昨年、12月23日(祝)は、デコボコランドで開催された中級エンデューロスクール、「丸太とボセキアタック!」に行って来ました。
ここ最近、なかなかスクール日程とのタイミングが合わず、ずっと参加できなくて、久し振りのスクール参加。 しかも、TC85で参加するのは初めてだったので、ちょっぴりドキドキ状態でした。
結構道も空いていたので、デコボコランドまでは2時間くらいで着いたかな? 5時半くらいに家で出て、7時半過ぎには到着していた感じです。
冬場の朝らしく、駐車場は融けた霜でぬちゃぬちゃな感じ。 更には、週末に降った雨の影響で、コース内のコンディションもかなり難しくなっていた様でした。
それでも日差しは暖かく、風もない一日だったので、絶好の練習日和でしたね~♪
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8時40分、受付開始~。
・・で、スクールには1人で申し込みをしていたのですが、現地に行ったら偶然にも、いでりんさん達がいらしていました。
JNCCのレースでは良くお会いしているのですが、多分、デコボコのスクールでご一緒したのは初めてかな?
・・で、スクールの内容は、中級エンデューロ編の「丸太とボセキアタック」・・って事で、丸太を越える練習と、デコボコ名物の「ボセキ」と呼ばれる石の坂を上る練習がメインとなっていました。
・・で、午前中は広場にて、丸太越えの練習~。
まずは、一本丸太から。
普通に越えるやり方から、直前で止まってから越えるやり方、そしてフロントだけ越えたけどリヤが越えられなかった時のリカバリー方法など、色々な状況を想定して、ワタライさんが説明しながら見本を見せて下さいました。
・・で、練習~。
サイズ違いの丸太が幾つか用意されていたので、初めのうちは小さい丸太からチャレンジをしていましたが、順を追って大きい方の丸太にも挑戦。
ちょっぴり上達して来たのか、大きな失敗はする事なく越えられる様になって来ました。
休憩時間も自主練をする、いでりんさん。 カメラ目線、頂きました~。
そうそう、以前蛍光キイロのブーツゲイターを購入して下さったのですが、色違いも欲しい・・って事で、その後ミドリも追加で買って下さいました。 気に入って頂けてる様で、みっちーも嬉しい限りです。
休憩を挟んで午前中の後半は、三本丸太越え練習~。
以前、河原でチャレンジした事はあったけど、コケて以来、トライした事は無かったのよね。 基本、めちゃめちゃ臆病なんで、こーゆー事に1人でチャレンジできないタチなのです。。
・・で、ワタライさんがまたお手本を見せて下さる~。
ステップ1は、ゆっくり編。 丸太の上に足を着いて構わないので、フロントが越えたらリヤは足で蹴って越えて行く・・ってやり方です。
・・で、それが出来る様になったら、ステップ2ではバイクに乗ったまま越えて行く様にして、そして最後のステップ3では、踏み切りでカッコ良く飛び出せる・・みたいな感じ。
実際のレースでこれが出来たら、めちゃめちゃカッコいいだろうな~♪・・って感じなのでした。
その後、TC85でも見本を見せて下さる事になりました。 自分のバイクでやって貰えると、よりイメージが湧き易いです。
最初は、フロントだけ上げて、リヤは丸太を蹴りながらクリアーして行く方法。
その後、普通に越えるやり方で・・
最後は、ポン~っと飛び越えて下さいました。
あたしのシロちゃん、あんな事が出来る子だったのねぇ。(感心)
その後、自分でも三本丸太にチャレンジ~。
「よしっ!」 って思って、腹を括ってアクセル開けて頑張ったら、意外にもスルっと丸太を越えられて、ステップ1はあっさりクリア。
ステップ2も失敗する事なく出来て、10回に1回くらいは飛び出せてた事もあったみたいで(←ステップ3)、ワタライさんからは大きなマルを頂けたりして、楽しく練習出来ました♪
一回も転ばずに出来たのは、大きな成長だったかな? とりあえず、今まで持ってた恐怖心が無くなっただけでも、良かったかな・・って感じでした。
その後、タイヤ越えの見本~。
丸太と違って乗り越える面が直角だから、しっかりとフロントを上げないとダメな訳で・・、
どこを目安にどうやって走ったら良いか・・とか、また色々と説明を交えながら、見本を見せて下さいました。
あとは、斜めの丸太越え。
とてもじゃないけど、こんな角度で丸太越えるのなんて無理ぃ~~って感じですが、、
もうね、何事も無かったかの様に、スルっと越えて行っちゃうんですよねぇ。。
この2つは、超~難易度が高いんで、流石に練習とかは無くて、見本のみとなりましたが、実際のエンデューロでも、時間と共に掘り出されて来る木の根っことかを越えるのに、とっても役に立ちそうなテクでしたね~。
そんな感じで、午前中のスクールは終了。
・・で、午後はいよいよボセキのレクチャーなんですが、この人数が全員でバイクで行ってトライするのは無理なんで、基本的に2人くらい見本でチャレンジして貰って、そのレクチャーをみんなで見る・・って事になりました。
・・で、そのご指名に、みっちーが。。。
「ぴぇぇぇ~~、無理だよぉ。。 ボセキでみんなのさらし者になっちゃうよぉ。。」 って思ったんだけど、せっかくご指名を頂いたんだし、恥をかいた分、自分の身になる・・と思い直して、頑張ってみる事に致しました。
