6月15日(日)、勝沼にて開催されたクロスカップ勝沼R2のレポです~。 今回は当日入り。 朝7時頃、現地到着致しました。
前日入りしていたノモトさん達がパドックを取って下さっていたので、そこに合流させて頂き、準備を始める。 他のレースに比べると、クロスカップはスケジュールがせわしくないのがイイですよね。
・・と言う事で、とりあえず、先に受付を済ませてから色々とバイクの準備を致します。
タンクのガソリンは、前回の鈴蘭を走り終わったままでしたが、チェックしたら鈴蘭で丁度3L使っていたみたいです。
なので、とりあえず、3L足して満タンにしておきました。
エアクリーナーもチェックしたけど、前回の鈴蘭が埃の立たないベスコンで、殆ど汚れていなかったので、そのままに。 とりあえず、プラグもそのまま。
スポークの緩みも全部チェックしましたが、フロントのエクセルリムも、久々に使う練習用のリヤホイールも、問題ありませんでした。
その後、ブリーフィングが行われましたが、今回キッズの参加が無く、初心者の方も殆ど居ない・・っつー事で、(女性は2人居るけれど、女性とみなさなくてイイ2人だし。・・とか、言われちゃって)、上級ルートが使われる事になったのです。
ちなみにそこは、去年、ハダさん&オータさんと3人で、「奈落の冒険」と称してチャレンジしに行った事はあった場所。 でも、、その時1回行っただけで、まともに練習なんかした事ない坂でした。
そう、1人で行ったら戻ってこれなくなるかもしれなくなる・・、みっちーにとっては危険地帯だったのです。
そこを、今回使う・・って。
あの坂を、無事に上って来れるんだろか・・って、ちょっぴり不安になるのでした。
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そして、レース前の1周の下見走行~。
コースをしっかり見る為に、下見走行はゆっくりと走っていた訳でありますが、走り出すとどうもね、ちょっとエンジンのパワーに力が無い?・・と言うか、、エンストもし易いし、エンジンノイズもいつもに比べて気になる状態なのでした。
「エンジンオイル、換えてくれば良かったなぁ。」 この時点で、激しく後悔。
そして、問題の奈落の入り口に差し掛かり、下ってターンして上り坂に差しかかった訳ですが、右のラインは通常の練習コースでも解放されているラインでして、以前冒険をしてみたのもココ。
でも今回は、通常は下りラインとして使われている左のラインも上り用になっていたんで、とりあえず、下見走行では、右より若干傾斜の緩い左に行ってみた訳です。
すると・・、普段は下りで使われている坂なんで、結構ブレーキで作られたボコボコが多かったんですよね。 それゆえ、結構ハマってる人も多くって、ちょっと難しそうな感じ。
・・で、みっちーも途中で一回止まってしまったんだけど、意外とそこからのリカバリーは楽に行けて、無事にクリアー出来たんです。
「あ、行ける♪ 大丈夫かも。」 その時はそう思ったんですよね。
そんな感じで1周の下見走行をした訳ですが、戻って来たらノモトさん達が難所の上りの話をしていて、「右の方がラインが出来ているから上り易い。」 って言ってたんです。 確かに左は、結構ボコボコが多かった。
みっちーは、左しか行かずに右は見て来なかったけど・・、「そっか、、右の方が上り易かったんだ。。」 って思い、本番では右側ルートにチャレンジする事にしてみました。
その後、せめてプラグだけでも新品にしておこうかな・・と、プラグを外してみましたが、付いてたプラグもめちゃイイ感じに焼けていて、特に問題は無さそうでした。
でも、とりあえず、新品に換えておきました。
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走っていないと風も心地良かったけど、レースが始まると結構体に熱が籠りそうだったので、とりあえず、ネックブレイスは使わずに、代わりに氷をくるんだバンダナを首に巻いておきました。
これでスタートから30分くらいは、体を冷やす事が出来るし、氷が解けてしまった後も、バンダナが濡れてる事で結構効果が残っていたりするのよね。
そして、スタート待ちの時間も、なるべく日陰を選んで止まる。
日向に止まっていた人達が、「あぢぃ~。」 とかって言ってる中、みっちーは首元から凍る様な冷気を味わっておりました。(笑)
そして、レーススタート~。
上のクラスの人達からグループ毎にスタートをして行きますが、女性クラスは2人しかいないので、ビギナークラスの人達と一緒にスタートになりました。
