5月15日(日)、斑尾エンデューロレース当日レポです~。
朝食はホテルのバイキングで。 その後はチェックアウトせず、荷物も部屋に残したまま、レースに行けるので超~便利です。 勿論、レース時間中、家族が部屋でくつろいでいてもOKなので、イベントとしてはホントお得感満載ですね。
ちなみに今回、うちのカメラでは殆ど撮らなかったので、写真はアルバムや頂き物を使わせて貰っていますが・・、第二駐車場の左奥、ちょっと斜めって止まっている白いハイエースがウチの車。
結構、傾斜がキツかったゆえ、色々と事件が起きて大変でした。 (笑)
~~~~~~~~~~
8時30分より、さわやかクラスのレースが始まりました。
ゼッケン順に並べられて、1列ずつ時間差でスタートが切られるとの事ですが・・
昨日の坂が上れないじゃないか・・って、みっちーの頭の中はその事で一杯。。
ちなみに、この時お隣にいらしたのは、北海道のフクダマサミ選手(TE125)。 エンデューロ界の凄い女性ライダーです。
そして、レーススタート~。
しかーし、連日好天に恵まれてたゆえ、ライダーが走り出すと、その土埃が凄くって、、
みっちーがスタートをした中盤頃は、もう真っ白で前が見えない状態に・・。
コホコホしながら埃を抜け、まずは最初の「ポックルキャンバー」へ行くと・・、昨日の1周目に前転をした右コーナーで、案の定、凄い渋滞が起きていました。
もうね、うわぁ~・・って言う状態。
待つしかないんで大人しくエンジン止めて前が動くのを待つ訳で・・、とりあえず、スタッフさんが配置していて、ラインが空くと1人ずつ「どうぞ」って感じに誘導をしてくれるので、後ろの人が我先に・・みたいな混乱は無かったです。
・・で、イン側で何人もハマってもがいている中、「ここは一発で決めなくちゃ!」 と集中をして、アウト側の壁からターン。 すると・・、今までで一番上手く行った~っつー状態で、一気にそこの渋滞を抜ける事が出来たのでした。
・・で、壁側からアプローチした事で、その後のキャンバーも山側のラインを走行でき、谷側ラインでキャンバーの餌食になりかけている人達を一気にパスして前に出た♪
「ん~、何か、調子イイなぁ~♪」 なんて思いながら、最初の難所をクリアして来るのでありました。
・・っつーか、新品タイヤって明らかにキャンバーで横滑りしないですね。
そして、その後の「しいたけ山」でも、前日は前転&藪落ちまでした丸太を、何かあっさりクリアできた?!
まぁ、丸太ってバイクが通過して行く度にちょっとずつ削れて低くなって行くから、そのお陰かもしれないけど、丸太越えにはちょっと度胸がついたかも?(笑)
その後も、とにかく順調で・・、ヒルも問題なく上れるし、木の根っ子にもハマらないし、川渡りも、ヤチもすんなりクリアして・・、問題の「お杉の登り」に来た訳です。
「ここだけ・・。 ここだけ何とか上り切れれば・・。」
そう思って、まずは1回目のチャレンジをした訳ですが、、
力足らずで敢え無く撃沈。。
やり直しをするには、また渋滞の最後に並んで、順番待ちをする訳です。 ・・が、結構、待ち時間があるんですよ~。 15分とか、20分くらい。
勿論、ラインは3本くらいあったから、どこからだって上れる自信がある人は、どんどん前に出て上る事が出来るんだけど、みっちー的には一番真ん中のベストラインしか上れる可能性は無い訳で・・、更に言うならそのベストラインだって、5~6回に1回しか上り切れていない訳。
確率にしたら、登頂率は15%~20%しかないの。
でもね、諦める訳には行かないから、その僅かな可能性に賭けてチャレンジをする訳です。
でもね~、前日の練習では、こんな渋滞じゃなかったから、もっともっと長く助走を取れた訳。 あとは、常に自分のタイミングで上り始める事が出来たの。
