ASIA CUPレポ・1

モタード

3月11日(日)、あれから1年・・。
あの日の事を振り返り、そして1年経った今、こうして過ごしていられる事に感謝の思いを重ねながら、桶川スポーツランドにて開催された「ASIA CUP」に行って来ました。
全員黙祷の、開会式。 華やかさの中にも、粛々としたムードが漂う始まりでした。


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まぁ・・そんな「ASIA CUP」に、今回初めてゆりねーさんと一緒に組んで、モタードバイクでの2時間耐久に挑んで来た訳でありますが、
元々、サーキットにハマり出したきっかけが、ジムカーナ時代に初めて参加した、日光の2時間耐久だったくらい、耐久レースは大好きなみっちー。
しかしながら、ここ2年、エリア選手権に出ている間は、「ムダに走るな!」 「エンジンを消耗させるな!」 ・・って、イベント事への参加自体、許可して貰えなかったのです。。
耐久性の無いエンジンで、耐久なんてもっての他だ・・って言うのよね。 まぁ、ごもっともなご意見なのかもしれないけど。。
でもさぁ、乗りたくて・・走りたくて・・買った自分のバイクなのに、好きな様に遊ぶ事すら許されなくて、A級昇格する為だけに、ポイント取りの消化レースをし続けるなんて・・
生意気な言い方かもしれないけど・・、正直、つまんなかったのよ。
特に去年は・・。
もう早く、終わらせたくて仕方なかった。
そんな訳で、エリア戦が終了し、1年以上も連れ添った鎖骨プレートともお別れし、ようやく自由な身になれたぁ~♪ って心境で2時間耐久にエントリーして、練習もガンガン通いまくってみた訳です。
耐久性が無いと言われたエンジンが、果たしてどこまで耐えるのか?、試してみたい気持ちもあったし。(笑)
練習途中でエンジンブロー・・な~んて事にも成りかねないとは思ったけど、色々探りを入れた結果、「Shiro号」のエンジンパーツ一式はアブソリュートに在庫がある事は分かったし、
万が一、レース直前に壊れても、モンブラン山積みにして泣きつけば、きっときっと一日くらいで直してくれるに違いない・・って、勝手に信じ込んでたし。(笑)
それはそれで、いいブログネタになるかな・・と。(おい)
そんな感じで、1年間レースで使ったエンジンを一度も開ける事すらせず、耐久レースに持ち込んでみた訳であります。
果たして「Shiro号」、無事に走り切れるのか?!
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そんな感じで、当日~。
エントリー先着22チーム分には、アスファルト部分のパドックの使用権利が貰えたので、真っ先にエントリーをした訳ですが・・、(それゆえ、2番ゼッケンをゲット。)
ちなみに、ゼッケン1番だったチームって、ジムカーナ仲間のしんじさん達のチームだった訳でして、、パドックは隣の隣。
同姓同名の人が居るな~とは思ってましたが、何気にご本人でして、久々に元気なお顔を拝見する事が出来ました。
朝の車検では、ゆりねーさんがワイヤリングをしていなかった事を指摘され、ワイヤリングを始めるのですが・・
ワイヤーツイスターとワイヤーを貸してあげて、みっちーはそのまま散歩に出てしまう~。(悪気はナイよ。。)

すると・・
ゆりねーさん、ツイスターの使い方が実は分からなかったそうで・・、困っていたのを見かねて?、隣のチームのお兄さんが教えて下さるのでした。
小室選手もいらしていて、開会式では壇上でご挨拶をされていました。 今日は試乗会での先導走行をされるそうです。