1コーナーに詰め寄る人達。
インを狙って行ったんだけど、行く手を阻まれちゃったよ。。 クロスカップで人数が多いスタートは、アウト側に回った方が良いのかも。
そんな訳で、スタートからちょっと遅れを取ってしまい、自分の順位がどのくらいかも分からないまま走っていた訳でありますが、奈落の坂の所では、迷わずに右のラインにチャレンジをしてみるのでした。
すると、確かにこっちの方が、ラインは綺麗に出来ているんで上り易いのかもしれない・・。 とりあえず、1本目は失敗せずに上って行く事が出来たのでした。
そして、大きなトラブルなく1周戻って来た訳ですが、計測ポイント前のクネクネセクションで、思わずフロントからスリップダウン。
グリップが良いかと思いきや、意外にもフカフカの土の下に結構硬い黒土があって、あっさりと滑ってしまうのでした。
「まったくー、もぉー。」 って言いながら、キックしようとしているトコロ。(笑)
幸い、キック3回くらいでエンジンも掛ってくれたので、すぐ再始動は出来たのですが、1周目から同じクラスのクギミヤさんにはかなり先行されてた様で、みっちーは遅れを取ってしまうのでした。
クロスカップエンデューロは2時間半の長丁場レース。 それゆえ、1周1周を細かく覚えてはいられないので、大体な感じになりますが・・
序盤は、やたらとエンストし易い状態で、結構何度もエンストキックに泣かされていた状態でした。
でも、結構勾配のある所でギアが1つ高い事がエンストしちゃう原因なのかな?・・って気になって、ギアを低めにして走る様にしてみたら、中盤からは走行中のエンストはしないで済む様になりました。
バイクに乗って走っていると、意外と勾配がキツい事に気が付き難かったりもするんですよね。 そーゆー所でギア落とさないまま加速させようとしちゃうと、フゥ~・・って感じでエンストしちゃうみたいです。
奈落の坂も、1周目は何とか上って来れたけど、2周目には失敗しちゃって、一度坂下まで戻ってやり直す羽目になっちゃいました。
以前は、途中で止まってしまうと、何とかそこから上り切ろう・・と必死になったりもしましたが、それをやると半端なく体力を消耗させてしまうので、ダメだと思ったら即下りてやり直す様になりました。
勿論、何とかなりそうなくらいの、もうちょっと・・であれば、頑張りますが、、毎回トライする中で、ちょっとコツも掴んで来て、5周目6周目7周目あたりは、失敗なく上り切れた感じかな?
タイムを見ると、奈落の坂で失敗をしなかった時には7分台で回って来れているんですよね。 でも、失敗をしてやり直しをしている周回は、大きくタイムを落としちゃって、10分オーバー・・って、5割増しのタイムですよねぇ。
坂を上り切れなくてやり直したのは、17周走った中で5回あった訳ですが、14周目の失敗が一番タイムロスが大きくて、その1周だけ13分くらい掛ってしまっておりました。
タイヤが坂の上側に来る形で倒れてしまったんですよね。 ・・で、自分が坂の下り側で、上から倒れて来た車体に足が挟まっちゃって、抜け出せなくなってしまったの。
しかも、そこで転んだ時に思いっ切りヘルメットの後頭部を石にぶつけてしまって、ヘルメットの傷も気になりながら、微妙に頭もクラクラしちゃっておりました。
とりあえず、失敗してもやり直せば必ず成功出来たんで、2回も3回もやり直す・・って事は無かったのですが、例えるなら、他の人達がバーナーの火力の様なパワーで上って行っている所、CRF100Fだとロウソクの火みたいな感じなんです。
今にも消えそうなフワフワの火を、何とか保っている感じ。
でも、ちょっと風が吹いただけで、あっけなく消えてしまう・・。
急勾配の坂の途中で、フロントタイヤにほんのちょっとの障害物が当たっただけで、それを越えられる力がなくてフワっとフロントが浮き上がって、そこでお終いになっちゃうの。
鈴蘭の時もそうだった。 唯一バイクを倒してしまったあの1回は、上りの急勾配でフロント荷重が保てなくなって倒れたの。
そーゆートコでも上手く半クラとかを使って、乗り切れるテクがあればいいんだけど。 クラッチも心配で、あまり使わない様にしていたら、越える力を上手く引き出せませんでした。。
・・で、これはみっちーの憶測でしかないんだけど、もしかすると、軽いアルミのホイールが微妙に仇になっているのかもしれない?? のかな?・・って。
平坦なモトクロスコースを走っている時は、アルミのホイールは凄くイイ感じなんだけど、急勾配のガレ場を上る時とかは、ホイールが軽くなった事で荷重が抜け易くなってるのかも?
