第20回・中井6耐レポ3

中井6耐

レース中盤。 2回目の走行からのつづきレポ。
#6「SRIME Racing」にだけは抜かれてはいけない‥と言う使命を背負い、コースインしたみっちー。


坂下の折り返しで、後ろから来るライダーをチェックしながら走っていると‥

来たよ~、来た! 来た!

しんじさんが!

これから始まるプレッシャーとの戦いに、緊張感がみなぎる中、とにかくミスせずベストラインを走る事に集中する‥。
今までだったら、スッとラインを1本あけて譲ってしまうトコなんだけど、チームからの指令なんだから仕方ない。。
ごめんよ、しんじさん。 許しておくれ。

な~んて、最初は思っていたけど、
坂中でマーシャルしているチーム員は、笑いながら見ているし、多分スライムの人達も気付いていると思われるし、何かめちゃめちゃ楽しくなって来ちゃった~。(笑)

タイムの方も、久し振りに22秒台入りしてたし。 レースしてる~って感じがするよ♪
‥で、暫くすると前を走る車両に追い付いて来たんです。
‥で、普通だったらここで仕掛けて前に出ようとする訳ですが、、ここで下手に動きを変えると、自分が抜くよりしんじさんに抜かれるリスクが増えるので、みっちーはアクションは起こすさず、じっと待つ。

ターゲットにしているのは、前に居る#72でも#12でもなく、後ろの#6だけなんで。
‥と思っていたら、急に気配が無くなった?!
‥で、走って行ったら、坂下でしんじさんが再スタートしようとしている? どうやら転倒した模様。
スリップダウンからのハイサイド?! 相当派手な転倒っぽい?

その後、間もなくしんじさんはピットに戻り‥
みっちーは、タイミングを計りながら前の車両へのアクションを起こし‥

2台抜いて、前に出た~。

4時間経過時点にて、1位は#44「NSR友の会」。  周回数は約600周。

2位は、#31「白米」。 トップからは約8周差。

そして3位に、#5「おこげ」。

2位とは11周の差はありましたが、ターゲットだった#6「SRIME Racing」との差はキープしたまま、ノルマを終えるのでありました。
みっちーが走り終わって暫くすると、2位を走っていた#31「白米」に転倒があった様で、一気に4位まで順位を落としておりました。
‥で、#5「おこげ」も給油に入った事もあり、#6「SRIME Racing」との差が無くなり、同一周回で2位争いとなったのですが、、問題はここから。

残り時間から考えて、スライムよりも多くピットインするだろうから、差は広がって行くと思われ‥。 なので、追い抜く事は無理と判断。
まぁ、チーム的には3位に入れればOKなんで、あとは#31「白米」にさえ抜かれなければ良い‥って事で、白米から逃げ切る方針に変わるのでした。
~~~~~~~~~~
そしてこちらも、レース中盤での出来事。
相次ぐ転倒で順位を落とし続けていた、#9「富士の会」にも、更なるアクシデントが起きるのでした。

けんじさんが、他チームとの接触により転倒!!

コース外の土手の方まで吹っ飛んだ、相当激しい状態でした。

マシンも痛手を負いましたが・・、けんじさんも相当痛そう。。

折れては無さそうだったけど、左手に結構な擦過傷‥。 とりあえず、洗って、滅菌のガーゼ貼って‥と、てんやわんやの大騒ぎ。

ちなみに、ぶん様は、痛がっているけんじさん越しにポーズを取れるだけの余裕がありますが‥
痛い系がとっても苦手なみっちーは、こーゆー時に全く何も出来なくて、ホントに役に立ちません。

やっぱり、ちゃんとした救護班が必要だ‥って、改めて思いました。 来年は、ちゃんとプロにお願いをして来て貰います。
そして、

走る前は元気だったカシポンも‥

ひとたび走って来た後には‥

足が攣って悶え苦しむ~~

開催を重ねる毎にライダーもそれだけ年取って来る訳だから、体に無理が効かなくなって来るのよねぇ。。
エンデューロ会場なんかだと、ストレッチとかマッサージとかやってくれるブースがあるけど、6耐にもそーゆーのがあるといいかもしれないですね。(笑)
#8「ウミガメ」チームも、

転倒やトラブルが相次いでおりました。

その為、順位は序盤から低迷。。
#72「ぷろじぇくとい~」は、

特別ルール適用で2台体制での参戦でしたが、1台がエンジントラブルで走れなくなった事により、もう1台の仕様を変えて、全員で走りを繋いでおりました。

ピット作業で止まってる時間が長かった為、序盤からダントツ最下位が確定しちゃっていましたが‥

完走目指して、みんなで頑張っておりました。
一時はトップに立っていた、#11「脚漕ぎストライダーズ」。 ベストタイムもダントツに速い、優勝候補チームでしたが・・

こちらも相次ぐ転倒で、マシンダメージが積み重なり‥

壊れたパーツを付け替えながら、何とか頑張っていましたが、最終的にはステップが取り付けられないレベルになってしまうのでした。

トップを走っていた、#44「NSR友の会」も、かなり派手な転倒を繰り返していたご様子で‥

終盤には、フロントゼッケンすら無くなっていましたが、とりあえず、走れる状態を何とか維持していた事で、トップを守っておりました。
しかしながら、徐々にそのエンジンからは、怪しい音が聞こえ始めて来るのでした‥。
つづく
尚、時系列が前後していたり、写真も必ずしもその時の物ではない事もあると思います。 なるべく間違いのない様に、調べながら書きましたが、違ってる時にはイメージ写真として受け止めて下さい。

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