結局、全クラスダート有りの決定のまま、レースは進行。 各クラスのタイムアタックが始まって行くのでありました。
他の選手は、タイヤの溝を掘り足したりとかしてましたが、朝履かせていた新品を刻んでしまうのは勿体無い・・と言う事で、タイムアタックには昨日作ったカットスリックを使う事に。
元々、去年使ってたお古の4分山くらいのタイヤで・・
今までだったら、こんなタイヤでタイムアタックに挑むなんて、考えもしない事なんだけど、、今は目先のタイムより、自分の安全が一番大事。
・・で、いつもだったら、サインボードで順位やタイムを出して貰ったりするけれど、今回は、ただただ無事に走れればいい・・って思ってたから、そういう事も一切せず。
刻んだ縦溝が滑る場所では、滑りを食い止めるに違いない・・と、昨日のフィーリングを信じつつ、タイムアタックに挑むのでした。
エントリー台数は11台。
今回、スポット参戦して来た、ゼッケン1番を付けている弱冠ハタチの若手選手が、頭一つ抜き出る速さ。
他のみんなも、相当練習して来てるのかな?・・って、思えるくらいにレベルを上げて来ておりました。
そんな中、絶対に転ばない様に・・慎重に。
朝の練習の時よりかは、コンディションは多少良くなって来てましたが・・、それでもちょっと無理すれば何処で転ぶか分からないんで、最後まで安全走行に徹するのでした。
10分間のタイムアタック。
チェッカーフラッグを見た時には、無事に1つ終わった~と、ちょっぴりホッとしましたよ。
ちなみに、タイムは・・と言うと、
52秒91で、11台中6番手。
丁度、真ん中って感じかな。
でも、3-3-3で並ぶグリッドだった為、スタートポジションは2列目イン側となるのでした。
イン側でちょっぴりホッとしたよ。。
SUGOは幅が狭いから、真ん中になると挟まれちゃって危ないし(←去年のトラウマ)、外側になると押し出されちゃってゼブラに乗って危ないのよ。(←この後のオータさん)
イン側だったら、そのままインインで、小さく回ればいいだけだし。
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タイムアタックが終了すると、自分達の決勝までは3時間くらい時間が空きます。
・・で、お昼休み、コース清掃している時にダートコンディションを見に行ったら・・、こんな状態になっていました。
真ん中は、地盤が緩いんで、深い轍になってる状態。。
ただ、端っこの方は辛うじて硬い地盤が残っていたので、殆どそこが使われる感じになっていました。
それでも、自分の足で歩くと、むにゅ・・むにゅ・・って、粘土の上を歩いている様な感触で、、とても未熟なみっちーに攻められる気は致しません。。
でも、アスファルト部分に広げられていた泥は、大分乾いて来ていたし、清掃車によってこまめに掃除されてたので、まぁ・・何とか、レースは出来る状態に近付きつつはありました。。
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その後、オールスター戦のヒートレースや決勝レースが開催されて行く訳ですが、、
アブモタ部、最初の決勝を迎えたのは、オールスターmoto1OPENに参戦のオータ選手~。
・・で、今回、自前でフサベルの傘を用意して来ていたんですよね。
で、ブログで、おねー様に傘さして欲しい・・って言っていたから、みっちーが、「傘さしてやンよ。」 って言ってあげたのにー、
贅沢にも、「若くて綺麗なおねー様じゃなきゃイヤだ。」 とかって言う訳よ。 (ぷんすか。)
「そんな事言うと、全国30人くらい居る(・・居るのか?)みっちーファンに言いつけてやるんだからー!」 って言ってみたけど、まぁ、みっちーは心がとっても広~いんで、オータさんの夢を叶えてあげようかな♪・・と。
こっそりと、ネクちゃんに傘持ちのお願いをしてあげるのでした。
ふっ。 ネクちゃんとみっちーは、仲良しなんだよ。 一緒にジョシ会もしたりするし。 毎年、中井の耐久にもお手伝いに来てくれてるし。
・・っつー事で、ダミーグリッドにネクちゃん登場で、オータさんいきなり興奮状態。 「うぉ~~♪」 と、吠えまくっておりました。
・・って、、
グリッド・・、最後列なのに・・。(爆)
ま、ひとときの幸せ・・って、やつですかねぇ。。
しかーし、
幸せは、そんなに長くは続かない。 (きっぱり)
スタートシグナルが消えた数秒後には、終わりを迎えちゃう訳よ。 (えっ?)
