ジムカーナ <C1級>

ジムカーナ

98年の「ダンロップ杯・最終戦」から、C1級として参戦する様になった、みっちーでしたが、C1時代は自分の中では、何だかあっという間だった気がしています。
当時大会は、錦が原の教習所で開催されていましたが、参加者数も毎回200人近くいて、C1級の選手だけでも50人近く居たのでした。


しかし、錦が原が使えていたのは98年度までで、99年度からは、熊谷にある「埼玉自動車学校」に会場を移す事になりました。 錦が原に比べると、色々条件も良くなくて・・・参加者は一気に3割くらい減った様な気がします。 しかも、初年度の大会は雨にあたる事が多く、自分の中でも「雨の熊谷はちょっと怖い・・」というイメージが残りました。
そんな訳で、昇格して1年位は、あまり無理せずマイペースでやっていて、クラスの中でも中盤くらいをウロウロしていた気がします。
丁度1年ほど経った、99年「ダンロップ杯・最終戦」 初めて、C1級5位で、クラス入賞をしました。 これをきっかけに、翌2000年からは、常に入賞圏内に入っていられる美味しい時期になりました。
C1級で参戦していて、印象に残った大会は、2000年「ダンロップ杯・第2戦」 2ヒート目の途中から凄い豪雨が降り出して、一時レースが中断になった事がありました。 みっちーが出走直前の8の字を書いていた頃から、大粒の雨がボタボタ降り出し、スタート地点に着いた時には、前も見えない程の土砂降り・・。 逃げ出す訳にも行かないけれど、カッパも着てない状態で、スタートエリアで立ち往生をする羽目に・・。
結局、そのまま一時中止となりました。
豪雨が去って、避難していたトランポから出てみると・・、チビパイロンはプカプカ浮かび・・コースは完全に水没状態。 選手みんなでコースの水履きから始め、復活させたのを覚えています。(当時、このテの水履き作業に、やたらと慣れてた自分達(^^;) しかーし、その初っ端を走るのは・・・みっちーで・・ 慎重に走ったつもりだったけど、泥水の抜け切れてないアスファルトで見事に転んでしまいました(笑)
2000年「ダンロップ杯・第4戦」も、やはり途中で雨が降って、また乾く・・・という、ちょっと波乱の大会でした。 みっちーのB級への昇格は、そんな天気の悪戯が絡んだ結果、起こりました。
自分が走る時にはドライ、その後微妙に路面が濡れ・・、しかしすぐに乾き出し、結局A級トップ選手も、2ヒート目はタイムを更新させたのですが、・・あの時、路面が冷えなければ、トップタイムはもっと上がっていた事でしょう。。 みっちーは、タイム比104.6%で、5位入賞。 そしてB級に昇格しました。 C1級から上位7名が、その時昇格したのでした。

B級に上がってしまったら、もう二度と表彰台にも上がれなくなる・・。 C2級から上がる時も2位だったし、C1級でも結局、最高2位止まり・・。 嬉しいというよりも、何だか希望を奪われてしまった様な思いと、単なる運で昇格した・・という思いで、とっても複雑な心境でした。
「チャンスは誰にでもやって来る。そのチャンスをモノにしたんだから、それは立派な実力だよ!」先輩方は、そうおっしゃって下さいましたが・・果たしてB級でやっていけるのだろうか・・と、その時は不安の方が遥かに大きくなっていました。

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