う怪我をした時は、外側にプラスティックのプレートが付いているタイプの物を使っていた為、転んだ際に路面との摩擦でプラスティックのプレートが外れ、肘にそれが刺さった為、かなり深く切ったのでした。
装備をしっかりさせる事が、転倒の恐怖を減らし、怪我をしないという事が、長く練習していく為の秘訣の様な気がします。
あともう一つ、長く楽しんで行く為に「一番大切なもの」があると思っています。 それが「仲間」
みっちーが、辛かったC2時代をどうして乗り切る事ができたのか・・。 それは一つのツーリングのお陰でした。 それが「おやきツーリング」だったのですが・・、年に一度ジムカーナの仲間うちで行くこのツーリングが楽しくて、少しでもみんなの足手まといにならずに済む様に、必死で練習していました。
多分、大会の成績だけにこだわってたら、バイクを乗り換えていたかもしれないし、楽しい仲間と出会えなければ、今までこうして頑張る事は出来なかったと思います。 沢山のいい仲間達に出会えた事が、バイクのスキル云々以上に、みっちーにとっては掛替えのない宝物だと思っています。

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