入院中のこと・1

その他

入院&手術が決まってから実際に入院するまで2ヶ月半くらい時間があり、更にはギリギリまで日程が決まらなかったもんだから、みっちーは4月18日(日)の成田のレースにエントリーしちゃっておりました。
それが4月7日くらいに、「12日入院で如何でしょうか?」 って連絡が来て、流石に持ってた仕事の片付けがその日程では無理だったので、第二候補の14日の方で調整をして貰いましたが、、まぁ、今思えば、入院って退院する人が決まらなければ出来ないのだから、そーゆー事になるのね~って、感じでした。


‥と言う事で、成田のレースはキャンセルし、慌ただしく入院準備。
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4月14日(水)、入院初日。
朝9時に旦那さまの付き添いの元、ドキドキしながら病院へ。 みっちーの病室は8階、ナースステーションから一番離れた4人部屋の廊下側の一角でした。
コロナ禍なんで個室も考えたんだけど、追加で1泊2万円もするしー(2万出すなら病院じゃなく良いホテルに泊まりたい)、そもそも個室の空きを待ったらいつになるか分からない状態だったんで、普通に大部屋に入りました。
でも、個人スペースも広かったし、静かだったし、カーテンは常にしたままの状態で相部屋の人の顔を見る事もなかったので、気を遣ったり、ストレスを感じたり‥って事は殆どありませんでしたね。 、、この時は。
とりあえず、入院直後の記念撮影。

同室の患者さんとの会話も出来ない状態なので、カーテン越しに色々と情報収集を始める、みっちー。
斜向かいの人は、間もなく退院する感じの人。 お向かいさんは、みっちーよりちょっと年が上かな? どうやら明日手術っぽい。 お隣さんは、ほぼみっちーと同年代? で、病気も同じで明日手術するらしい。
‥と言う事で、お隣さんがみっちーにとっての最有力情報源と判明しました。
まぁ、看護師さんからも流れの説明はして貰えるけど、やっぱ、現場の生の声って大事でしょ。
すると‥、何か、午前中に受けた注射がめちゃめちゃ痛かったみたいで、看護師さんに、めちゃ痛かった‥って話してる。。 つまり、ソレ、明日あたしが受けるやつ?!
「痛いんだ‥。 めちゃ痛いんだ‥。」 って、一気にブルーになるのでした。
ちなみに、入院当日の最初に出されたお昼ご飯。

カレーもサラダも野菜のピクルスも美味しくって、病院食も捨てたもんじゃないな~なんて、ちょっと感動したもんでした。
でもね、夜はマズかったなぁ。。 お魚と煮物だったんだけど、茹でただけ?って思うくらいの超~薄味。

