5月7日、佐渡ヶ島は朝から雨・・。 満開の八重桜も、雨のしずくで少し重たげに咲いていました。
<ハイエースと八重桜>
そして、「GOLD RUSH」を夢見る一団は、いざ佐渡金山へと乗り込むのでした。
佐渡金山は、徳川300年の財政を支え、発掘後約400年にもわたって採掘が行われていた所です。 そしてここの資料館には、坑道跡や金山展示等のほか、伝統行事の復元や、金塊などを展示しています。
<いざ佐渡金山へ・・>
坑道跡を進みながら、しばし佐渡金山についてのお勉強。 みんな、ちゃ~んと、先生のお話を聞いています。
<え~、この金貨はだね~、300年前に~・・>
その後、発掘の様子を再現した坑道内を進んで行き、ミニチュア模型の展示場を見て回ると、最後、金塊を展示してある一つの部屋に着きました。
そしてそこには、巨大な金の延棒が!! 「お~!まさに探していた金塊がぁー!」 重さ12.5キロ。 金額にして3300万円との事です。
片手が入る程度の口から、その金塊を触る事ができたのですが・・、ふと見ると、そこには小さな看板が・・。 「金塊を取り出せた方には記念品を贈呈します」・・!
「へぇ~、この金塊、取り出せるんだ~?!」 そうと分かれば、記念品なんかどうでもいい・・。 「取り出したら、即逃げる!」
え?!、でもここは佐渡ヶ島・・。 周りを海に囲まれてるよ。 「どうやって逃げるの?」 「泳ぐ。」 「沈むよ。」 「う~ん。。」
逃げる事より、取り出す方が先だってば。
そして、金塊奪取?をもくろむメンバーの、必死の格闘が始まりました。
指先だけで何とか引き上げようとするN井君。
<くっ、、>
とにかく重くて、金塊を持ち上げるだけで精一杯。
<うわぁ。。>
Jちゃまが、みんなの期待を集めましたが・・
<む、無理、、>
かなりの時間、金塊と格闘していたメンバーでしたが、あまりの手強さに敗北を感じ、引き上げる事に致しました。
表に出ると、写真屋さんが準備した団体客用のセットが・・。 優しい写真屋におじさんは、気前良くセットを貸して下さった上、デジカメのシャッターまで押して下さいました。
<はい、チーズ♪>
喉が乾いてきた所で、缶ジュースをかけてのじゃんけんです。 ・・が、ふと見ると <KIRIN> の自動販売機にズラリと並ぶ、見事なまでの 「FIRE GOLD RUSH」 コーヒー
<やってくれるなぁ~、KIRINも>
多分、ここではこのコーヒーに勝てるコーヒーは無いでしょう。
よっしゃ~♪ 「GOLD RUSH」 じゃんだ! 負けた人がみんなの分の「GOLD RUSH」を買って、それを抱えて写真を撮れる権利を獲得!
そして・・、その権利は、言い出しっぺがゲットしました。(笑)
<夢にまで見た、一攫千金?!>
本当は、もっと笑っていたんですよ。 でも、あまりに笑いが止まらなくて、何度もコーヒーを落とすから、みんなに「笑うな!」と言われてしまい、ちょっぴり笑顔も引きつり気味です。(笑)
佐渡金山を後にして、帰り途中のお寿司屋でお昼ご飯を食べました。 佐渡は本当に、お魚の美味しい島でした。
<刺身定食には丸ごと蟹が・・!>
しかーし、フェリーの出航時間までは既に1時間足らず・・。 本当はゆっくり食事を堪能したかったのですが、少し急いで食事を済ませ・・、時間との追いかけっこでお店を出たのが出航25分前でした。
乗船手続きは行きに済ませてあるので、最悪、車に乗ったままフェリーに乗り込めば大丈夫・・。 ナビに表示される時間と、残りの距離を見つめながら・・、港に到着した時間は、出航時間の・・・2分前でした。
この2台を待っていた係員が、大きな手を振って呼んでいます。 チケットを渡すと同時に、ハイエースはフェリーに飛び乗り・・、そしてすぐにゲートが閉められたのでした。 ふぅ~、間に合ったぁ。
何だか、マンガの1シーンみたい・・。(笑)
夢の一攫千金は、はかなくも、「缶コーヒー」に姿を変えてしまいましたが、楽しい思い出を沢山抱え・・、「ハイエースで行くわくわく佐渡の旅♪2006」は、幕を閉じたのでありました。
<帰りのフェリー、また暫くのお昼寝タイム~>
おしまい。
コメント
カメラマン@おーたにちゃんから、週末に写真を頂いたので、早速使ってみました。 私が自分で撮った写真は・・、一番最初の「ハイエースと八重桜」の一枚だけです。(^^;
おーっ、写真が追加されている!。
写真が入ると臨場感が増していいですネ☆