初めて買ったCBR250Fも、結局乗ったのは半年ちょっとで、新しく出た、91モデルのCBR250RRが気に入って、すぐ乗り換えてしまいました。
よく回るエンジンと、車体のコンパクトさ、足回りの良さ・・、全てが凄く気に入っていたし、それ以上に大きいバイクに魅力を感じていなかったので、あえて大型が欲しいという気には、全然ならなかったのですが・・・
その年の10月10日、友達と行ったツーリングの帰り、ゼファー1100のセンタースタンドが掛けられるか、どうか・・の話になり、ものは試しでやらせてもらったら・・できたんですよね♪
「これだったら事前審査合格するよ」って、言われて・・
「事前審査が受かれば、半年間有効だから、その間に、試験に受かれば限定解除できる・・」って。
「そっか~」って、凄く単純に納得して、「じゃぁ、話の種に事前審査受けて来ようー」って、帰って来てから、二俣川の試験場に行って、事前審査を受けてみたら、あっさり受かったのですが・・、
そしたら、何と一週間後に、向こうから勝手に試験日を指定されてしまったんです! 大型になんて、乗った事もなかったのに・・・
仕方ないので、その足で近所の大型教習のある教習所に行き、試験日までの5日間、必死に練習を始めました。
教習所で、一つだけ印象に残っているエピソード・・。
パイスラの練習をしている時、教官がタンデムで教えてくれるとの事で、「じゃぁ、後ろに乗って・・」と言われたんです。
当然、「みっちーが一度バイクから下りて」→「教官が乗って」→「みっちーが後ろに乗る」・・という構想が、教官の頭の中には有ったのでしょうが、教官が、ハンドルを押さえてくれてる状態で、そのまま何の疑いもせずに、ずりずりと後ろに下がりタンデムシートに移動しました。(^^;
教官 「・・・・俺に、どうやって乗れって言うんだよ。。 」
みっちー 「・・・?」(気が付かない)
教官 「そのまま後ろにさがるかぁ~?? 普通。。」
みっちー 「・・!(゚O゚;)」(ようやく気付く)
まぁ、そんなこんなで5日間練習をして、とりあえず受けに行った訳ですが・・
当時、二俣川の試験場では、試験コースが3つあって、当日の朝その中から2つ決められ、直前になって自分がどっちのコースを走るのか、言われます。
車両はコース別に2台用意され、順次、試験開始となった訳ですが・・、みっちーの順番は、か~なり後ろの方。
最初はドキドキしていたのですが、余りの待ち時間の長さにいい加減、飽きてきて(^^; まだ、順番も来ないので緊張もほぐれていた、その時、、いきなり車両が1台追加され、名前を呼ばれ、みっちーから後ろの人は、その車両で試験をします・・って、アナウンスが入ったんです。
「準備が出来たら、乗車して下さい」・・って。
試験車両って最後の方になると、立ちゴケだの・・で、結構、調子が悪かったりする・・って聞かされてたけど、新しく出された車両は、そんな不具合も全くなく、大きなミスもしないまま、何となく完走できちゃったんですよね。
とりあえず、今回はコースの下見・・って思っていたので、本人も、全く緊張していなかったし。
・・で、受かってしまったんですよ♪
正直、「えっ??」って感じでしたが。
その試験官の記憶によると、二俣川の試験場で、それまで、女性が一発で限定解除に受かった例は無かったそうで、(その後の事は知りませんが・・) その日は、えらく試験官に誉められました。
そうして、免許証に「限定解除」の文字が増え・・、それからおよそ8ヶ月後、CBR600Fとの運命の出会いをするのでした。
コメント
楽しく読んで頂けて光栄です。(*^^*)
気負いが全く無かった事と、単に運が良かっただけだと思うのですが・・
教習所の合格記録にも名前を残して来れたので、ちょっぴり嬉しかったです。
でも、それ以上に、この時の「限定解除」が
今の自分に至るきっかけだったんですよね。
いつも楽しく読ませていただいています(^^)
けど、すごい!すごすぎる!!!
当時の二俣川は難しいことで有名で、男の人でも取るなら他の県に住民票を移して取られるという試験場じゃーないですか!(@@;;
身近に一発で取られた人って・・・男の人でもいませんでした。ひょえぇぇぇ(((@@;;