伊豆ツーリングでの豪華な料理が、めちゃめちゃ恋しく思い出されるのでした。。
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4月15日(木)。
朝、担当医の先生が顔を出して下さったので、注射の事を聞いてみると、
「えぇ、まぁ、痛いですね‥。」 と。
「どんな感じに痛いんですか?」 と更に突っ込んで聞いてみたら、「打つ時にズキンとした痛みがあって、その後30分くらいジンジンした痛みが続く‥感じ。」 って。
そんな訳で、恐怖におののきながらその時を迎えた訳でありますが、打つ前に、若くて可愛い看護師さんが、「私の手を握っていて下さい。」 って、両手を差し出してくれたので、軽く握らせて貰ったら、「もっとしっかり。」 って。
打たれた瞬間、その意味が分かりました。
しかーし、その後、病室に戻って現実逃避のフテ寝をしてたら、あっという間に3時間くらい経っていて‥(爆睡とも言う)、その時点でまだ「ジンジン」は来ておらず、更にお昼ご飯を食べて、またお昼寝して‥、時間になったので撮影に行った訳ですが、、
「5分間動かないで下さい。」 を3回繰り返す撮影だったのに、またしてもここでみっちー寝落ちして(おい)、途中で2回も派手にビクッって動いちゃって、検査技師さんに苦笑いされる始末。。
何でこんなに眠いんだろう‥って、思うくらい、マジ眠いのよ。
‥で、撮影も無事?終了。
振り返ってみると、、結局ジンジンは来なかった?? 何で来なかったのかは分からないけど、とりあえず、打った時のズキン!だけで済んでくれて、ホッとするみっちーでありました。
その後、麻酔科の先生との面談がありました。
「明日の手術なんですけどね、通常術後は集中治療室で一晩過ごして貰うんですけど‥、実は明日、手術がとっても立て込んでいて、ICUのベットの数が足りないんですよ。」 と、切り出す先生。
「‥で、そうなると、元気な人から早めに出て貰う事になるんだけど、明日のリストを見る限り、多分、一番最初に出て貰う事になるかな、、」 と。
「え~~~、手術後に元気かどうかなんて、今の段階じゃ分からないじゃないですか?!」 と、必死に訴えるみっちー。
だって、同室の患者さんも、手術後誰も病棟には戻って来てないし。
「いや、多分あなたが一番元気。 他の人は手術する前から既に色々弱っているんで。」
そう言われると、入院直前までバイク乗り回してた身としては、何も言えない。
「‥分かりました。 ちょっと入って、すぐに移動‥って事ですね。」
仕方ないんで、渋々了解したんですが、、
「ん~~、もしかすると、ICU入らないでそのまま病棟って事もある‥かも。」 って。
まさか! 本題はこっちだったか!!
「ICU入りたいの? 落ち着かないよ。 機械の音が鳴りっぱなしで煩いし。」
先生は何とか説得しようとしてたけど、せっかくなんで一度くらい入ってみたいよ。 だって、テレビでしか見た事ないし。
そんな訳で、ICU入ってみたいアピールを一所懸命してみたのですが、みっちーの思いは叶わず、、手術前から、術後はそのまま病棟に戻される事が内々で決まっていた様です。
この日のお夕飯はナシ。
OS1を3本渡されて、「これを明日の朝8時までに飲めるだけ飲んで下さい。」 って。 一気に‥じゃなくて、チビチビと。 時間を掛けて飲む様に‥って。
ちなみに、同室の患者さん達は、前の日に、「1本しか飲めなかった。」 とか、「2本飲んだ。」 とか話していて、どうやら2本飲むと「凄~い♪」 って褒めてもらえるレベルっぽい。
なのでみっちー、3本飲み切りを目標に、頑張って一晩かけて3本飲み切ったんですが、翌朝担当だった看護師さんは完全スルー状態で、褒めて貰えず。。
ちょっぴり寂しかったです。。
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4月16日(金)。
手術は午後からだったので、お昼頃に旦那さまがやって来ました。
‥とは言え、私は病室から出ちゃいけなくて、旦那さまはミーティングルームで待機なので、直接会う事は出来ません。
しかーし、幸いにもみっちーの部屋はミーティングルームに一番近い廊下側の場所だったので、廊下の椅子に座って貰えればカーテンの隙間から姿を見る事が出来るのです。
そんな訳で、手術室に行くまでの小一時間、チラ見しながらラインでお喋り~。
‥で、その後、手術室の手前まで同行したら、そこでサヨナラ。
ちなみに、ポケベルを持たされて、終わったらそれで呼ばれるとの事で、手術中は病院のどこに居ても良かったとの事。 ラウンジでコーヒー飲んでいたそうです。
‥で、みっちーの手術担当のスタッフさん。 主治医の先生を筆頭に、助手さんが数名と、麻酔科の先生。 ‥って、この麻酔科の先生が、パッと見、ジムカーナ界の某選手にとっても似ていて、心の中で勝手にOさんと呼んでいたのですが、、
そのO先生が、みっちーの腕を見て、「いい血管ですね~。」 って。
そう、みっちーは手を下に下げていると結構くっきりと血管が浮いて来るんですよね。 自分では、めちゃめちゃコンプレックスなんだけど。
でも、看護師さんに言わせると、血管萌えなんだそうで(笑)、点滴が打ちやすそう~って思ってしまうとの話。
そんな訳で、O先生、どうしても気になったその血管に打ちたかったみたいでして、麻酔の点滴の針を手の甲に刺した訳。
‥って、手の甲って痛いのよ。 しかも、難易度高いのに‥って思ったら、やっぱり上手く刺せなかったみたいでしで、焦りがこちらにも伝わって来る。
「あれ? あれ‥?」 の後、「場所変えますね。」 で、結局肘の内側に差し直されるのでありました。
最初から、そーしてよ。。 お陰で手の甲、内出血して真っ黒だよ。。
手術時間は3時間。
13時半頃始まって、16時半頃には終わった感じ。
麻酔から覚めて、ボーっとする中、体中に管が付いてる事は分かって、「あぁ、終わったんだなぁ‥。」 って。
‥で、手術室から出ると、そこには旦那さまが。
携帯のカメラをこっちに向けた。 主治医の先生と記念撮影する? ‥の?? えっ?? マジで??
看護師さん達も入って~とか言ってるけど、看護師さん達は、「私、スッピンなんで無理~。」 「私も~。」 とか、キャーキャー言ってるし。 ‥っつーか、私もスッピンなんですけど。
結局、主治医の先生とツーショットで。
手術が終わったばかりのワタクシは、とてもとてもそんな気分では無かったけど、反論できる元気もなく、仕方なくベットの隙間から手を出してちょっとピースしてみるのでした。
まぁ、旦那さま的には、私に会えるタイミングはここしかなく、実家の家族に無事に終わった報告を‥と言う思いがあった様なんですが。 でもね、その時はドン引きですよね。
過ぎてしまえば笑い話ですけど。(笑)
‥で、集中治療室はスルーして、一旦は自分の病室に戻ったんだけど、病室に着いて検温をしたら38.3℃の熱があったので、急遽個室へ移動~。
コロナ禍ゆえ、ちょっとでも熱があると個室隔離になる様です。 ‥って、その為に、個室を開けておく必要があったのね~と、ここでちょっと納得しました。
そんな訳で、この日の夜は追加料金ナシの個室♪
流石に術後は辛かったので、周囲を気にせず過ごせる個室はとっても有り難かったです。
長くなったので、つづく。

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