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そして、9時30分から、予選を兼ねた練習走行~。
最初の15分をみっちーが走り、後半の15分をゆりねーさんが走る事に。
・・で、この時出したタイムにて、決勝レースのグリッドが決められるのでありますが・・、耐久レースでのグリッドなんてそんなに重要な物じゃないから、程々な感じで良いかな・・と。
・・っつーか、いつも桶スポに来る時も、朝1本目ってそんなに調子が出ない訳で、、今回もいまいち乗り切れない状態。
間を開けてクリアーラップを狙うものの、なかなかそれも続かなくて・・思う様にタイムが出せない。。
結局、45秒459を出して、辛うじて6位のポジションに食い込んで、ゆりねーさんと交代~。

その後、ゆりねーさんが残り時間を走るものの、結構渋滞にハマってしまい、なかなか思う様に走れずに時間終了となるのでした。

予選順位は、最終的に6番手。
ちなみに、1番は#10のブロス650&VFR400のチームでして、ここのブロスがめちゃめちゃ速い!
何でも、ST600に出場している全日本の選手が乗っているそうで・・、予選でも唯一43秒台を出し、ポールポジションとなるのでした。

・・で、2番グリッドが、#14の河野選手&べーやた選手のMOTO1AS選手チーム。
3番グリットが、#16の高山選手の所属チーム。 ただし、マシンは貸し出し物のSM250です。
・・で、4番グリッドに#12のn-4さんの所のチーム。(中井の耐久でも2位に入った、ホームは桶川チームの2人。)
そして、5番グリッドが、#15のまーくんさんトコのチームでした。
こんなメンツの中でのレース、一体何処まで食い込めるのか?、何かドキドキ状態でしたが・・、とりあえず、ウチのチームは「うさぎとカメのカメ作戦」で。
ゆっくり止まらず走り続ける作戦を、実行するのでありました。
普通、2時間を2人で走る・・って言ったら、30分×2回走行が一般的かな?・・って思うんだけど、そこをあえて1時間走行×1回にチャレンジしてみる事にしたのよね。
その分、ペースは落ちるけど・・、どっちが良いのか色々計算してみたの。
ライダー交代する時に、計測機も付け換えしなくちゃならないのよね。
タイム計って試してみたけど、最短で5秒(笑)、普通にやったら10秒くらい。 まぁ、実際の現場になったら15秒くらいは覚悟が要るかな?・・って感じ。
それプラス、ピットロードでの徐行区間が入るから、単純にトータルで30~40秒はロスする計算になる訳よね。
ピットイン時、リザルト上で1周足りなくなる件は、交代の際に申告する事で修正されるとの話。 それゆえ、単純にロスタイム分のみになっちゃうんだけど・・
単純にこのロスタイムを40秒と仮定して、1時間におよそ80周走行するとした場合、44秒5を目標に30分×2本走り続けるのと、45秒5を目標に60分間休まず走り続けるのとでは、最終的に同じ周回になる計算。 (たぶん)
自分の中でこの2パターンを秤にかけてみた結果、44秒台を目標に走り続けるライディングは、消耗も激しくて凄~く辛い気がしたけど・・、でも、45秒台でいい・・って思うと、60分間走れそう・・って気がするのよ。
何せ、1時間の連続走行は、中井の6時間耐久で私もゆりねーさんも慣れてるし。
でもね、この作戦をレーサーチームの人達にもされたら同じ・・って思うんだけど、レーサー乗りの人達は絶対にしない!・・って確信があったの。
何故なら、レーサーはタンク満タン状態で、60分間走り切る事が出来ないから。 昔、60分の耐久レースに出た時に、レーサーの人達はみんな給油していたし。
そんな訳で、「あぶモタ女子部」は、1人1時間走行の交代1回。 ただし、60分丁度にすると、交代エリアが混雑するんで、それを避けた65分~70分を目安に交代。
みっちーが、ちょっとだけ多く背負う形で・・ね。
・・で、前半のみっちーの走行時に、出来る限り貯金を作って、上げられるだけ順位を上げて、後半走行のゆりねーさんが、貯金を崩しながら走り・・、最終的に入賞圏内に留まる事が出来たらいいね・・と♪

のんびりとお茶飲みながら、そんな戦略を立てるのでした。
つづく。

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