中井６耐レポ・１

２０１６年、第１６回・中井６時間耐久レースレポです～。
順延となった２月６日（土）、曇り空ではあるものの、予報ほどは寒くもなく、レース日和となりました。

朝７時・・・
毎年、毎年、ゲートオープンは７時で約束しているのに・・、前の日だってちゃんと念を押してたし、数日前にも電話で念を押したのに・・、相変わらず、守って貰えない約束事。
７時にゲートは開かないわ、前の日に施錠は外しておいてくれる・・と言ってた第２駐車場も、しっかり鍵がされてるわ。　もーいい加減にして欲しいわっ。

結局、支配人さんが到着したのは、７時２０分。　この２０分の朝の遅れが、どれ程大変になるか・・ってコト、支配人さん全然分かってくれないのよね～。
そんな訳で、朝はバタバタ。
予定ではブリーフィングまで１時間１５分あったものが、急に５５分しか無くなっちゃったんだもの。　そりゃ、忙しい訳ですよ。
しかも、今回のブリーフィングでは、絵馬さんの件も相談しなくちゃいけないから、いつも以上に時間が必要・・。　もう、気が気ではない訳です。
そんな訳で、写真を撮ってる余裕もなく、朝の写真は一枚も残っていない状態ですが、、中井耐久に慣れたみんなが手際よく準備を進めてくれたお陰で、８時過ぎには大体形になって来て、予定通り１５分からブリーフィングを始められたのでありました。
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そして、朝のブリーフィング～。
挨拶を済ませ、まずは最初に言わなきゃ・・なのは、絵馬さん参加のお伺い。
障害を持ってのレース参加、そしてチームの２台体制、きちんとみんなにも理解と承諾を頂かないと参加は出来ない状態でしたが、皆さん快く承諾をして下さって、絵馬さんの加わった新規Ｅｄｇｅチームが、発足をするのでありました。
そして、優勝トロフィーの返還。

箱に入ったまま受け取ったので、そのまま見せて終わりにしようと思ったら・・(笑)、「ちゃんと箱から出して見せろ～。」　と言われてしまったので、箱から出してお披露目しました。
その後、各チームのチーム紹介を行って・・、Ｅｄｇｅチームは、来れなくなったぴたさんの写真がみんなの爆笑を誘ったり。
レギュレーションは去年と殆ど変更点は無かったけど、赤旗にペナルティを付ける事だけ加えていたので念を押して・・、後は今までと一緒なので、一通り読み合わせだけ行っておきました。
・・で、グリット抽選は今年はカードタイプにして、開くと中に数字が書いてある・・ってスタイルにしてみました。

まぁ、その表情と雰囲気で、大体どの辺を引いたのかは、分かる様な気はしますが・・

今年のスタートのグリッド順は、こんな感じになりました。

みっちー的には、今回のくじを作る時、１番から始めて６番まで使った色を７番から１２番に折り返して行く・・と言う状態にしていた為、ピンクは１番か１２番、黄色は２番か１１番・・と言う事だけを覚えてましたが、ハナさんが持って行ったピンクのくじ・・どっちかな～と思ったら、案の定？、１２番のビリの方のくじでした。(笑)
そして、集合写真を撮って・・

その後、参加回数の浅い人向けにコースウォークも行って、予定時間を数分押したくらいの状態で練習走行も始められ、とりあえず、朝の一番の大仕事も一段落～と言った状態となるのでした。
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およそ４５分くらい設けられた練習時間。　この時間が、何か一番転倒が多かった気がします。。
ウォーマーでタイヤを暖めているとは言っても、やはり朝一は路面温度も低いので、気を付けないといけない訳で・・、まぁ、大事に至る程のクラッシュは無かったけど、結構みんな、あっちこっちでやってましたねぇ。。
そして、いよいよスタートグリッド整列です。

スタート前に、チームの団結を図っていた、「チーム白米」。

フロントカウルが野球のボールみたいになってるけど・・(笑)、メンバーの殆どが平成生まれ・・っつー、めちゃめちゃ若手チームです。
ＣＬＵＢ愛は、今年はお揃いのＴシャツを作っておりました。

ちなみに、何でＴシャツにしたのか・・って言うと、ジャケットだと（ポケットが付いてると）計測器を落とした時についポケットに入れちゃうから・・だそうで。　過去の教訓から、ポケットの付いてる物は着せない様にしたそうです。
今年は、マシンもライダーも絶好調の「チームメダボ」。

