ダンロップ練習会

ジムカーナ

中井6耐の翌日には、桶川でダンロップ練習会がありました。 みっちーは、そこでスタッフをしています。
他のブログや掲示板でも、練習会でのスタッフの役割等に関しては、話にあがっていたりするので、スタッフの側から見た「練習会」というものを、ちょっと書いてみたいと思います。
(あくまでも、個人的に思う事です)


スタッフの集合は、朝7時。 どんなに寒くても、ザーザー雨が降ってても、7時に会場に着く為に、5時過ぎには家を出ます。 多分、参加者であったら、「行かないだろうな~」と思う日もあります。
会場は、桶川が殆どですが、去年は熊谷も数回ありました。 熊谷の方が、少しだけ準備が楽です。 教習所なので、コースにテープを引っ張れば、簡単に仕切れるので。 桶川の方が、多少人手が必要です。
熊谷でコースを作る時には、土手側には「初心者用コース」を作ったり、「タイムアタックコース」を作ったり・・と、近隣への騒音を配慮します。
以前は、土手下の外周は「トランポスペース」&「ゴールからスタートへの移動区間」だったのですが、徐行指定であるはずの移動区間を、全開で走る人がいたり、ウィリーしたり、坂ではジャンプしていたり・・・と、一番目に付く所でされる、それらの行為が問題となりレイアウトが見直されました。
桶川でも、最初は2コース作られていました。 でも、2コース作る為には、スタートとゴールまでの「車両の停滞エリア」を、2ヶ所作らなければならなくて、参加者が増えるにつれ、それらを作るスペースが厳しくなって来たのです。
そしてコースが2つ有っても、人気が集中するのは、どちらか片方ですし、結局片方の渋滞がひどくなってしまうので、コースは1つにされました。
実際、2コース作っていた時には、受け入れに限界があって、せっかく来て頂いたのにも係わらず、受付をお断りした時もありました。 最近では、天気が良ければ180人位いらして頂いており、とりあえずは、その人数にも対応できる状態です。
スタッフのお仕事は、そのコース作りから始まって、走行開始後、ある程度全体が流れるまでの間、参加者のコース先導をします。
スタッフがスタート付近で待っていて、来た人にコース案内をしてあげるのですが・・、中には、「必要ありません」って感じに、コースに入って行かれる方も、いらっしゃいます。 それでも、ちゃんと走ってくれればいいのですが・・、コースの途中でどっちに行くのか分からなくて、立ち往生とかされてしまうと・・、こちらも困ってしまいます。
スタート地点は、一応「一時停止」の場所になっています。 勿論、列が出来てくれば、停止をするのは先頭の人だけですが、きちんと隊列が出来ていない時間だと、スタートで止まる人と、止まらない人が出て来ます。 止まらないどころか、徐行区間を加速状態で走って来て、スタート地点で止まった人に、あわや追突しかける人も出てきます。
人数が増え、レベル差が大きくなって来ると、クラス分けをします。 走行クラスの選択は本人の意思ですが、たまに相応の選択をされてない方が居たりします。 これも、それぞれのクラスの流れを乱す原因になるので、目に余る場合には、変えてもらう様、お願いします。
とりあえず、ここまで来ると一段落。 後は走って下さいと、言って頂けるので、自分達も走ります。 交代時間に、コースチェックをしておけばOKです。
お昼ご飯は、出してもらえます。
午後になって、だんだん参加者も走りに慣れ、前の人を追い掛け出すと、とにかくパイロンを倒します。 直しても直しても、倒されてしまうので、最後には、いい加減イヤになって来ます。
その場に、パタンと倒れてるだけなら、まだいいのですが、倒れたパイロンを、後ろの人が更に引っ掛けてしまったり・・、中には、パイロンを弾き飛ばす人も居ます。 スタートのパイロンまで、すっ飛んでいます。
黙って直している顔はしていますが、メットの中ではかなり文句言ってます。 ・・と言うか、怒ってます。 みんなで一生懸命作ったコースは、すっかり滅茶苦茶です。
午後の交代直後辺りが、一番転倒者が出ます。 転んだ人の怪我の確認や、車両の移動、路面の清掃も、一応、スタッフのお仕事です。
でも、スタッフも、良く転びます(^^; ダンロップ練習会のスタッフは、全員が現役選手なので、自分達も一生懸命、練習します。 勿論、声を掛けられれば、先導やアドバイスもします。
走行終了の少し前には、バイクを下りて片付けの準備に入ります。 パイロンの数を数えて、足りない時には、風で飛ばされたりしていないか、草むらを探したりもします。 でも、いつも一緒にやっているメンバーなので、準備も片付けも、かなり短時間で終わります。 そして、一日が終了です。
自分達も、走ることが楽しくてやっている事なので、特に文句は言いません。 でも、もう少し参加される一人一人が気を付けて頂けると、ありがたいな~と、思う事は多々有ります。 勿論、スタッフ側にも、色々配慮すべき事はあると思います。
今シーズンの日程は、まだ発表されていませんが、開催の予定はあるそうなので、これからも、みなさんに楽しんで来て頂ける「練習会」に、出来たらいいな~と、思っています。

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コメント

  1. みっちー(@^^@) より:

    そう言えば、以前やむなく受付の打ち止めをした時に、
    会場に入れなかった人の中に、長野のメンバーがいらした気が・・。
    遠くからせっかくいらして頂いたのに、参加させてあげられなくて、
    すごく心苦しかったのを覚えています。
    ぶん様の一喝はかなり効果があると思うので、
    次からは、倒れるパイロンも減るんじゃないかと・・
    密かに期待しています(^^)♪

  2. 隊長 より:

    2ヶ月ぶりにバイクに乗る事ができ、天気にも恵まれ、楽しく走らせていただきました。
    スタッフの皆様のおかげです。
    時々しか参加しない私は、「今日はどんなコースだろう」と思いながら車を走らせ、コース図を見て、「おぉ~!(ワクワク)」て感じです。
    1コースの練習会は初めてだったのですが、いろんなセクションがあり、十二分に楽しめました。
    それから、パイロンを直しているスタッフの皆様を見ると、「ごめんなさい。ありがとうございます。」の一語につきます。
    ぶん様の一喝を忘れず、今年も頑張って参加させていただきますので、よろしくお願い致します。

  3. みっちー(@^^@) より:

    そうですよね~、シーズン初めに作ったコースが、ほぼ1年使われるので
    最初のコース決めは、かなり重要?!
    でも、今回少しアレンジした1本目の進入ライン、
    「おっ!絶妙~」って感じで結構好きでしたよ♪
    参加者もかなり多くなって来たから、どうやったら全体を上手く回して行けるのか・・
    幾つかコース案を提示して、みんなで相談してみるのもいいかもしれませんね~。

  4. ぶんぶん丸 より:

    何時もご苦労様です。
    何故か何時もコースを製作しているのですが
    どうすれば流れの良いコースになるか?楽しいコースになるか?悩みます。今年も5回程開催が予定されてますが多分1コースで1年間やると思われます。今度のコースはどうしようかな~?みっちーも考えてね~~

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