SUGOのコーナーは幅が狭いんで、ホント危ないんですけどね、、団子状態になっていた集団から1台が物凄い勢いで転倒した~~?! ・・って思ったら、、
何と! オータさんでした。 (ちーん。)
終わった。。
またしても、DNFだよ。 それも、コーナーたった1コで。
どうやら、1コーナーで頑張っちゃったら、外側のゼブラに乗って滑ったみたいで・・、
後で思えば、そのままスリップダウンしてればダメージは少なくて済んだのでしょうが、頑張って立て直したら次の瞬間ハイサイド~・・と言う、何とも悲しい結末に・・。
いやぁ~、それにしても、見事な飛びっぷりでしたよ。 ハンドガードとか、凄い削れ方していたし。
この時の画像が、「KRAZy TOPICS」に、写真9枚にコマ送り状態でアップされていたんでね、マジで↑コレは必見ですよ♪
とーぜん、借り物のブレーキレバーもボロボロに・・。(弁償だわぁ。)
走る度にバイクを壊す、オータさんなのでありました。
ま、とりあえず、怪我が無かったから良かったけどね。
・・で、戻って来てから周りのみんなに、「デレデレしてるから、バチが当たったんだよ。」 って言われまくっておりましたが、本人的には最高に幸せだったみたいで、転んだショックより幸せの余韻に浸りまくっておりました。
あ・・・ ほ?
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その後、プロクラスの決勝レースが行われた訳でありますが、、
何気にこっちのレースでは、笑話で済まない様な転倒が・・。
ホールショットは佐合選手。 それに続いたyassy選手。
そして、3番手争いの一人だった三苫選手が、スタート直後の2コーナーで左右を挟まれたポジションになり・・、
右のハンドガードが隣と絡んだ?!・・って思った次の瞬間に、物凄いぶっ飛び方をしたんです。
びっくりしてそっちの方に目を奪われていたら、3コーナーでも2台転倒した様で・・、でも、1台は起こして走り出したけど、もう1人はクラッシュバッドの間に挟まれて、更にバイクにも挟まれて?・・いる?
とにかく、良くは分からないけど、あそこに1人挟まってる人が居るんじゃない??・・ってな状態に、上からは見えていたんですよ。
マーシャルに気付かれていないのか?
何で助けて貰えないのか?
それよりも、何で、こんな状態で赤旗が振られないのよ?!!
ゴリ押しでコース変更になる時には、すぐに赤旗振ってたくせにっ。(←根に持ってる。)
遠目だからきちんと把握は出来ないけど、でも、雰囲気的には只事じゃない気がしていたよ。
その後、マーシャルが転倒場所にクラッシュパッドを1つ運んで来ていたけど、普通は選手自らが安全な場所に移動するから、そんな手配は必要ない・・? かと?
つまり、選手が動ける状態じゃない?・・って事? それなのに、中断されずにレースは進行して行くの??
レースはとっても素晴らしいものでした。
序盤、トップを守っていた佐合選手を、終盤、バックマーカーと絡み始めたタイミングでyassy選手がパスをして、そのままチェッカーフラッグ。
凄いバトルだったし、見る者を本当に感動させるレースでした。
でもその間、レース最優先にされて、ずっと痛みに耐えていた選手が居たんだ・・って考えると・・、
去年自分が怪我しただけに、その事の方が切なくて・・、
何だかとっても複雑な気分にさせられるのでした。
ちなみに、聞いた話では、背骨を骨折していたそうです。
今まで自分が見て来たレース。 オープニングラップであんな転倒が発生したら、絶対に赤旗が振られて、怪我した選手の救出が最優先で行われるのに・・。
何でレースが最優先にされるんだろ。。
選手の安全は、誰が守ってくれるんだろ。。
そんな思いを抱きつつ・・
そして、いよいよエリアmoto1OPENの、決勝レースとなるのでした。
つづく。
コメント
>えりあさん
カメラマンさんに向かって、見事に飛んで来てますよねぇ・・。
レースに関しては、MFJのレースなのに・・って思う所は多々でしたが、SUGOはそういう所だから、とか、モタードの古くからの体質だから・・って、言われて終わっていた様です。
自分も4枚目の画像を見て・・・・
あ・・・・っておもって画面をスクロールさせたらコマ撮りになってて・・・(^^;:::
赤旗の件とコースの件はいろいろ問題にされてますが・・・MFJとして大会主催者からなにも反応なさそうですね?
>ゆりねーさん
凄いでしょぉ~。
もう、見て爆笑しちゃいました。
特に2枚目。 思いっきり足上がっているし。
ちなみに#77は、タービュランスのチュータさんなんで、「デレデレしてるからバチが当たった。」と、申した本人でございます。
結構、避けるのに必死だったみたいです。(^^;
あ~オータさん
凄い転びかたしていますね。
しかし#77の人よく轢いちゃわなかったですね。「どーして俺の前で!!」て声が聞こえてきそうです。(^^;