木曜日、仕事を早めに終わらせて、「Shiro号」のエンジン組み上げの続きをやる為、アブソリュートへと行って来ました。
・・で、駐車場に着くやいなや、車から下りる事もなく、司令の紙切れ渡されて、近所のナップスまで買い物に・・。
それにしても、ナップスの店員さんに宛てたメモ書きの内容が・・。
しかーし、その後みっちーは、この紙の持つホントの威力を知るのでした。
ちなみに、買って来た物は、ZETAのクラッチレバー。 今まで「Shiro号」に付けてたやつは、使えなくなるみたいんなんです。
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・・で、アブソリュートに戻ってみると、、
火曜日に帰る時には、シリンダーまで装着されてた「Shiroちゃん」に、
キャブまで装着されていました♪
わ~い。 わ~い♪
しかも、何か・・、
真ん中にある赤いポッチが妙に可愛くて、思わず、「花形に加工したい。。」 と、思ってしまう。。
絶対、可愛いと思うんだけどなぁ。。 (ぼそっ。)
・・っつー事で、今日のみっちーの作業はここから~。
テーマは、「カムシャフトの組み付け方」♪ お勉強するのに丁度良い教材が残されておりました。
まずは、外すときむちゃくちゃ固かった「長~いボルト」の取り付け~。
ワッシャーの所と、先っぽの所には、必要なグリスとかが既にぬりぬりされていました。
・・で、とりあえず、「これを手締めで止まる所まで締め込んで。」 って事だったので、長いソケット差し込んでくりくり回し始めると、、
「これ、使いな。」 って、和同開珎みたいな工具を渡された~。 こんなのが有るんですね。
それにしても便利だわ~。 和同開珎♪ (←すっかり気に入ってる。・・笑)
・・で、止まる所まで手締めをしたら、今度はトルクレンチを使って締め込む・・と。
「最初はコレで。」 って、渡されたトルクレンチで対角線状に締め込んで・・、一度締めてカチっとなったら、誤作動じゃないか?の確認の為、ちょっと戻してもう一度カチっとなるか?を確認する・・と。 (←みっちーが覚えておくポイント★)
やり慣れてないもんだから、ついついゆっくり回しちゃってて、、そうするとちゃんと作動しなくなるから、ある程度の速度で回さなきゃダメだって。。
それにしても、あんなに固く締まっていたのに、こんなに緩く締めるのかなぁ~?・・って思ったら、「今度はコレで・・。」 「今度はコレで・・。」 って、3回くらい続いた訳で、、
あ~、、ちょっとづつトルクを高くして締め込んで行く訳ねぇ。。と、思うみっちーでありました。
しんけんっ。
・・で、ボルト4本締め込んだら、今度はカムシャフトの取り付け~。
青い絵の具みたいのが付いている方が、新しく取り付けるカムシャフト。 まぁ、ノーマルと比較しても、みっちーの目には然程違いは分からないんですけど。
いちお、部品番号はコレ。 違う車両の純正部品?なんですね。
でも、今までのが使えなくなる訳じゃないから、万が一壊れちゃって急を要する時とか用に、ノーマルのカムシャフトは持っているといい・・って事でした。
・・で、とりあえず、付けてみた♪
ここで、みっちーが覚えるポイントその2★
EX側のカムシャフトを「1→」を進行方向に合わせると、「2↑」が上に来る・・と。 で、その矢印が指してるコマ目を「1」として、「15コ目」にIN側のカムシャフトの「3↑」が来る様に合わせる・・と。
・・で、左側の穴の所に指入れて押すと、カムチェーンがピンと張る訳で、、この中で、普段「カムチェーンテンショナー」君は仕事をしているみたいです。。
・・で、「3↑」を15コ目に揃えてみた。
すると、必然的にIN側「2→」も、進行方向に向きが揃うのでありました。
・・で、蓋する前に、カムシャフトの所に青い絵の具っぽいのをぺとぺと・・って塗り付ける~。 で、蓋。
それにしても、こんな単純な作業でも、ピシってはめ込むのが妙~に難しかったりするのよねぇ。。
・・で、蓋のボルトを締めて行くのですが、、これもちゃんと対角線状に・・、反対側を締める時にはちゃんと反対側に移動して・・、トルクレンチの誤作動確認は忘れずに・・。 (←みっちーの重要ポイント★)
ちなみに、2本だけ長かった蓋のボルト。 良く見るとEXのカムチェーン側だけ蓋に段差が無いとの事で、長いのはここの2本との事でした。
そしたら今度は、カムチェーンテンショナーの組み付け~。
まずは、組み付ける前に真ん中のボルトを緩めて、中に入ってるバネを取り出してから先に外枠を取り付けて・・