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しかしながら、お昼休み中ドキドキしていたのは言うまでもなく(笑)、終いには、その緊張がシロちゃんにも伝わったのか?、何故か午後走り出したらすぐに被ってエンジンが掛らなくなる・・と言うハプニングが・・。(爆)
慌ててプラグ交換をする・・と言う、ドタバタ劇となっちゃいました。
・・っつー事で、ちょっと遅れてボセキに到着。
今日のボセキは、コンディション的にかなり難易度が高い様です。。
・・で、ワタライさんが自分のバイクで見本を見せて下さったあと、またTC85でも見本を見せて下さいました。
無理にバイクに乗ったまま走ろうとしなくてイイ・・って。
足付きながらで構わない・・って。
そうだよね、せっかく足付きの良いバイクなんだから、そう言う利点を生かした方が良いんだろうね。
・・で、乗り越えられないから・・と言って、無駄にリヤタイヤを空転させてしまうのではなく、(そーゆー事をしてしまうと、タイヤもクラッチも傷める原因になっちゃうし・・)、今の状況を正確に把握して、どうすれば良いのかを判断して乗り越えて行く事が、やっぱ大切なんですよね。
リヤがスポっと石の間にハマってしまって、どう足掻いても出られなくなった時とかは・・
バイクから下りて押してしまう。 でも、この押し方にもコツがある。
自分が使う労力は最小限に留めておいて、バイクの力やコツを使ってスルっと抜け出す事が出来れば、レースでも体力を消耗しないで済むのよね。
大抵、こーゆー難所でハマると、脱出するだけでゼーゼーしちゃって、とてもじゃないけどその後まともに走れる状態じゃなくなってるもんね。(笑)
・・と言う事で、ワタライさんの見本が終わり、「じゃぁ、みっちーさん頑張って下さい。」 と、みっちーのさらし者タイムが始まる訳です。
案の定、最初の難所でハマってしまう。
イゴイゴやっても抜け出せない。。
「そこは、フローティングターンを使って、フロントタイヤを石の右側に持って来る。」 って言われたから、頑張ってチャレンジしてみたけど、、
フロントが10cmくらい浮いただけで、石の右側まで移動なんて、みっちーのテクではとても無理~~。
もう、笑うしかありません。(爆)
すると、ワタライさんが、「じゃぁ、バイクのこっち側に下りて、ハンドルを引いて石を越える。」 と、新たな指示を下さいました。
はぁ。。 何とか脱出できたよ。
こーゆー時、バイクが軽いってイイわねぇ。
・・で、真ん中にはハマりたくないスポットがあるので、そのまま反対側のラインまで来て、再びバイクに跨って、ゴールを目指して頑張る訳です。
しかーし、またしても行く手を遮る大きなボセキ。。
「ここも、フローティングターンで、石の左側にフロントタイヤを持って来る。」 って。
さっきは諦めて下りたけど、アクセルのタイミングとクラッチのタイミングを合わせながら、ちょっとの勇気を振り絞って頑張ったら・・
思いっきり上がった~。(爆)
え~っと、、この写真、決定的瞬間を捉えた訳ではありません。 めちゃめちゃフロントが上がったまま、もの凄く安定して、落ちるでもなく捲れるでもなくここで止まっているんです。(笑)
「えっと、、私はどうすればいいんですか?」 ワタライさんに聞いてみました。
すると、そのまま石の左にタイヤを向ければそっちに落ちてくれるから・・っつー事で、やってみたら、ボセキクリアーできたよ♪
ここまで来れば、もう大丈夫。 あとはスルスルと上まで上がって、何とかボセキを上り切る事が出来ました~。
みんなにも、拍手を頂けて嬉しかったよ。
お付き合い頂きました皆さま、ありがとうございました。
その後、もう一人の方もチャレンジ。
みっちーとは違うラインで上がって行ったのですが、途中、木の根っことボセキの間にリヤタイヤがハマってしまって、どうにも抜け出せなくなっちゃいました。
バイクから下りても、バイクが立っていられるくらい、スッポリとハマっている感じ。
・・っつー事で、ワタライさんがライダーチェンジして、ここからのリカバリーの見本を見せて下さったのですが、何でこうも簡単に脱出できてしまうのかしら?・・って思うくらい、サラっと抜け出せてしまうんですよね。
う~ん、スバラシイ。
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ま、そんな感じの丸太とボセキアタックスクール。 無理だと思っていたボセキでしたが、とりあえず上り切れた事が、とっても嬉しかったです。
ちなみに、ワタライさんがTC85に試乗している姿を見て、やっぱ、リヤサス沈み過ぎかな?・・って思ったので、ちょっと伺ってみましたが、「これだと底付きしちゃうね。」 って。 やっぱり、柔らか過ぎでした。
自分でも薄々そんな気もしていたんだけど、傍から見たら車体姿勢が完全におかしくなっている感じでしたから。
とりあえず、28日(日)にもまたデコボコランド(女子祭り)に来る予定なので、その時までにはリヤサスはノーマルに戻して来ようと思いました。
帰りはいつもの、真名井の湯へ。
ゆっくりと温泉に入って、ご飯も食べて、いつもの様にトランポの中で仮眠してから帰って来ましたが、いちいち荷物を整理しなくてもすぐ寝られるハイエースの後部座席は、なかなかの快適空間なのでした。