すっかり時間が経っちゃいましたが、ようやく6耐レポも完結です。
どこのチームも、それぞれの順位を賭けた戦いを展開中。 残り時間は1時間半。 3位走行中の#72ぷろじぇくとい~は 4位の#12もーむすとの差を10周付けておりました。
しかしながら、ぷろじぇくとい~には、マシン交代の際に計測器も付け直さなければならないと言うタイムロスがある訳で‥
2台体制での参戦が、必ずしも有利に働く訳では無く‥
残り1時間を切る頃には、怒涛の追い上げをみせていた#12もーむすが1周差にまで詰め寄って来ておりました。
そして、逆転!!
3位#12もーむす、4位ぷろじぇくとい~となり‥
その後も、その差を広げ続けた#12もーむすは、大きなトラブルでもない限り順位の変動は無いだろう‥と思われる所まで差を広げるのでありました。
そして、#5おこげと#6SRIME Racingとの戦いも、目を離す事が出来ない展開!
4時間半の時点にて、#6SRIMR Racingの後姿を捉えた#5おこげ。
同一周回数秒差を言う所まで、詰め寄って来ておりました。
ライダー交代のピットインのタイミングで、表示上2~3周の差が付きますが‥
トラブル1つでどう転がるか分からない展開に、掲示板から目が離せないギャラリー達。
#6おこげの店長 VS #SRIME RacingのJK選手。
淡々と後ろを追い続ける店長。
とにかく、店長は辛抱強い。 見ている方が感心するくらい、無茶しない。
#6SRIME Racingのライダーが、JK選手からしんじさんに交代すると‥
#5おこげのライダーも、店長からぶん様に交代。
ぶん様も、無理のないペースで安全に周回。 絶対に転ばなない走りに徹するのでした。
そして、ピットインカウントの札も残り1枚となって来た、5時間半過ぎ‥
いよいよ6時間の耐久レースの決着が、近付いて来るのでした。
#5おこげの最終ライダーは、masamasaさん!
おこげの中では一番の若手。 そして、一番熱い漢?!
対する、#6SRIME Racingのラストライダーは、ケン選手!
このタイミングで、同一周回#5おこげがトップ。 #6ケン選手は、#5masamasaさんを1回抜かなければ優勝出来ない‥と言う状況になるのでした。
優勝の行方を背負い、プレッシャーの掛かるケン選手。
何とかして#5おこげに追い付こうと頑張った訳ですが、、その頑張りが仇となってしまったか?! ‥坂下にて転倒。。
しかーし、リカバリーが早かった!!
ロスタイム僅か4秒?! 転倒を見ていなければ転んだ事すら分からない様な異例な早さで、走行復帰したのでした。
しかーし、走り出すとすぐ真後ろに#5masamasaさんが‥!
周回数は同一周回のままでしたが、ほぼ1周差‥と言う状態になったのでした。
このまま安全に#6SRIME Racingの後ろを走れば、優勝を手にする事が出来る#5おこげ。
十分なアドバンテージは稼げたので、このまま無理せずゴールしてくれればOK~と、チーム員はみんな思っていた訳ですが、、
目の前に#6ケン選手を捉えてしまった#5masamasaさんは、ケン選手を抜こうと仕掛け出したのでした。
「いや、、抜かなくて大丈夫だし。」
「ウチ、後ろだけど勝ってるんだから。」
masamasaさんの行動に、ちょっとザワつくチーム員。
「masamasaさん、今ウチが1位だって事、分かってないのかな??」
いつもだったらチーム員の走りには注目しないおこげですが、今回ばかりは違います!
サインボードも無いもんだから、ぶん様と店長がコース際で必死にジェスチャーにてアピール。(笑)
「そんなリスクのある事しなくていい~!」
「ペース落とせ! 抜かなくていい!」
勿論、ここで抜かれたくない#6SRIME Racingケン選手も、必死のブロック!