取り付けてから、真ん中のボルトはバネを押し込みながら締め込んで行く・・と。 そうすると、タルっとしていたカムチェーンが、ピンと張って来る♪
あ、ちなみに、ここの部品の真ん中のボルトは、みっちーに5ミリの六角で外す様に指示する前に、ふくざわさんがちゃんと緩めておいたそうです。
・・で、通常は、こーゆーの使って、タペットのクリアランスを見るそーですが、
その辺はもう、やってあるからOK・・って。
・・っつー事で、蓋を閉じてしまうのですが~、
このまま蓋をしてしまうと、最初にエンジン掛けた時、オイルが行き渡っていない時間が出来ちゃって、中を傷めてしまうので、予め、オイルを塗布しておくとの事。
・・で、ふくざわさんが蓋を閉じて下って、、
みっちー、上のねじ3本を締めたら完成~♪
頑張ったなぁ。 みっちー。(笑)
夕陽に青春を感じるよ。。
あ、ちなみに端折っておりますが、外側のボルトもちゃんと締めてありますよん。
・・で、キャブとの間をバンドで留めたら、、何か随分、見た目もカッコ良くなって来たよ~。
とりあえず、エンジンの方は一段落・・っつー事で、今度はハンドル周りの方の交換作業へと続くのでした。
コメント
>ヨシムラさん
自分、もう結構イイ歳なんで朝まで呑める体力なんてもう無いっス(^_^;)
でも、まあ縁が有れば是非。
でも、女の子は居た方がイイと思いますけどね。。。
そうなんですか。。
オンナノコのみっちー、蚊帳の外。。(笑)
>りゅーじ@他力本願さん
多分夕方6時くらいから朝まで楽しいお酒が飲める方だと思いますがw、ココでは止めておきますww
ご縁があったら是非。
>みっちー様
男の子にしかワカラナイ世界なのですwww
>りゅーじさん
ここまでやる・・と言っても、みっちーの場合は「キューピー3分クッキング」なので・・(笑)、全部用意された状態で調理するだけ(しかも、簡単な所だけ)・・って感じです。
でも、今までは「チンプンカンプン」だった事が、「チンプン」くらいになって来ました。(笑)
工具もこだわると奥がとっても深いんですね。
ちなみに自分用の工具(トルクレンチ)は、デジラチェ持ってるんですけど、、何かすぐにオーバートルクになっちゃって上手に使いこなせない・・って感じです。。
日記逆読みで大変申し訳無いのですが、
本当に凄いですね、
なかなか、ここまでやる人は男性でもそうは居ないですよ、、、
ちなみに、超厳密に言うと、
トルクレンチは二回鳴らすとオーバートルク(締め過ぎ)になります、
対角線に締め込んで行く過程でならばまず『絶対に』と言っても良いぐらいに誤差の範囲ですが、
一本のボルトを締めるときに、
トルクレンチの二度鳴らしは整備士の好みによりますが、
工具メーカー的にはNGです、
厳密に言えばの話なので、あんまり気にしないでください、
僕も正直二回は鳴らします、
そして、トルクレンチのテスターも使った事が有るのですが、
確かに一晩ぐらい使わなかったトルクレンチは、
最初の3回ぐらいはまともにトルクを測れないこともあります、
プリセットと呼ばれる形状の弱点っちゃ弱点ですが、
まあ、そこまでこだわる人はまず居ないので、
小耳に挟んだ程度と思って頂ければ幸いです、
そして、僕の好きなトルクレンチはトーニチです、
やっぱり鳴らしたときの感覚が凄くイイのと、
精度が物凄く高いです、
・・・ヤバイ、危ない人の書き込みみたいだ、
すいません。。。
あと、ねじ山に何か(スレットコンパウンドとか)塗ってから締める人は、
規定トルクどうりに締めると確実にオーバートルクになります、
塗り方、塗る場所にもよるので、
あんまり気にしちゃダメって話もあります(^_^;)
>ヨシムラさん
FCR-MX・・って言うトコだけ、耳に覚えのあるネーミング♪(^^)
なので、そこは正解です。
他が400E?なのかは・・、よく分からないので今度確認しておきます。
400E用ベースガスケット+400E用カム+FCR-MXなのかな?
ちょっと都市伝説っぽいですが、故吉村秀雄氏は、カムシャフトの山の高さやプロフィールの違いを、手で触っただけで見分けられたとか。普通はダイヤルゲージで計らないと見た目でなんかワカリマセン。
>クマゴロウさん
自分一人で出来る訳じゃ~ないですよ~(^^;
優秀なメカニック様の指導あっての事であります。
(・・って言っておけばいいですかぁ~? 笑)
でも、ちょっとずつしか出来ないんで、1日の富士に間に合うのか?、ちょっぴり微妙な状態です。。
スゴイ!
男ですらエンジン自分で開けたことない人がほとんどなのに、もうそこまで自分一人で出来るとは!は~(ため息)
ボクなど原付バイクのエンジンすら怖くて開けられません。