勿論、ライダーのコントロールでクリアできる問題なのかもしれないけど、走ってる時にはそーゆー事は思ってなくて、今までと同じ様に乗っていたの。 すると、フロントの荷重が抜ける。。
レースが終わってずっと色々考えていて・・、何で最近そーゆー失敗をするんだろう・・って、考えた時、もしかして?・・って思ったのよね。 それが正しいのかどうかは分からないけど。 ノーマル履かせて走ってみれば、感じる物があるのかな?
終盤、路面が荒れて来て、ライン上に微妙なギャップが増えて来ると、更に難易度が上がってしまって、特にラスト数周は、毎回の様に失敗をしちゃっておりました。
・・って、今考えれば、CRF100Fにとっては綺麗で真っ直ぐな右側のラインより、多少ボコボコしていても傾斜の緩かった左側のラインの方が得意だったのかもしれない? のよね?
少なくとも、左のラインは下見の時に難なくクリアーできてたんだから。 だからね、右は止めて左のラインに切り替えれば良かったんだ。
でもね、レース中はすっかり左の坂の存在を忘れていて(おい)、とにかく、どうしたら右のあの坂を失敗しないで上れるんだろう・・って、その事ばかり考えていて、上り続けちゃっておりました。
17回のうち、5回はやり直しをして、3回は途中で止まってギャラリーの人に助けて頂いて、残りの9回はとりあえず何とかクリアー出来た感じ?
でも、そのうち何もミスせずに綺麗に上がって行けたのは5回くらいだったかな? 確率としては、そんな感じでしたね。
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この日はサッカーのワールドカップ、日本vsコートジボワール戦が10時から試合開始だったんですよね。
それゆえ、旦那さまは集計ポイント近くの木陰でワンセグに釘付け状態で・・、写真を撮ってくれたのは、前半戦と後半戦の間の休憩時間だけ。
しかも、席から立つ事もせず、座ったまま同じポイントで写真撮っていたもんだから、コーステープで区切られたココの写真ばかりなの。
何かさ~、クロスカップエンデューロって、こーゆートコしか走っていないレースに思えちゃうじゃない?
