すっかり間が空いちゃいましたが、7月7日(日)のJECライツin川西の当日レポです~。
朝5時半に宿を出て、10分くらいでコースに到着。 それまではパラパラしていた程度の雨が、着いた途端に土砂降りになって(笑)、濡れながら何とかみんなで設置を済ませるのでした。
朝はかなり早い進行。
6時半から受付と車検が行われるのですが、車検が終了した後はパルクフェルメと言う保管場所でバイクを保管されちゃって、それ以降は触れる事が出来ないので、走れる状態にしておかなければならないのです。
・・で、いつもの様に、フェンダー裏にマッドプチプチを貼り付けようとした訳ですが・・、あんまりしっかり付かない方が後で剥がすのが楽かな~って思って、洗車した時に軽くシリコンスプレーを吹き付けちゃっていたんですよね。
そしたら、笑っちゃうくらい両面テープが付かなくって、みっちーはもう、プチパニック状態に・・。
結局一度、パーツクリーナーで綺麗にしてから、両面テープも貼り直して・・、それでも貼り付かなかった所は上からガムテで留めたり・・と、必死の努力で何とか貼り付けるのでした。
・・で、タイヤエアーもチェックして、エンジンの掛かりもチェックして、ようやく受付&車検へ~。
そして、車検が終わった後、車両はパルクフェルメの保管場所に。
走り出す順番が決まっているので、バイクを置く場所も決まっていて、スタッフの指示に従って言われた場所に置いた後は、立ち入り禁止・・って感じです。
ちなみに、CRF100Fクラスのバイクは、みっちーの1台っきり。 いつものエンデューロに比べると、モトクロッサーとかレーサーが多い印象を受けました。
そして、ブリーフィングと集合写真の撮影~。
参加者は全部で50人くらい。 クラスは、A/B/C/Woman/ミニ、の全部で5クラスで、クラスによって規定時間とか走行の周回数が変わるんです。
・・で、みっちーが走るWomanクラスは、C/W/ミニ、が一緒に走る感じになってて、時間は90分間で6周走行。 A/Bクラスは、時間が150分間で10周走行・・みたいな感じで最初聞いていたのですが・・、
コンディションが良くないので、90分クラスの周回数を少なくして、150分の周回数を増やします・・みたいな通知が入るのでした。
そんな訳で、90分クラスは5周走行。 でも、最初の1周は下見のサイティングラップになるので、タイムアタックの計測自体は4周・・って感じ。
そして、150分クラスの方は13周くらいになったのでした。
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お隣に、Muc-offさんのブースがあったので、ケミカル用品を色々を使わせて頂きました♪
雨の日は、特に大活躍ですよね。
90分クラスのレーススタートは、8時から。
ゆっくりしている時間もなく、ゼッケン番号が呼ばれて始め・・、それぞれの選手のスタート時間が決められているので、20秒おきくらいの間隔でスタートさせられて行く感じです。
・・で、パルクフェルメの入り口で、計測カードが渡されるので、これを持ってコースの周回を行うそうです。
・・で、ハンドル周りに専用のカード入れがあれば良かったのですが、持っていなかったみっちーは、ハンドルの所の工具入れに、カードが濡れてしまわないようジッパー付きのビニールに入れて保管した訳ですが・・
カード入れが無い場合は、普通にハンドルにタイラップで留めれば良くて、濡れても汚れてもあまり問題は無かったみたいでした。
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そして、サイティングラップ~。
とりあえず、前日に下見はしてあるので、ある程度、ルートは覚えている状態で、それを丁寧に確認しながらぐる~っと走って来た訳ですが、CRF100Fにとっては特に問題ないコース。
ツルツルはするけど、上れない所も走れない所も無い状態で、転倒もスタックも無く、無事に1周走れる感じでした。
しかーし、、
こういうコンディションを苦手とするタイプのマシンだと、
リヤタイヤばかりが空転しちゃって・・
全然前に進めなくなってしまうんですよね。。
・・っつー事で、サイティングラップから戻って来れなくなる選手が、何人か発生する状態に。。
ちなみに、90分クラスを走る選手は全部で17人くらい居て、そのうちWomanクラスの選手は3人だった訳ですが・・、そのうちの一人の選手も途中でスタックしちゃっていて、とっても苦戦しておりました。
・・で、タイムアタック1周目からは自分のタイミングで走れるので、順番待ちの列に並んだ訳ですが・・
タイムアタックのスタートは、全員がサイティングラップから戻って来てからじゃないとダメなので、戻って来てない選手をずっと待つ訳です。
結局これに、30~40分掛かったのかな?