ぶん様と店長のアピールが見えているのか?いないのか?、masamasaさんは抜きのアタックを繰り返すのです。
もう、ハラハラが止まらない~~。
しかーし、ココに更なる波乱が加わった!!
3位を走る#12もーむすの8686選手が、熱い走りで追い上げて来たのでした。
残り時間僅か5分。 この時点で、2位との差は40周近く。
4位の#72ぷろじぇくとい~との差も10周近く付けているので、このままトラブルを起こさずに走り切れば、#12もーむすの3位入賞は決まった様な物なのに、、
‥っつーか、万が一、何か大きな転倒でもして走行不能にでもなったら、#72ぷろじぇくとい~に抜かれる危険性の方が高いのに、、
優勝争いをしている#5おこげと、#6SRIME Racingの真後ろに着いた#12もーむす!
いや、でも、残り数分だし、、普通はこのまま走り切ってチェッカーフラッグを受けるでしょーって、思って見ていたんですけど、、
#5おこげmasamasaさんに仕掛け出す、#12もーむす8686選手。
万が一、接触転倒でもしたら、ウチの優勝も危なくなる~~。
masamasaさん、頼むから危険回避してくれ~~と、祈る気持ちで見守るチーム員。
しかーし、masamasaさんを抜いて前に出た8686選手は、今度はケン選手を抜きに掛かった訳ですが、抜かれたmasamasaさんも8686選手を抜き返そうと頑張る上、ケン選手も抜かれまいと必死の抵抗。
しかーし、8686選手が坂上でオーバーラン。 その隙に、masamasaさんが再び8686選手を抜き返し‥
そしてまた、ケン選手を追い掛け出したのでありました。
そして、チェッカーフラッグまで残り1分を切った時、遂にmasamasaさんがケン選手を抜いて前に出た!!
masamasaさん熱い! 熱すぎる~!
ギャラリーみんな、めちゃ盛り上がっていましたが、ウチのチームはもうホント、はらはらドキドキでしたよ。。
まぁ、でも、こーゆー熱い人達の熱い走りがレースを盛り上げてくれる訳で、最後の最後までこんなに楽しませてくれてありがとう~って感じです。
そして、6時間の終了を告げるチェッカーフラッグ~。
優勝は、#5チームおこげ♪
今のメンバーで結成をして、初めての優勝を手にする事が出来ました。
選手の皆さんも、スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。
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走行後の記念撮影。 今年はホント、戦略通り。 みんなでホント頑張ったよね♪
ちなみに、masamasaさん、抜かなくても優勝だって分かっていたそうですが、どーしても抜いて勝ちたかったらしく、頑張っちゃった‥との事でした。(笑)
レース後のお汁粉、疲れた体に沁みるよね~。
みっちーもお汁粉楽しみにしていたんだけど、ギリギリまで順位が確定してくれないとレース後がめちゃめちゃ忙しくなる訳で‥、結局食べられず‥だった事がちょっと心残りです。。
第22回・中井6時間耐久レース表彰台。
優勝 #5 チームおこげ 886周 (22.153)
2位 #6 SRIME Racing 885周 (22.394)
3位 #12 チームもーむす 846周 (21.788)
4位 #72 ぷろじぇくとい~ 837周 (22.749)
5位 #9 富士の会 417周 (22.165)
ベストラップは、#12もーむすの8686選手がKSR80にて叩き出した、21.788秒。
ちなみに、最多転倒も8686選手?! 5回走行して5回転んだとか?
最初から最後までホント盛り上げてくれました。 ホントお疲れ様でした。
そして、今年のしおりの表紙のお二人には、額入りの表紙イラストが記念に贈呈されました♪
喜んで貰えて良かったです。 sayaちゃん、いつもありがとうございます。
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レース後は、いつもの如く万葉の湯にて打ち上げ~。
食事提供が20時まで‥とかで、めっちゃ慌ただしかったけど、久々に楽しい時間を過ごす事ができました。
皆さんの支えあっての中井6耐。 今年も開催出来た事に、心から感謝しています。
ありがとうございました。