練習では、何度かバイクも壊れていたけど・・、今年こそはトラブル無く完走出来るのでしょうか～。
それにしても、ＮＳＲが増えて来ましたね～。

ま、そんな感じで盛り上がる中、先導車両の後に付いてコースインしていく皆さま方。　もちろん、一番最後尾は・・１２番くじの「チームおよめ」。

今年のスタートライダーは、一昨年の雪辱を晴らすべく？ＫＯＲＯ君が買って出ました。
ちょっと時間が押してたから、スタート前のローリングを若干減らそうかとも思ったけど、ここは焦らず、やっぱゆっくり始めた方がいいだろう・・と判断し、しっかり５周走ってから日章旗を振り、レーススタートと致しました。

スタート時間、１０時０２分。　チェッカーフラッグも１６時０２分予定。
いよいよ、中井６時間耐久の始まりです～。

幸いにも、スタート直後のトラブルもなく、とりあえず、平穏にスタートをして、みっちーもホッと一息ついた感じ。
「良かったね～、無事にスタートが切れて。」・・って、１５分後くらいには、そんな会話をしておりましたが、そんな休息も束の間で、何だかんだとやる事に追われ、レースを見ている余裕もなく・・

そう、中井食堂の準備やら、新しくなった表示システムの対応やら、色んな事に追われていて、見てられなかったんですよ。。
でも、とりあえずは、大きな転倒も無かったから、トラブル無く始まったものかと思っていたら、第１ライダーが戻って来ると、その状況が色々と伝えられる訳でして、、どうもね、初参加の若手チームが熱くなり過ぎているらしいんです。
何度か、危ないシーンがあったらしいんですよね。

でもね、そーゆーのって結構難しい問題でして、みんなの意見を聞いてみないと分からない。
そんな訳で、あちこちからその状況を伺って、まぁ、確かに危ないブロックが何度かあった・・と。　当事者にも聞いてみた所、確かに本人にも自覚はある・・と。
転倒までは行かなかったけど、３チームが絡んで転びそうにもなっていたらしい・・。
そんな訳で、とりあえず、係わっていた３チーム全員に、「インに並ばれたらブロックは禁止。　特に、周回遅れになっている場合は、優先権は上位チームが持っている。　でも、上位チームも相手が気付かない様な無理な抜き方はしない様に・・。」　と、再度説明をし直して、とりあえず、無事和解～。
やっぱりね、みんなが楽しくレースが出来なきゃ、開催している意味がないもの。
笑える転倒くらいなら多少あっても構わないけど、誰一人、怪我人を出さずに・・、最後までみんなが笑顔で・・って言う事が、私の一番の目標だから・・。
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上位入賞を目標にＮＳＲで新規チームを立ち上げた、＃１１「富士の会」。　序盤から、転倒＆修理が繰り返されていた感じ？

どうやら表彰台への夢は、この時点で終わっていたのか？
１２回のピットインをレギュレーションにしてからは、１人のライダーが長い時間走る事が少なくなり、３０分前後でのライダー交代が主流となって来てました。
「ＣＬＵＢ愛」も、ライダー交代。

そして、「およめ」も・・。

・・って、ハナさん、第３ライダーなの？
ちなみに、ハナさんが着ているつなぎは、みっちーが昔着ていたお古のつなぎ。
チームの事は任せていたから、走る順番に関してはノータッチだった訳ですが、、でも、出来るだけハナさんは、一緒に走るメンバーを気にしておいた方がいいよ・・と、事前にアドバイスしていたんです。
つまり、ハナさんよりタイムの遅いライダーと一緒に走行してしまうと、抜くのにリスクを伴うから、ハナさんが走る時間帯は出来るだけハナさんより速い人達が走ってる時間帯を選ぶ様に・・と。
だから、自分より遅い人が誰なのかをチェックして、その人とだけは同じ時間に入らない様に気を付けて・・と、そうアドバイスしていたんだけど・・。
何か、ちょっと気になって、少しコースを見ていたら、目の前で、今コースインして行ったばかりの「ＣＬＵＢ愛」の女の子が転倒した～！　１コーナーに向かう途中の直線で、何が原因なのかは分からないけど、転倒した。
そして、「転倒！　黄旗～！」　って思った次の瞬間に、転倒車両にアクセル全開で突っ込んで来る一台の車両が・・？！
「え？？」　って思った瞬間に、バイクが縦に回転し、サイドカウルに貼ってあった「７」のゼッケンが目に入った・・。
そして、ライダーが空を舞う・・。
見覚えのある自分のつなぎ。
そう・・、自分のバイクと自分のつなぎが自分の目の前で縦に回る・・、その衝撃の光景を、みっちーは目の当たりにしたのでした。
つづく