それが、この日はこの渋滞で・・、助走区間はかなり短く・・、更には渋滞待ちの間、ちょっと進んではエンジン止めて、また進むのにエンジン掛けて・・を繰り返すから、いざ上ろうとする時に、ベストな状態じゃなくなってたりするのよね。 2ストミニの難しいトコロ。
勿論、走り出す前にアクセル煽って一杯吹かしてから行くんだけど、上ってる最中にちょっとボコボコしちゃったりすると、一気に力が無くなって、失速ぅ~~っつー状態に。
そんな中でも、チャレンジ2回目の時は、かなり上まで行けたんだけど、もうちょっと・・ってトコまで行ったら、行こうとしたトコに人の姿が見えた事でちょっとアクセルが緩んでしまって、上り切れずに木に引っ掛かってしまうのでした。
丁度、みちゅさんが撮ってた写真、奥に小さく写っているのがみっちーです。
・・と言う訳で、また、バイクを下まで下してやり直し・・。 列の最後尾に並びます。。
何かね、セローだったら結構上れる気がするのよね。 でも、TCだと・・、どうしても上れるイメージすら沸かないの。
まぁ、フルサイズの人達だって、坂の途中で捲れたり・・ってしているんだから、相当難易度は高い坂だったと思うんだけど(そう思いたい・・)、みっちーも、前の日の練習で何度バック転した事か。。
自分が転げ落ちた所に、バイクが降って来るのよねぇ・・。 コワイ、コワイ。。
・・で、どうにか登頂域まで投げ上げられたなら、あとは上から引っ張り上げられるんだけど、この日はここまでも辿り着く事が出来なかった。。
まぁ、前の日よりも楽だった事は、坂の途中に何人もスタッフさんが居てくれるので、失敗した時にバイクを下まで下すのをちょっと手伝って貰える事。
あの傾斜の中、バイクを起こして、フロントタイヤを下に向けるのが、かなり重労働なんでね。
そんな訳で、3回チャレンジしたけれど、3回とも失敗に終わった訳で、、2時間のレースなのに、この場所だけにもう1時間以上居る感じです。
ちなみに、この時、ふと思ったけど、自分以外はみんなマシンはフルサイズで・・、このクラスで、2ストミニのモトクロッサーに乗ってたの・・って、みっちー1人だけでした。
前の日のフリーライドでは何人かミニが居たんで、あまり気にしてなかったんですが、他の人はおたまじゃくしクラスの人とか、フリーライドのみの人達みたいでした。
そんな4回目のチャレンジの列に並んでいた頃・・、「残り時間30分となったので、こっちのルートを開放します~。」 と、お杉の登りのショートカットルートが解放されたのでした。
「やったぁ・・、とりあえず、これで戻れる。。」
・・っつー事で、ようやくそこから前に進めて、「溝越えヒル」まで辿り着いたら、何と、溝越えヒルもさわやかクラスのルートに含まれていたのでした。
坂の手前に溝があって、ちょっと川っぽくなってるの。 それを越えて坂を上る、ちょっと難易度の高い坂。
・・で、前の日は、「絶対この坂は、さわやかクラスのルートじゃない。」 って信じて(・・っつーか、信じたかった。。)、一度もチャレンジしなかった坂なの。
でも、ここを上らないと帰れない。
・・っつー事で、思い切ってチャレンジをしてみたら、何とか上まで上り切れた~。 ・・っつーか、上った所で転倒した~。
・・で、ギャラリーで見ていた方が、最後バイクを引き上げるのを手伝って下さったのですが、ようやくバイクを起こせた・・と思った所に、坂を上って来た人が激突ぅー。 、、で、また転ぶ。
まぁ、下からだと、坂の上で転んでいるのが角度的に見えないのよね。
そんな訳で、それまで1人で転んでいた時には壊さずにいたTCなのに、ハンドガードとリヤフェンダーのグラフィックをちょっとダメにしちゃうのでした。
