遂に、クライマックスを迎えた中井耐久。
・・とは言え、みっちーの頭の中には、「18番のあぶLEMON」にさえ抜かれなければそれでいい・・。」 とインプットされてたもんだから、追い掛けてたのは18番のみでした。
しかもライダー交代してから、既に自分で18番のKSRは2~3度抜いてたもんだから・・、気分的には「もうOK♪」 と言った感じ。
しかーし、実際の所は、18番のあぶLEMONは既に戦線離脱していて、5番手くらいに落ちており・・
44番のけんめい号と、6番のモタ子号と、5番のぶんぶん号が後ろに迫っていたのでした!
残り1時間に託された4~5周というアドバンテージを抱えたチームが、後ろから目ぇ~三角に吊り上げて、こ~んな勢いで追い上げていた訳なんですねぇ・・。
おぉ~、こわっ。。
それでも、仲間うちレースだから・・、無理な仕掛けはして来ないのは分かっているので・・、みっちーもちょっぴり遊ぶ♪
自分の方が遅いくせに、上り坂でのちょっと引き離せる区間だけ、「お尻ペンペン」してみたり・・(笑)
・・で、適当に絡んだあとは、ライン譲ってみんなを行かせて・・
後は無理せず、淡々と周回重ねておりました。
とにかく、無理しない。 危険は避ける。 確実に走る・・が、みっちーのモットーなので。
ピットから自分のタイムを常に出して貰えたので、それ見ながら走っているのが結構楽しい♪
でも、今まで、サインボード使ってレースした事無かったから、時々出されるボードの意味が分からなくて・・
「P1 6」 とか、「P1 4」とか、出された時に(本当は、うちのチームが今1位で2位に6周差(4周差)つけてるよ・・って意味なんですが)、「今、1位のチームはゼッケン6番(44番?)」 って意味?かと思っちゃって、
「そっかぁ~、今年は遂にモタ子チームが、念願の初優勝をするのね♪」 な~んて、思ったりするのでした。
でも・・それにしては、うちのチームのピットの方は何か落ち着いてる雰囲気だし・・、もしかしたら、余裕でトップを走っている?・・って事なのかなぁ~?、と思ったりもして・・
まぁ、最終的にはゴールすれば分かる事だし、何でもいいかな♪ と。(笑)
そんな折、目の前にモタ子号に乗った東さんを見つけたもんだから、年末に一緒にコソ練した時の事を思い出し・・、ちょっと追い掛けてみたりもしました。
毎年毎年、必ずバトルになるんだけど、この時間がホント楽しいんですよね~。
ギャラリー前を通過すると、プライムチームがやたらと盛り上がっている感じ。
まぁ、そのタイミングで上位6チームは、プライム系の3チーム(6,44,18)と、デトネーション系の3チーム(7,5,11)だった訳だから・・、盛り上がるのも当然ですけど・・
レースもいよいよフィナーレを迎え・・、ピットから出される「あと5分」、「あと3分」、「あと1分」・・の表示を見る度、
こうやって、みんなと走り回ってるこの時間が、あと少しで終わってしまうんだなぁ・・って、寂しく思えてしまうのでした。
そして・・
みっちーに、チェッカーフラッグ!
「あ・・、優勝したんだ・・?」
とは思っても、後ろから追い抜きに掛かっていた、44番のけんめい号とほぼ同時にコントロールラインを通過したので、「私でいいの?」 って気もしてましたが・・。
ちなみに、けんめい号とは3~4周の差が有ったので、そこで抜かれても抜かれ無くても優勝には関係無かった訳ですが、、みっちーより0.4秒先にラインを通過した為、本来ならばもう1周してチェッカーフラッグを受けなければならない所、そのままピットに戻って来たので、けんめいチームは1周損した訳ですねぇ。
それゆえ、3位の「miniSLIME」と「けんめいレーシンゲ」とは、同一周回4秒差・・と言う結果になり・・
おまけに、コースイン時のライン踏み・・と言うペナルティーがあったもんだから、順位が逆転してしまい・・
2位が「miniSLIME」、3位が「プラ仏けんめいレーシンゲ」 ・・と言う結果になったのでした。
・・と言う事で、超~頼もしい「おむこ」2人をお迎えした、「チームおよめ2009」は、第9回「中井ミニバイク耐久レース」で、優勝をしてしまいました。。
こんな、ベタなドラマの様なシナリオで、いーんだろうか?(笑)
とは言え、あれだけ手強いメンツを相手に、「優勝」するのは並大抵な事じゃないし・・
「チームおよめ」にも、大転倒あり・・ガス欠あり・・で、致命傷とも思える出来事が2つも重なった訳だけど、、
6時間が5時間耐久になった事で、給油3回のチームにとっては不利な展開となった事や・・、
みっちーが何かとばたばた忙しいので、しょっちゅうライダー交代なんかしてられないから、ライダー交代は最小限で済ませた事や・・、
ライダー3人の平均アベが、殆ど一緒だったので、誰が乗って走っていても大きな変動が起きなかった・・と言う事が、最大の強みだったのかもしれません。
そして何より・・、
お父さんが、空の上から見守ってくれていたんだと思う。。
レース中には、赤旗中断も2回あり・・
それでも、とりあえず病院ではお二人とも「異常ナシ」と言う事で、一安心をするのですが・・
彼ら二人を一生懸命救護してくれてた「チームおよめ」のsimさんが、実は一番重傷で・・
最初の転倒で、膝の靭帯だけでなく半月板まで損傷していて・・、レース終了後に病院に行ったら、そのままギプス&松葉杖に・・。
もしかしたら、手術も必要かもしれなくて・・、全治6ヶ月との事なんです。
レース中はみっちーに心配を掛けまい・・と、「痛い」の一言すら言わず、黙々と転倒者の救護にあたり、2度目の走行時間も根性で走り切って下って・・
元々、タダ者じゃないとは思っていたけど、本当に凄い人だなぁ・・と、心から思うみっちーでありました。
ハイラップ賞は、ゼッケン11番「デトネーション」の、たけちゃんマン♪(たけちさん)
KSR110で、驚異の21秒883を出しました。
毎年毎年ハイラップを出した後に、自爆しちゃったりマシン大破しちゃったりで・・、中井耐久をまともに完走した事がなかった?・・のですが、今年は見事!無事完走!
ハイラップ賞の「魚沼産こしひかり」も、見事ゲットして行きました。
ブービー賞は、「チームメタボ」。
何故か?みっちーも、メタボ組み入り?!で記念撮影。
レース開始後2時間で、マシンが壊れてリタイヤとなってしまいましたが、その後Tカーでの走行を許可し(勿論、計測機は付けてませんよ~)、最後まで耐久レースを楽しむ事が出来ました。
Tカーの出動?
勿論、OK。 だって、中井耐久レースだもん。
年に1回、みんなが楽しむ為に開催してるんだから。 ナンデモアリです。
ご参加頂きました皆さま、ありがとうございました。
是非来年も、この場所で、みんなと熱いバトルが出来るのを楽しみにしています。