それは本屋で、とある雑誌を立ち読みしていた時の事。 ふと、目に留まった一台のバイク・・。
『93モデル CBR600F ヨーロッパ仕様 逆輸入車』
それは、まさしく「一目惚れ」というやつで・・、一瞬にして、みっちーは、「欲しくてたまらない」衝動に、かられてしまったのでした。
その本を持ち、バイク屋へ行き、実車も見ず、試乗もせず、「これ下さい!!」で買ってしまったオートバイ。 それが、みっちーのCBR600F@シロ号なのです。
しかーし、現実はそうは甘くはなかったのです・・。
みっちーの頭の中では、颯爽とワインディングを駆け抜ける白いCBR600が、確かに有ったはず!・・なのですが・・、どんなにヒイキ目に見ても、ガラスに写る自分の姿は、電柱に止まったセミ・・状態?!
何故そう思ったのかは、分からないけど、電柱に止まっていたセミをみて、悲しくも、「自分に似てる・・」って思ったのでした。
あれ程、欲しくて、欲しくて買ったバイクなのに、数ヶ月ぶりに乗る大型は、思った以上に大きくて、足付きも悪くて、いつもビクビク。。 思い通りに操る事のできないもどかしさを、常に感じて乗っていました。
そんな折、たまたまツーリング仲間の女性から、講習会の存在を教えて頂いたんです。 それが「砧のレディース講習会」でした。
買ったばかりの600に乗って、初めて行った講習会。 見る事、やる事、新鮮で、凄く楽しかったんです♪ 「あ~、こういう所が有ったんだ~!」って。
講習を終え、帰り支度をしていた所、1人の指導員が、ニコニコしながらみっちーに話し掛けて来ました。
指導員 「いいオートバイに乗ってるねぇ~」
みっちー@ご機嫌♪
指導員 「君の腕には、もったいない位、いいバイクだよ」
みっちー@・・・ガーン!!
試験官にも教官にも、誉められた記憶しか無かったのに、初めて他人に言われた皮肉に、みっちーは、かなり傷ついたのでした。
確かに速くは無かったし、決して上手くもなかったけど、初めてなんだから、仕方ないじゃん!! 下手くそだから、こうやって練習しに来てるのに、何でそんな事、言われなきゃならないの?! ・・・と、心の中で叫びながら、でも、何も言えず・・ 講習会デビュー1日目は、ちょっぴり涙で幕を閉じたのでありました。
そして密かに心に誓ったのでした。
「そのセリフ、絶対に撤回させてみせるんだからぁぁ~!!」
コメント
また…
うっっ。 みんなひどい(;;)
みっちーは、いぢめられるとすぐウルウルする
心か弱き乙女なのに・・・。 くすん。
セリフの撤回どころではありません。
今では誰がみっちー様のお相手をさせて頂くかを
朝のイントラ室で協議する日々でございます(^o^;
おーたにちゃんに1票(^_^;)
えっ??? 誰がこわいお姉さんだって??(-_☆)
いつも優しくしてあげてるじゃない。
ねぇ~、おーたにちゃんっ。
>「そのセリフ、絶対に・・・
あぁ~・・そのときから、こわいお姉さんになったのですね。