そして、最後の「さわやか・おたまじゃくし専用ヒル」も、転びながらもどうにか上り切り、やっとゴールが見えて来た~。。
・・っつー事で、1時間48分かけて、どうにか1周、戻って来たよ。。
~~~~~~~~~~
レース時間はまだ残っていたし、みっちーにとって唯一の難所だった「お杉の登り」も無くなったのだから、まだ行く事は可能でしたが、ハンドガードが壊れちゃったので、これ以上は止めておく事にしました。
ちなみに、前の日に何度もバイクを倒してしまい、その度にハンドガードが回っていたから、この日、レースのスタート前に少しボルトを強めに締め込んだんですよね。
まぁ、元々このハンドガードは回る事で力を逃がして折れない設定になっていたのに、回り難くしちゃった事でこんな結果を招いた訳で、、やっぱトルク管理って大事だなぁ~と、しみじみ思ったみっちーでした。
あと、リヤのグラフィック、突っ込まれた時に傷になって破けてしまいました。 まぁ、グラフィックを貼ってあった事で、本体へのダメージは軽減されたかもしれませんが。
また今度、masamasaさんに1枚出力して貰おう~っと。
そんな訳で、初参加となったCGCの斑尾エンデューロ、何とか終了~。 そして、初めて参加して、思った事は・・
「TC85には、向いてないのかな?」 ・・っつー事。
片付けをしている時に、お隣の方からも言われたのですが、「85で良く頑張るなぁ・・って思って見てた。」 って。 「普段、85に乗ってる人も、ここには違うバイクで来る。」 と。
ボアアップして105にしてる・・とか、そーゆーレベルの問題じゃなくて、ホイールベースが短いとか、タイヤサイズが小さいとか、2ストモトクロッサーのエンジン特性とか・・そーゆー話。
自分でも、何となく・・レースには車両の向き不向きがあるんだなぁ・・って、感じ始めていた訳ですが、でも、そう言ってしまうのは自分自身の言い訳で、腕と努力が足りないんだ!・・って、思う様にしていたけど、やっぱり、向き不向きはあるんだ・・って思いました。
だって、ゲロゲロクラスなんて、トライアルバイクがダントツで優勝しちゃうくらいなんだから。 昔持っていた、スコティッシュとか、きっとここで走らせたら、めちゃめちゃ強いのかもしれないなぁ。 (笑)
・・と言う訳で、リザルト~。
ダントツのビリかと思ったら、101台中89位。 全体の1割くらいは1周出来てない感じで、全体の1割くらいが1周で終わった感じですね。(笑)
ラップの表示が48:00となっていますが、1が消えているだけで、正確には1:48:00です。
とりあえず、怪我なく終われて良かったです。
~~~~~~~~~~
終了後は、ゲロゲロクラスの3時間レースがありましたが、斑尾のコースは、走ってる所がピットからあまり見えないレイアウトな上、スタートすると、殆どの人が戻って来ないレースなので(笑)、空いてるうちに温泉に入って、部屋でちょっと休んでから、早目に帰路に着きました。
14時くらいに出発したので、高速の渋滞に遭う事もなく、18時くらいには帰って来れた感じかな。
5月は、とにかくレース続き・・。
壊れたハンドガードはスペアーを持っていたのですぐ交換して、この翌週の5月22日(日)は、JNCCで爺ヶ岳へと向かうのでした。
コメント
>N瀬さん
今回、初参加だったので知らなかったのですが、ゼッケンはエントリー順に振られて行き、そのゼッケン順にスタートをする事から、申込みの時点からレースが始まっている様です。
1番と100番では相当な違いが出るみたいですね。(笑)
スタート順番の引き?が超重要。
下手すると2,30分のアドバンテージにな・・・
そんな気がしますね。