6月2日・3日、伊那サーキットで開催された、MOTO1オールスター伊那ラウンド&エリア戦に出場をして来ました。
2日(土)の天気は一日晴れとの事でしたが、3日(日)の天気が曇り時々雨との事で、雨の降り出しがいつになるかが、気なる所なのでした。
6時頃、伊那サーキットに到着すると、既にゲートオープン待ちのトランポがずらっと並んでいる状態。
下のパドックは有料パドックになるので、自分達は勿論無料の上段パドックになるのですが、コースを見降ろせるギャラリーサイドはあっという間に埋まってしまい、山側スペースになっちゃいました。
それでも周りには、フルカワ選手やカワノ選手やnonpaさん達がいらっしゃって、結構落ち着ける感じの環境。
アブモタ部のハダさん&オータさんと一緒になってピットを作り、マシン準備を始めるのでした。
ちなみに、オータさんは、風邪をひいてしまったらしく、朝っぱなからめちゃめちゃ辛そうな感じでした・・。
先日、ゆりねーさんから頂いた「玄坂」ステッカーも、「Shiro号」に、ちゃんと貼っておきましたよん♪
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・・で、気になるダートセクションですが、、
前の日に雨が降ったお陰で、結構押し固められて、ダート自体のコンディションはなかなか良いんじゃないか?・・って感じ。
ただ、前の週の練習中に、moto2のカネコ選手が大怪我をした事もあり、上手な選手が安全に飛び切れる様、手前のコブが大きくなって、先の斜面がなだらかにされ、着地の角度を合わせ易くされていました。
しかしながらその修正は、あくまでも「上手な選手」にとって「安全」になっただけであり、そこまでの技術を持たない選手にとっては、逆に難しくなる事に・・。
ほんのちょっとの角度の違いで、こんなにも変わってしまうものなんですね。。
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走行は、オールスターとエリアを合わせて2グループに分けた状態。 moto2クラスから始まって、その後moto1OPENクラスになったのですが・・
初っ端から、ハダさんが第2ダートのジャンプでケツを跳ね上げられて、態勢を崩して転倒し、ピットに戻って来るのでした。。
ジャンプがめちゃめちゃ難しい・・って。 先週とは、全く別モンになっている・・って。
そんな言葉を聞きながら、ちょっぴりビビりモードにてコースインしたみっちーですが、、案の定、第2ダートのジャンプでは見事なまでにケツを跳ねられ、全くもって制御不能な状態に。。
ビビればビビる程、負のスパイラルにハマって行くし・・。
もうさ・・、何をどうすれば、安全に飛べるのか?が、分からないのよ。。
だから、とりあえず、スピードを抑える事しか出来ないんだけど・・、毎回の様につんのめってのヒヤヒヤ着地。
とりあえず、リヤブレーキが踏める事で、進入スピードは落とせる様にはなったのですが・・
結局一回、前転直前の一輪走行になっちゃって、何とか持ち堪えかけたんだけど・・、そのままヨロヨロした先でバランス崩して転倒をしてしまうのでした。
ヨロヨロ・・バタン。。 みっちー、ゴロゴロ。。 みたいな感じ。
とりあえず、マシンの方も体の方も大丈夫ではありましたが・・
心は、ポキっと折れました。。(くすん。)
・・で、走行時間が終了して、ピットに戻ろうとしたら、ササキさんが出口で呼び止めて下さって、「見ていてジャンプが危ないよー。」 って。 「見ている方がおっかない。」 って。
いやいや、、飛んでる本人が、一番おっかないって思っているよぉ。
そんな冗談はさて置いて、バイク任せに飛ぼうとしないで、もっとハンドルを引かなきゃダメだよ・・って。 モトクロス出身のライダーは、無意識にそれをやっている・・って。
コブの所をウィリーさせるイメージで・・って。 本当に一生懸命アドバイスをして下さいました。 めちゃめちゃ有難かったです。。
でも・・
みっちー、ウィリーが出来ないから、ウィリーさせるイメージが分からないのよ。。(しゅん。)
そんな中、ピットにネクちゃんが来てくれたので、気を取り直して記念撮影しちゃいました♪
今度、みっちーも傘持ちお願いしちゃおうかなぁ~。
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走行2本目。
オールスターの選手も一緒の走行なので、速い中で揉まれながらの走行です。
オールスターの選手にしてみれば、エリアと一緒は走り難いんだろうけど、みんな抜く時には気を遣って下さるお陰で、恐い思いはせずに走行できました。
第1ダートのテーブルトップは、飛び過ぎちゃうと先で曲がれなくなっちゃうから、とにかくリズム良く走れる様に・・。
第2ダートは、ウィリーのイメージで。。
・・って考えた時に、昔、ウィリーの練習をした時の事を思い出してみました。 スタンディングでやっていて、全くお話にならなくて、試しに座った位置からやったら確か出来たんじゃないか?・・って。
・・で、試しにかなり低めのポジションからジャンプをしてみた訳ですが、すると、ケツを跳ね上げられても、つんのめらないで済んだんですよね~。
おっ。 もしかして、コレは行けるかも♪ とかって、思ったりして。
いや、、実際には違っていたんですけどね。(笑)
とりあえず、四六時中ダートで黄旗が上がる中、転ばず怪我せず走る・・って事が自分の中では大前提ゆえ、何とか頑張ってそれで走ってみるのでした。
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走行3本目までのベストタイムは、56秒7。
走行していた全員が計測器を付けてた訳じゃないんで、そのタイムがどのくらいのポジションなのかは分からないけど・・、自分の中では結構頭打ちな感じでしたね。。
ジャンプも上手く行く時には、スッと飛んで・・
そのまま着地できるんだけど、
何か一つ間違えると、ケツが跳ねられ・・
うぉっ。。って、なってしまうのよねぇ。
もぉさ~、心臓が口から飛び出しちゃうよ。。
・・で、
練習走行、ラスト1本になった所で、とりあえず滑りまくっていたリヤタイヤ(5年落ち)を、本番用に換えてみる事に致しました。
これで少しは、タイムが上がってくれるといいな・・と。
そして、ブーツも新品を下してみました~。
新品ゆえに馴染まなくって違和感があったら、レースは古い方のブーツで・・。 大丈夫そうなら、新品で走ってみようかな・・って思って。
ちなみに、リヤのブレーキペダル、短くした・・って記事を見て大笑いしちゃったよ~って、某選手から言われたけど、届かないペダルを自分の足のサイズ(23.5cm)に合わせて届く位置にする事が、そんなに笑われる事なのかな?・・って、ちょっと思ってしまいました。
指がレバーに届かないとか、足にペダルが届かないとか、女性なら普通に抱える悩みだし、ジムカーナをやってた時にも普通にやってた事なんですけど。
やっぱ、体格に恵まれた男の人には、分からない事なんでしょうね~。
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そして、走行4本目。
コースインを待っていたら、前のクラスの走行で転倒があって救護車両が入る・・との事。
見ると・・、nonpaさんが運ばれている?!
