慣れ親しんだ緑ゼッケンともお別れし、青ゼッケンのデビュー戦となったのは、2000年の「ダンロップJAPAN」 有明で開催された大会でした。
大舞台で、初めて付けた「青ゼッケン」 何となく、恥ずかしくて・・でも、やっぱりちょっと嬉しくて・・。 例え、運でも偶然でも、素直に昇格できた事を「嬉しい」と思えた瞬間でした。
今、尚続くB級時代は・・、タイヤの選択に、かなり振り回されて来た気がします。
元々、シロ号のリヤのサイズは、4.5インチホイールに160のタイヤでした。 C級時代は、それを5インチホイールに変えて、ダンロップの170を入れてましたが、ミシュランから出た「パイロットレース」の評判が良かったので、サイズを戻し、それを履かせる事にしました。
でも、最初の年のパイロットレースは、かなりタイヤの温まりが遅く、冬場には随分と痛い思いをさせられました。 その後、ソフトタイプが出され、思い切って4.5インチのホイールに150を履かせた年・・、マシンと走りの相性が合ったお陰で、凄く扱い易くなったのです。
その頃になると、少しでも自分の走りの幅を広げられたら・・と、トライアルを始めたり、友人にCB1000を譲って頂き、あえてツーリングタイヤを履いた重たいマシンで練習したり・・と、CBRだけでない練習も、取り入れる様になりました。
体力的にも、筋力&持久力のUPを目指し、スポーツジムに通い始め、エアロビをしたり、ヨガをしたり、泳いだり、走ったり・・。 特にランニングでは、「1ヶ月でフルマラソン」を目標に、何回に分けても構わないので1ヶ月間で42キロを走る様にしていました。
そんな自分のコンディションと、シロ号の仕上がりが、いい感じに重なって起きた奇跡が、2001年「ダンロップ杯・第3戦」 記録的な猛暑となった、真夏の熊谷の大会でした。
体温を上回る気温の中、集中力も持続しない状態・・でしたが、いつもとは自分の体力が明らかに違う事を感じました・・。 トレーニングの成果がはっきり出たんです。 1ヒート目、まさかのB級トップタイム。 そして、そのまま2ヒート目もトップを守り、B級優勝を飾る事ができたのです。
シードに上がって、一度も立つ事の出来なかった「表彰台の真ん中」に、まさかB級で上がる事が出来ようとは・・、夢にも思っていませんでした。 その年は、結局入賞できたのは、その時1回きりでしたが、年間通して入賞まであと一歩・・というポジションに、常に居る事ができました。
しかし、その後、パイロットレースの150は生産中止となってしまい・・、シロ号も経年と共に色々ガタが出始めて、タイヤの選択とマシンの整備に追われる状態が続きました。 とにかく、直しては壊れ、直しては壊れ、の繰り返しで・・・、せっかく、150で結果が出たっていうのに、履けるタイヤがない為に、再びサイズを160~170へと戻す事に・・・。 細めのハイグリップタイヤが欲しくても、新しく出されるタイヤはどんどん太くなる一方でした。
成績は、また下降線・・。 なまじ、優勝などしたばかりに、自分の出した成績で、自分自身が一番苦しめられていました。 しかも、昇格以来一度も105%は切れないし・・、青ゼッケンを付けてる事が、ちょっぴり辛くなっていました。
2004年、タイヤもやっとダンロップの208GP(170)で落ち着いて、何となくまた安定した成績が残せる状態になって来ました。 そんな04年「JAGE杯・第3戦」 久々にB級で6位に入賞する事が出来ました。 総合13位、タイム比104.9% 初めて「シリーズポイント」という物を頂きました。 自分の中で、その時ようやく、「B級に昇格」する事ができました。
そしてその年は、もう一つ思い出に残る事がありました。 意外にも、JAPANの代表選手の一人に加えて頂いたのでした。 大会自体は台風の為、中止になってしまいましたが・・・、何度も止めようと思ったけど、止めずに続けて来た事へのご褒美を頂いたんだ・・って、そう思えて、失いかけていた「やる気」を、少しだけ取り戻す事が出来ました。
しかし、その数ヵ月後、208GPの170が生産中止に・・。 またしても履けるタイヤが無くなって、悩みの種が蒸し返されてしまいました。
180に上げる事には抵抗があったので、何とか160で・・と思い、ミシュランから新しく出るパワーレースの160を待ったのですが、なかなか入荷の目処が立たず・・、そうこうしている間にシーズンが始まってしまったので、物は試しにピレリのスーパーコルサを入れる事にしました。 もともとピレリのタイヤは、サーキット走行で使っていたので、ある程度感覚は分かっていましたが、これが結構いい感じで、大きな問題も無かったので、リヤはこれに決める事に。
フロントは、そのままダンロップのGPAを入れてましたが、BSの002の評判が良かったので、入れてみたら、何だかとってもいい感じで・・、これで漸く落ち着きました♪ ただ、一つ、難を言うなら、BSのタイヤはとっても減りが早くって、リヤを1本使う間に2本以上消費します。 しかも値段も高いので、かなりお財布には優しくないタイヤです。。
まぁ、そんなこんなで、2006年となったのですが、「中井の耐久で優勝した年は、ジムカーナでも入賞する」ジンクス?に、ちょっと期待しています。 でも、実際には、7秒差で優勝を取り損ねている訳なので、そのオチが、どんな形でジムカーナに表れるのか・・、何となく楽しみが増えた・・今年でB級6年生の、みっちーでした。
コメント
あ♪ 東さん、こんばんは。
大会データも、ようやくB級まで来ました。
一戦一戦振り返りながら、こんなにいっぱい出てたんだ~・・って
しみじみ思い出しました。
まだ全部は記入できてませんが、出来上がったら、是非見てやって下さいね!
毎日見てますよ~。なんかここのところコメントが付いて
ないので・・・ちゃんと毎日見てますよ♪