もっともっと、大変なトコ、いっぱい走っているのにさぁー。
奈落の坂を上り切れない事以外は、大きなミスをする事はなく、淡々と走れておりました。
でも今回、参加メンバーの人達の中には、JNCCなんかでもCOMP-AやCOMP-Bを走っている人達が沢山居たので、何台かでバトルしている時に抜かれると、結構ドキドキしちゃいましたね~。
邪魔にならない様に・・って、みっちーなりに気を遣って、なるべくスムースに譲る様にはしてたんだけど・・、やっぱり、速い人達のペースは半端ないですね~。
・・で、今回のレース、リザルト上はCRF100F(XR100)が、みっちーを含めて3台エントリーしていました。
100なのにめちゃめちゃ速くて・・、100でもあそこまで走れるんだ・・って憧れて、みっちーもこれまで頑張っていた訳ですが、バイクをよーく見てみると、サスが違っていたり、ブレーキもディスクだったり、そしてエンジンも200ccくらいあったり・・と、全然中身が違っていたんですよね。。
そもそも、車格がまるで違う。。
ノーマルベースで頑張っていた生粋のCRF100Fは、どうやら自分のソリ号だけだったみたいです。
エンジンオイルがかなり劣化していた事で、エンジンやクラッチをかなり心配しながら走る2時間半となりましたが、とりあえず、クラッチも滑る事はなく、ワイヤーの遊びも変化なく、大きなトラブルは起こさずに走り切る事が出来ました。
あれだけ坂でもがいた割りには、熱中症にもならなかったし。 そんなに体力は消耗させずに済んだのかな? まぁ、汗が目に浸みて痛かった・・ってのはあったけど。(笑)
・・と言う事で、2時間半を無事走り切り、チェッカーフラッグ~。
疲れたけど、心地良い筋肉痛で終わる事が出来ました。
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レース後、すぐにノモトさんがかき氷を下さって、ホント幸せを感じました。 ありがとうございました♪
・・で、JNCCみたいにレース経過が常時出ている訳ではないので、走り終わっても自分の結果は分からない。
・・で、旦那さまに聞いてみたら、「負けたんじゃない?」 って。 「全然遅かったよ。 負けてたよ。」 って、言うのよ。
もうね、サッカーで日本が負けて、そっちの事で頭がいっぱいで、そもそもみっちーのレースなんてロクに見ていなかったのよね。
確かに1回は抜かれたけど、2回抜いてた記憶があるから、そんなに大差で負けていたとは思ってなかったんだけど・・、2連覇ならずだったかぁ。。 って、ちょっとガッカリしていたら、
その後、リザルトが発表されると・・
「勝ってたみたいだね。」 だって。
まったく、もぉ~、無駄にガッカリしちゃったじゃないのさ。
とりあえず、周回数は17周。 ベストタイムは7分09秒。 1周多く走っているはず・・と思っていた、自分の記憶は間違っていなかったみたいでした。
総合リザルトはこんな感じ。
51台中、30位でした。
レース後のチェック。
転がって石にぶつけたヘルメットは、こんな感じになっていました。 Mの字の左上あたりについた傷。
とりあえず、塗装は剥がれてなかったし、思っていたよりかは深くない傷で済んだかな。
逆に、バイクの方には思ってもいなかったダメージがありました。。 サイドカバーのグラフィックが思いっきり破けているし。。 あと、リヤフェンダーのステッカーとかも剥がれている感じ。
いつやったんだろう?? って感じですけど、多分、奈落の坂で転がっている時だろうな~。(笑)
そして、気になっていたオイル。
量も随分減ってたし、真っ黒でサラサラになっておりました。
でも、クラッチが焦げた臭いはしていないし、オイルの耐久テストとしては(笑)、かなり立派な結果だったと思います。 AMZOIL、なかなかイイかも♪
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・・で、表彰式~。
着替えようと思っていたら、女性クラスからの表彰・・って事で、名前が呼ばれて、「来ないと賞品はじゃんけん大会に回しますよ~。」 なんて言うもんだから、急いで取りに行きましたよ。(笑)
そんな訳で、ウエアーすら着替えていないまま。
クラス2人しか居なくても、ちゃんと優勝賞品に工具セットを下さる所、クロスカップは、この気前の良さがイイですね~♪
次回は8月の開催なので、高級ブドウとか桃とかが賞品に出されるみたいです。
ちなみに、じゃんけん大会にも豪華景品が沢山あった訳ですが、今回はホントじゃんけんに勝てなくて、何も貰えませんでした。
ちなみに、周回毎のラップタイムはこんな感じでした。
あの、5回の坂のやり直しが無かったら、あと2周くらいは走れていたよね。 あの坂をミスせずに上れる様になりたいから、夏の間は勝沼で特訓するっ!・・って決めました。
とりあえず、7月12日(土)は、雨じゃなければ勝沼に行きますっ。
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帰りは、ゆりねーさんのトコへ。
大分生活にも慣れた様で、元気そうにやっていました。 車椅子バスケとか、車椅子テニスも少し始めたんだって。 そのせいか、日常の動きもかなり良くなっていた感じです。
お風呂にも入って来ちゃった♪ 貸切で入れる石和温泉、最高~でした。