つまり、90分のタイムアタックなんだけど、これに掛かった時間を差し引いた残り60分弱の間に、4周のタイムアタックを行わないといけない感じ。
ちなみに、サイティングラップだけで心が折れて、DNSになっちゃった選手が何人か居た様です。
そんな感じで、1本目~。
途中で何人かスタックしている渋滞ポイントはあったけど、上手くかわして抜けられたので、それ程大きなロスも無く、タイムの方は7分34秒でゴール。
ゴールすると右側にある掲示板でタイムが表示されるので、それで自分のタイムをチェック~。 (写真は自分のタイムじゃないけど。)
・・で、1周ごとに休憩を入れて、コンディションを整えてから再出発して下さい・・みたいな話で聞いていたんで、軽く休憩を取った訳でありますが、、
いきなり、「残り時間があと○○分しかありません。 選手の皆さんは急いで周回して下さい。」 みたいなアナウンスが入り、ゆっくりしてられない?・・みたいな雰囲気に。
そんな訳で、急いで2周目のタイムアタックに入るのでした。
・・で、1本目は多少様子見な感じがあったので、2本目からはちょっと頑張ってペースを上げて走ってみる。
とは言え、こんなコンディションなんで、タイムアップさせる為に必要な事は、無駄なロスをしない事。
とにかく、丁寧にマシンを走らせて行くのでした。
そんな感じで、2本目のタイムは7分08秒までアップ♪
しかーし、何かお土産が付いてるな~って思ったら、ステップの所に大きな木の枝が引っ掛かってしまっていて、ずぅーっとコレを引き摺ったまま走り回っていた様です。(笑)
結構しっかり食い込んでいて、なかなか取れなくなっているのを、一生懸命に取り除き、3本目の走行へと向かうのでした。
そして、3本目~。
スタートのタイミングとかは自分で決める事が出来るので、タイムアップをさせる為には、遅い人の後ろに付いてしまわない事がポイントです。
あとは、追い付いてしまった時に、如何にタイムロスなくパスするか・・ってあたり。
・・で、選手の皆さんはそーゆー事は理解しているはずなんだから、何もあえて追い付く様なタイミングで走り出さなくてもいいのになぁ・・って思うんだけど、何か、毎回の様に後ろにピタっと付いて走る人の気配を感じたんです。
・・で、みっちーのペースに合わせていたら、遅くなっちゃうだろう・・と思って、パッシングポイントなりそうな場所で、抜けるラインを開けてあげていたんですけど、何故か抜こうとしない・・って言うか、
まぁ、みっちーも自分のタイムアタック中なんで、それ以上は気を使わずに走り続けた訳ですが、、
実はそれ、マーシャルさんだったらしく、レースが終了した後で、「マーシャルに気を使わなくていいから。」 って言われました。(笑)
一際小さなバイクに乗って走っていたんで、毎回の様に後ろに付いて見守って下さっていた様です。 感謝。感謝。
そんな感じで、3周目は少しタイムアップして、7分05秒でゴール♪
順調に7分台で周回を重ねて行ってたので、時間の方も余裕な感じで、4本目を迎えるのでありました。
そして、ラストの4本目~。
7分08秒から05秒にアップしてたので、最後は02秒・・あわよくば7分切れるくらいまで頑張りたいな~って思ってスタート!
