震災から一週間後に開催された北海道でのエンデューロレース。 実際の所、北海道はどうだったのか?、率直な感想を伝えてみたいと思います。
日高のパンフと「けっぱれ!道産子」ステッカー。
14日(金)に到着した小樽港では、朝食を食べに鱗友朝市に行きました。
そこで聞いた話。
小樽での地震の揺れは大した事なく、被害は殆どなかったそうで、幸いな事にこの場所は停電も1日だけで済んだそうです。
しかし、その後が大変・・との事。
一番のダメージは観光客の激減。 観光バス用の大型駐車場にバスが一台も止まっていない・・と言う光景が続いていて、団体客が軒並みキャンセル、お客さんは9割減との事でした。
確かにどこを走っても、道内入りしてから3日間は、観光バスは全く見掛けませんでした。
そこから日高に向かう途中、テレビで聞いていた安平町の辺りも通過しましたが、被災した景色が目に留まる・・と言う事はなく、強いて言うなら「災害復興支援」の車2台くらいとすれ違っただけでした。
そして、日高。
水力発電所があるお陰で、北海道の中でもいち早く水も電気も復旧した‥と、聞いてましたが、正直、滞在中に困る事は何ひとつありませんでした。
レースで走った山の中も特に変わった様子はなく、秋晴れの爽やかな天気の中、走って来る事が出来ました。(コース自体はエグかったけど。笑)
震災を意識したのは、コンビニの品揃えが少し控え目だった事くらい。 あとは、節水節電に協力する為、現地では洗車も洗濯もせずに帰って来た事くらいかな。 汚れと匂いだけ我慢しました。(笑)
レースが終わってからは恵庭に移動して、サッポロビール園でジンギスカン食べて打ち上げ~。 16日(日)の夜は千歳に泊まって、翌日は函館へと向かいました。
17日(月)、函館に向かう途中で寄った洞爺湖。
函館に着いたのは14時頃。
閉店間際の函館朝市に飛び込んで、海鮮丼食べて、お土産にカニとホッケを買いました。 函館も観光客が激減してる・・ってテレビのニュースで聞いてたけど、函館にはそこそこお客さんは居た感じです。
そして、夜景を見に函館山へ。
風が強くてめちゃ寒い中、ベスポジキープして暗くなるまで耐えました。(笑)
節電中なので、ちょっと控え目な函館の夜景。 空いてる中で見れるのかな・・なんて思っていましたが、ここには観光バスも来ていたし、連休最終日って事もあり、かなり混雑していました。
そんな訳で、レース参戦+ちょこっと観光して来ましたが、北海道では珍しく9月なのに連日夏日。 今年は本当に天気に恵まれ、最高の日高遠征になりました。
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確かに今回は大変な状況の中での開催に、賛否両論あった事は聞いています。 私の想像では分からないくらいの苦労もあった事と思います。 そんな中、開催を決断して下さった日高町の方々には心から感謝していますし、そんな地元の人達が、「北海道は大丈夫だから、どうか遊びに来て下さい。 大丈夫だ・・って情報をどうか発信して下さい。」 と、切に願っていらしたので、みっちーも微力ながら出来る事の協力をして行きたいと思いました。
行きたいけど・・と迷ってる方が居ましたら、今は空いてて狙い目です! 暖かい日が続いていたので紅葉はまだまだこれから。 きっと絶景が見られる事と思います。 スキーシーズンにはパウダースノーが待ってます。
是非、北海道に行って下さい!
最後になりましたが、この度の震災で亡くなられた方には、心からお悔やみ申し上げます。 そして、被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
北海道が一日も早く元気な姿を取り戻します事、そして日高のエンデューロが末永く続いて行きます事を、心より願っています。