大事に至っていないといいけど。。 心配しながらのコースインとなりました。
56秒7でずっと頭打ちになってたタイムが、リヤのタイヤを交換したら、1周目から56秒4にアップ。
ターマックで、マシンが前に進む様になりました。
しかーし、その直後、再び第2ダートにてオールスターの料理超選手が転倒され・・、再び、赤旗中断に。
かなりの怪我を負ってしまった様でした。
そして、再び走行再開となったのですが、、他のクラスの走行中にも何度も赤旗が出されていたし、みんなダートで怪我しまくりだし・・、もうね、すっかり意気消沈して早目に止めてしまいました。
とりあえず、タイムの方は56秒4がベストで。
クラスの中のタイムでは、悪くはなかったかもしれないけど、オールスターの選手と比べたら軽く2秒は足りないよなぁ・・っつー感じ。
まぁ、私の場合、普通にダート1ヶ所につき1秒遅くなる計算だから、2ヶ所で2秒は妥当な感じなんですが。。
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走行はお昼過ぎで終わったので、その後はのんびりとマシン準備。 フロントの方も、組んで来た新品タイヤに交換しました。
・・で、溝掘りしていなかったから、その場で溝掘りしていたら、「うわぁ、職人だねぇ~。」 って、通る人達がマジマジ見て行く?!
みんなから、上手だって誉められました。
きっと、グルーバーが良いんだと思います。
その後、オールスターのクラスの方は、車検と音量測定を行い、そしてタイムアタック。
エリア戦と併催になる事で、完全に二日間のスケジュールになってるんですよね。
とりあえず、エリア戦の車検は翌日の朝なので、ハダさんとオータさんのタイムアタックを見守ってから、早々に荷物をまとめて宿に向かうみっちーでした。
コメント
>ほりぶんさん
現地では普通に使ってる言葉なのでそのまま使ってしまいました。
ちなみに、自分の「お尻」って意味じゃなくて、マシンの「リヤ」って意味なんですが、改めて言われると恥ずかしいかも。(^^;
『ケツ』って言葉を連呼する男前なみっちーさんに衝撃を受けました。
余程怖かったのでしょう。
怪我の無いよう、頑張ってくださいませ。
>暇人さん
コメントありがとうございます。
そうですね。 そう言う事だったかもしれないですね。
私も、ペダルを短くすると効きが悪くなるんじゃないか?って、それを一番心配しました。
それゆえ、ダメだった時の為に、付いてるペダルを使わずに新品を用意して作ってみました。
確かに取り付けて作動確認をした時には、効きの甘さを感じましたが、実際走ってみた時には全く違和感は無かったので、ちょっとホッとした感じです。
でも、リヤをロックさせたりスライドさせて走る人には物足りないかもしれません。
効きの甘さが不満に思えるくらい、走りのレベルを上げられて来たら、その時はマスターシリンダーの径を試してみたいと思います。(^_^)
アドバイスありがとうございます。
>ヨシムラさん
ありがとうございます。
自分なりに一生懸命考えて、何とかレースに間に合う様に‥って、忙しい中駆けずり回って作っただけに、笑われた事がちょっぴりショックだったんです。
でも、コメント頂けて何か気持ちがホッとしました。
ありがとうございます。(^^)
いつも楽しく拝見してます。
ブレーキペダルですが、短くすると効きが落ちる。
を理解していて笑っていたのでは?
ペダル部分はテコの原理なので、長い時と同じ押し力を得るには、今まで以上に強く踏まないと同じ効きは得られないんです。
今までが全く踏めなかったのであれば、プラス方向だから良くなったのかな?
ペダルを短くした分、マスターシリンダの径を小さくすると効きが上がる方向になるので、何か効かないな?と思うような事があれば試して見て下さい。
今ので充分!であれば余計なお世話ですね(´・_・`)
すみません…
確か和歌山利宏さん(GPレーサー!)だったと思いますが、リアブレーキペダルの腕になる部分を、をオルガンのペダルみたいに改造していたので、恥ずかしくないです。爆笑した方は和歌山さんにブレーキテクニックで勝負しないとならないですねw