転倒もスタックもなく、コンスタントに走り続け、目標の7分切り・・行けるか?!って思って頑張った訳ですが、、
こーゆー時に限って不運に見舞われる訳でして、ゴールゲートの1m手前で転倒していた人が居て、グルンと回ってしまったバイクが完全に道を塞いでしまっていて、足止めを食ってしまうのでした。
結局、その人がバイクを起こして、アウト側に出来たスペースを通ってゴールした訳ですが、タイムの方は7分07秒・・と、若干落とす結果になってしまうのでした。
とりあえず、普通にゴール出来ていたら05秒のベストは更新できてただろうけど、7分切りは無理だったなぁ~って思えたので、まぁいっか・・って感じでしたが、
タイムアタックする事とか、周回毎にタイムを縮めて行く感じが、正にジムカーナと同じで、とっても楽しかったです。
無事に走り切ったソリ号。
またお土産に、笹の葉付けて来てました。(笑)
チュータさんも、ヒゲタさんも、無事ゴール。
二人とも、とってもイイ感じで走り切れていた様です。
そんな感じで、午前中の90分タイムアタック(ステージⅠ)の結果は・・、みっちー、Womanクラスで1位。
2位の選手には、トータルタイムで9分30秒くらい差をつけておりました。
・・で、チュータさん、ヒゲタさんがエントリーをしていたCクラスでも、チュータさんが1位で、ヒゲタさんが2位。
ちなみに、一番負けた人が帰りの夕飯をみんな奢る・・ってのが内輪の約束になっていたので、この時点でヒゲタさんの夕飯オゴリがほぼ確定するのでありました。(笑)
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そうそう、みっちーがマッドプチプチを使い始めてから、初めて本格マディコンディションだった訳ですが、自作マッドプチプチの効果はとっても絶大でした。
プチプチが汚れてるだけで泥の塊が付いてない♪
あとは、これをペリ~っと剥がせば、お掃除も楽チン。
ちなみに、何も付けて無かったヒゲタさんのAJPは、フェンダー裏にびっしり泥がこびり付いておりました。
汚れる事も難なんですが、フェンダー裏に泥が付くと、フェンダーの重さと振動でネジが緩み易くなって、長時間走るエンデューロだと、致命傷になったりするんですよね。
そうじゃなくても、最近走ってる最中に、色んな所のネジが緩むんで、危機感を抱いている状態なんで。
ちなみに、お天気の方ですが、自分達が走っている間は殆ど雨には降られずに、もしかしたら午後はこのまま晴れちゃうの?~っつー感じで、薄日も差し始めておりました。
気温も25℃くらい。 走ると暑いけど、普通に過ごしている分には、とっても快適な感じでした。
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・・で、自分達のレースが終了した後には、今度は150分のA/Bクラスのタイムアタックがある訳ですが・・、
周回数が減算になった自分達とは逆に、A/Bクラスは周回数が増えたんで、その分時間も増えた感じ? 実際には4時間くらいのレースになっておりました。
結局、お昼を挟んで・・だけど、レースが終わった9時半から、ステージⅡのレースが始まる14時40分までの約5時間、ずぅーっと待ち時間だったんですよね。
とりあえず、自分達は3人居たんで時間潰しも出来たけど、一人で参加して雨の中、汚れたウエアー着っぱなしで5時間待っていなきゃ・・なのは、ちょっと退屈しちゃうかも・・って思いました。
・・と言う事で、暇潰しにブース巡り~。
KTMのブースにて。
可愛い小銭入れを発見♪
「いいなぁ。」 「可愛いなぁ。」 「今週、誕生日だったんだよなぁ。」 って、一生懸命呟いたら、チュータさんがプレゼントしてくれました♪(わーい。)
自分達のレースの時には殆ど雨には降られず・・でしたが、A/Bクラスのレースが始まると、結構雨が激しくなる時間もあって・・、コンディションも荒れ気味になっていた様です。
とりあえず、バイクの泥が少しでも落ちてくれる様、雨が降っている間は、雨ざらしにしておいて・・
その後、チェーンにオイルでも注しておこうかと思ったら、泥噛んじゃっててパツンパツンになっていたので、ちょっと緩めに調整し直し・・
オイルを注しておきました。
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そして、A/Bクラスのタイムアタックも終了して、いよいよステージⅡのレース~。
コースの方が完全にモトクロスコースのショート版に変更され、3周のスプリントレースが開催されるのでありました。
・・で、通常だと、5~6人ずつのクラスに分けられ、少人数でのレースになるらしいのですが、時間の関係上、C/W/ミニクラスは全員一緒のスタートになったのでした。
まずは1周、コースの下見をする為に、マーシャルの後ろに付いてサイティングラップ走行~。 速い選手で1周1分40秒くらいのコースです。
・・で、戻って来て、今度はスタートバーの向こうにスタンバイして、レーススタートとなる訳ですが、
かなり簡易化されたモトクロスコースになったものの、午前中よりも若干コンディションが悪くなった事もあって、やはりここでも1周出来ない選手が数名・・。 戻って来るのを待つ感じに。
そして、レーススタート~!
しかーし、参加者の中で一際小さいマシンに乗ってたみっちーは、一瞬で全員に前に出られ、もの凄い勢いの泥鉄砲を浴びせられる・・。
ホールショットを獲った、チュータさん#16。
みっちーなんか、何処に居るかも分からないよ。。
とにかく、前から飛んで来る泥鉄砲に耐えるのみ。
ヒゲタさんのAJPも快調な感じで・・、でも、Womanクラスの女性陣は、みんな2ストモトクロッサーに乗っているモトクロス選手だったゆえ、ヒゲタさんも#17の女性選手にあっさり抜かれてしまう訳です。
更には、エンデューロコースでは走るの止めちゃった#36番の全日本レディース選手が、もうね、速いの何の・・って。
チュータさんまでもが、ミスった隙にサクっと抜かれ・・
堂々の、トップゴールを果たすのでした。
・・で、みっちーですが、
モトクロスコースに変わってしまったスプリントレースでは、全くお話にならなくて、ペケから2~3番辺りの底辺争いになる訳で・・
更には、1周目に激しく食らった泥攻撃で、転倒もしてないのに泥まみれ。 もうね、すっかり心が折れてしまう訳です。
・・で、3周のスプリントレースなんですが、その3周目、ゴールが見えて来た・・って辺りで、多分完全にやる気と集中力が切れたんだろうな・・、今まで一度もスタックせずに走っていた坂でスタックしちゃって、再発進できなくなっちゃうのでした。
足場を変えようとしてバイクを動かすと、どんどん泥が増えて団子になる感じ。 もうね、どうにもならないの。
スタッフの人が来て、2人掛かりで押して貰って、何分ロスしたか分からないくらいロスをして、そしてどうにかゴールする事が出来た・・って状態なのでした。
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いやぁ~、辛かった。
マジ、辛かった。
CRF100Fじゃ、辛いよ・・って言われた意味が、ここで初めて分かったよ。
モトクロスのスプリントレースには向いていない・・とは思っていたけど、結局、CRF100Fって、エンデューロに特化したマシンなんだろうね。
そんな感じで、最後の最後に、みっちーもソリ号も泥だらけになって、レース終了となるのでした。
そして、終わった選手の皆さんが、一斉に洗車~。
プールに溜められてる水が完全に泥水になっていて、でも、オフローダーってこーゆー水でも平気で顔洗えちゃったりするんだろうなぁ・・って思っていたら、横に居たおにーさんが、何の躊躇も無く顔を洗っておりました。
みっちーには、まだその勇気は無かったな。。(笑)
洗車機を貸して頂けたので、ソリ号も綺麗にする事が出来ました。
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そして、表彰式~。
ステージⅡのレースの結果がどう響くのかが分からなかったので、優勝はどうかなぁ~って思いましたが、全てタイムの積算らしく、ステージⅠで作った貯金で逆転はされずに済みました。
・・と言う事で、みっちー優勝~。
・・なんですが、、長袖着ておけば良かったよ。 相変わらず、腕がたくまし過ぎるわ。。(ぼそっ。)
ちなみに、ステージⅡのスプリントレースですが、#34の選手がぶっちぎりで速くて5分00秒。 続いて2位は、#17の選手で6分02秒。 そして、スタックをしたみっちーは、9分31秒も掛かっていました。(笑)
そして、Cクラスの表彰式では、チュータさん優勝~。 ヒゲタさん2位~。
・・で、リザルト。
そして、ステージⅡのスプリントレースでの、各クラスの1位の選手が表彰され、景品にレッドブル6本が渡されるのでした。
そんな感じで、3人で参加してみたJECライツですが、3人揃って表彰台に立てる・・と言う、何かとっても素敵な終わり方になりました。
コンディションの悪い中、スタッフの皆さん、一日ありがとうございました。
帰りは近くの温泉に入って、ヒゲタさんの奢りで夕飯食べて(笑)、そんなに渋滞にも遭わずに23時くらいには帰って来れた感じかな?
疲れた体にムチ打って、その日のうちに泥だらけのウエアーを必死に洗濯しておきました。